アニメ・マンガ一覧

バクマン。 #29-2 「文学と音楽」 クールな蒼樹紅とホットな中井

『バクマン。』 29 ページ 「文学と音楽」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 16 号)

本日のコーヒー (by Kanko*) (by Kanko*)

新キャラクタが登場する。

──と書くとネタバレだが、ネタバレを読みたくない読者がこのブログに来る意味を考えると、鼻の奥がムズムズする思いだ。たぶん、花粉の影響だろう。

自分は、アニメ作品をほとんど見たことがない。ハマった作品は、『新世紀エヴァンゲリオン』と『トムとジェリー』・『はれときどきぶた』くらいだ。そのおかげで、マンガやアニメ作品を語るときの、共通の話題に とぼしい。

今回の新キャラクタに似た人物を、どこかのアニメで見た覚えがある。絶対に「あの作品の誰々」にソックリなのだ。ガンダムのような、超が付くくらいメジャな作品にいるはずなのに、分からない。

──もしかして『ナウシカ』かな、とも思った。

続きを読む


バクマン。 #29-1 「文学と音楽」 男臭さと見吉のカレー

『バクマン。』 29 ページ 「文学と音楽」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 16 号)

Spicy (by doozzle) (by doozzle)

人気大爆発御礼巻頭カラー !! ということだが、カラーページは女子率 1% くらい(デフォルメされた見吉と背景のクラスメイトだけ)だったのが『バクマン。』らしいところだ(イヤミ)。

まぁ、カラーページに合わせてムリヤリにお色気シーンを挿入する、というマンガでもないけれど(別のマンガへのイヤミ)。

それに、見開きページのサイコーは迫力がある。手が込んでいるように見えるが、ごくあっさりと塗っているのだ。ジャンプ以外にも絵の仕事をこなす小畑健さんらしい、効率の良さを感じる。

内容も面白かった。新キャラクタの登場に新展開・我らが服部の七変化(表情がコロコロ変わるだけ)も見られた。

そもそも、この作品を読み始めて、「あれ、今回はイマイチだな……」と感じたことはない。なので「今週も面白かったです」と書けば終わるのだが、また 3 日間くらいかけて、ネチネチと感想を書く。

続きを読む


バクマン。 #28-3 「協力と条件」 服部の条件と福田の宣戦布告

『バクマン。』 28 ページ 「協力と条件」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 15 号)

Cherry Blossoms in Italy (by tizianoj) (by tizianoj)

今週号の『バクマン。』では、4 月 1 日の話が描かれた。──ただし、もう 2010 年の話だが。

4 月 1 日といえば、ウェブ上では「いつもと違ったサイトやページに変更して、訪問者を驚かせる」といった遊びが定番である。

エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2008年版 – GIGAZINE

毎年のように、このサイトでも 4/1 には何かしよう、と思っている。だが、生まれついての面倒くさがりなので、一度も実現していない。まぁ、あまり個人サイトで急にデザインを変えても、気が付く人もいないだろう(という逃げ)。

エイプリルフールの風習は、起源がハッキリしていないようだ。さらに、国によって とらえ方も異なる。たいへん面白いので、Wikipedia をご覧いただきたい。

エイプリルフール – Wikipedia

続きを読む


バクマン。 #28-2 「協力と条件」 見吉の告白と亜豆の衣装

『バクマン。』 28 ページ 「協力と条件」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 15 号)

Acorn hams / Jamones de bellota (by . SantiMB .) (by . SantiMB .)

今週の『黒子のバスケ』には驚いた。

先輩からパンを買ってくるように言われる→異常なくらい混んでる→でも普通に買えた→「めっちゃ おいしいです」(→えええー!・ガッカリ)

これがなぜ面白くないのか。たとえば『HUNTER×HUNTER』のグリードアイランド編で修行中に、

マサドラに行く→普通に買い物→「プラズマテレビが値下がりしてたね」「また来ようぜ!」(→ええー!)

今週の『SKET DANCE』で、

ボッスンとヒメコがデート→付き合う(→えー)

『ONE PIECE』で、

ドン!!!→勝つ(→あ、いつもの通りか……)

──という感じのダメな展開だからだ(最後にノイズが混じったが)。

バスケットボールのマンガなのだから、多少はムリヤリにでもバスケに絡めるべきだし、そうでなければもう少しページを少なく取るべきだ。ほとんど 1 話まるごと使う話ではない。

──なぜ、『バクマン。』の感想でこんな事を書いているのか。アンケートハガキの話と直結するからだ。

そもそも、アンケートハガキを出すような読者は、一般的ではない。その読者が、「面白かったもの 3 つ」の中に、今週の『黒子のバスケ』を入れるだろうか? 熱烈なファン以外は入れないだろう。

シロウトの分析には意味がないとは思う。しかし、こうやって少し考えただけでも、アンケートの上位に入ることは難しい、と分かる。なにしろ、「なぜ、面白かったのか」という理由はアンケートでは聞いていないのだ。自然に、好きな作品か人気のある作品に票を入れる。

こんな世界で、サイコーとシュージンは連載を開始できるのだろうか……。

続きを読む


バクマン。 #28-1 「協力と条件」 サイコーの照れとシュージンの発想

『バクマン。』 28 ページ 「協力と条件」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 15 号)

blade (by Deltasly) (by Deltasly)

サイコーとシュージンは、たった一か月でコンビ解消から再結成になった。早すぎる展開にも見える。

しかし、この年ごろの一か月は、われわれオトナが想像する以上に長い。その半分もあれば、ガラッと変わってしまう。

茨木のり子さんの『詩のこころを読む』の一節を思い出した。

少女時代「あなたが側(そば)に来ると、さあさあと血の流れる音まで聞こえてくるようだ」と老いた人に言われ、なにを寝ぼけたことをと聞き流してしまったのですが、いまや、若い人と話をしていると、新品のポンプでたえず汲みあげられる新しい血の流れ、とどこおりなく駆けめぐっている潺々(せんせん)の音が聞こえるようになりました。

詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)』 p.171

安西均の詩・「新しい刃」に言及した言葉である。「詩のこころ」はサッパリ分からない自分だが、この新しい血の流れという感覚は何となく分かる。──そういうトシになってきた、ということか……。

子どものころの自分は、何時間でも好きなことに没頭していたし、面白い物を求めて歩き回っていた。熱しやすく冷めやすい性格のためか、好きな物もコロコロと変わる。

その頃の自分だったら、邪道の SF 物から王道バトルに変更し、また王道の推理物へと変わる──という 2 人の感覚にもついて行けたはずだ。しかし、今の自分には「──すごいなぁ」という、ため息混じりの感想しか出てこない。

続きを読む


『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 7 巻 感想・2

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 7 巻「OGRESS」

ogress (by Lord Jim) (by Lord Jim)

7 巻の後半では、ヒメコの過去編が描かれた。

スイッチの過去と同じように、まったく笑いのないまま進行する。──と思いきや、ボッスンが出てきてからすぐに「いつもの感じ」の空気になるのが笑えた。

ここにスイッチがどうやって絡んできたのかが、非常に気になる。しかし──それは描かれていないのだ。想像で補おうにも、空白の期間の溝が深すぎる。

「ミステリィの本質は、書かれていないところにある」──というのは今でっち上げた言葉だが、外れていないだろう。ミステリィ・推理物が好きな作者らしく、スイッチがスケット団に入るきっかけの話は出てこない、ということか。

photo

SKET DANCE 7 (7) (ジャンプコミックス)
篠原 健太
集英社 2009-03-04

by G-Tools , 2009/03/08

続きを読む


『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 7 巻 感想・1

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 7 巻「OGRESS」

Tequila (by Riude) (by Riude)

早いもので、もう『SKET DANCE』の 7 巻が発売された。この巻ではヒメコの過去が描かれる。

スイッチの過去編もそうだが、あまり『SKET DANCE』らしくない。笑えないのだ。正直なところ、あまり好きな話ではない。それに、過去編のような作風が続けば続くほど、「アンケート至上主義」のジャンプでは後ろのほうに掲載される。

それでも、作者は描きたかった。どうしても読者に伝えたかったのだ。ファンとしては、しっかり目を開いて受け止めよう。

今回の感想は、過去編の直前までを書いた。

photo

SKET DANCE 7 (7) (ジャンプコミックス)
篠原 健太
集英社 2009-03-04

by G-Tools , 2009/03/08

続きを読む


バクマン。 2 巻 「チョコと赤マル」 新妻エイジと服部哲が登場!

『バクマン。』 コミックス 2 巻 「チョコと赤マル」

Hearts and Berries (by North60) (by North60)

コミックス 1 巻の発売から、はや 2 か月。2 巻が発売された。

この巻では、新妻エイジ・服部哲(あきら)・佐々木編集長が初登場する。

──あと、ほんのオマケ的に、服部雄二郎とかなんとかいう ただのアフロが出ている可能性もある(この扱いの差は──愛の差だ)。

続きを読む


バクマン。 #27-4 「策士と騙し」 サイコーのヤキモチと透明探偵

『バクマン。』 27 ページ 「策士と騙し」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 14 号)

イクラの海! (by ajari) (by ajari)

「透明探偵」について考えてみる。

探偵が透明になれるメリットは何か。事件を解決するための証拠集めに役立つだろう。容疑者の独り言や行動が丸わかりだ。

しかし、それを証拠として警察や裁判所に持っていくための工夫が必要である。「あ、オレ、透明になれるんです」では通らないだろう。──デスノートの使用者を法で裁ける世界があるのだから、透明探偵の発言も認められるかもしれないが。

透明になる条件はあるのか、それも気になる。『DEATH NOTE』も、あれだけルールを厳密にしていたからこそ面白かった。あの作品を読んだシュージンが、「いつでもどこでも透明になれる探偵」を創作するはずがない。透明になるための複雑な条件があるのだろう。──あるいは、「衣服は透過しない」というだけでも、よく考えたらツラいな。冬場とか。

(ここで、全裸で透明になっているときに「心拍数が上がる──というか、ある器官に一定以上の血流が送られると透明化が解ける」などというルールを考えたが、下品なので却下する)

でも……まぁ……透明になれると言えば、『Oh!透明人間』のような展開しか思い浮かばない(子どものころは、どうもお世話になりました!>作者さん)。自分のことだから、絶対にバレないような状況を整えた上で、誰にも気が付かれない・迷惑にならないように、すこしだけイイ思いをさせてもらう──と思う。その具体的な方法は、想像にお任せする。

みなさんは、透明になれたら悪用しませんか?(罪悪感をおすそ分け)

──いやいや、ちょっと待て! もしかして透明探偵って──女性という可能性もあるのでは?(ゴクリ……)

どうですか>マガ■ンあたりで柳の下(第二の赤松)を狙っている作家さん

続きを読む


バクマン。 #27-3 「策士と騙し」 シュージンのネーム作りと福田組

『バクマン。』 27 ページ 「策士と騙し」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 14 号)

Belleh Pilloh (by samantha s.) (by samantha s.)

いまほどマンガのキャラクタを うらやましく感じたことはない。34 年と半年ほど生きてきて、強くそう思う。

自分は、一度でも縁遠くなった人と再び仲良くなる──といった経験がない。引っ越しや就職で離れると、もう「さようなら」だ。別に、会いに行こうと思えば会えるし、連絡は取れるはずである(オンナノコは除く……)。

でも、なぜか、もう一度会おうとは思えない。

そうやって、どんどんと自分から交友範囲を狭くしていく──。

それに比べると、サイコーやシュージンたちは、非常にウマく接している。自分にはキセキにすら見えるのだ。

まぁ、「成功するまで会えない恋人(仮)」という関係を築ける人は、めったにいないと思うが……。

あと、「成功したらセイコウ」とか「亜豆とサイコーがセイコウ」とか、100 万回言われていると思う。絶賛発売中の『バクマン。 2 (2) (ジャンプコミックス)にそんなことは書いていないので、注意が必要である(何のだ)。

続きを読む