『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 6 巻「カイメイ・ロック・フェスティバル」
急に新キャラの杉崎綾乃(すぎさき あやの)が登場する。まるで、ボッスンの背中が寂しそうに見えたから近づいた、というような現われ方だった。
そう、あまり言うと安っぽくなるが、「どう見てもフラグが立っている」状況なのだ。それなのに、やはりボッスンは平常心だ。『ドラゴンボール』の孫悟空なみの反応の薄さである。
──などと言っているが、悟空は少なくとも二児の父だ。これはいま考えてもスゴい。
「鳥山明は恋愛が描けない」という、担当していた編集者(鳥嶋和彦氏)などの批評をそのまま信じ込んでいる人は多いと思う。そういう人に言いたい。「あンな、恋愛物ってイチャイチャしてるとこ描けばエエんとちゃうねんで!」(エセ関西弁)。
つまり、「作品における恋愛の表現には直接的な描写は不要である」ということだ。
『ドラゴンボール』には、悟空と■■・ブルマと■■■■との関係を想像する余地が残されている(そろそろ未読の読者も増えてくるだろうから伏せ字──あ、ブルマの相手は 2 人とも 4 文字だ)。その楽しみを自ら放棄するとは──もったいない!
どれだけ『ドラゴンボール』がラブコメとしても優れているかを、いつか記事にしてまとめよう。
──何が言いたいのかというと……。いまはこんなボッスンだが、ちゃんと将来は好きな人と付き合って結婚するのだろうな、と思った(小学生の感想文か)。











