小畑健一覧

バクマン。 #141-3 「年齢と実績」 見せパンと伸び代

『バクマン。』 141 ページ 「年齢と実績」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 33 号)

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(このパンには──もう伸び代がなさそう)

「パンチラ」という言葉を、世界で初めて考えた人は、だれなのでしょうか? こんな魔法の言葉を思いついた人は、きっと天才です。この言葉を使った場合に料金を請求できるとしたら、国が 1 つ買えると思う。

ちなみに、Wikipedia で調べてみると、「キミはぜんぜん分かっていないな!」という参考画像が貼られていました。それはパンモロですからー! 残念!!(ネタの古さが残念だ)

パンチラ – Wikipedia

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バクマン。 #141-2 「年齢と実績」 高齢者と『ぱんちらファイト』

『バクマン。』 141 ページ 「年齢と実績」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 33 号)

Peek a boo
(なぜか──別の意図を考えてしまう写真)

悪のヒーローを主人公にするのは、少年誌では むずかしい。連載が始まったばかりのころは目新しさを感じても、けっきょくは「正義の味方」になっていく。

この手の話題には、『ドラゴンボール』に登場する、ピッコロやベジータの名前を挙げれば十分でしょう。『HUNTER×HUNTER』のキルアも、けっして「善人」とは呼べない過去を持っている。

上の 3 人は大罪を犯しながら、主人公と並ぶほどの人気があります。そもそも、彼らのことを「悪人」だと思っている人は、あまり いないのでは?

過去の悪行は問題としない人が多いのでしょう。現実の世界では、一生 背負っていく「業」(カルマ)だけれど……。

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バクマン。 #141-1 「年齢と実績」 新人発掘と悪キャラ

『バクマン。』 141 ページ 「年齢と実績」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 33 号)

Why the world's forests are disappearing...
(生まれてから ずっと──悪いことしかしない)

すごい持ち込みのテクニックが出てきました。気に入らない編集者に当たった場合は、原稿を見せずに断わり、すぐに編集部へ電話する。そうすると、別の編集者が対応するという──。

このウラワザは、現実世界の集英社でも有効なのでしょうかね? マネする人が続出しそうな気がする。

新人のマンガ家にとって、担当者との相性は重要です。デビューの成功・失敗にも影響する。上の「担当者シャッフル」が実際に使える技であれば、持ち込みの新人は どんどん活用したほうが良いと思う。

しかし──、自分が以前に働いていた会社(ISP の関連会社)では、電話で話した内容と相手の情報を、すべて記録していました。データを共有して、電話番号や名前で検索・閲覧がすぐにできる。だから、今回のようなことは起こらないのです。

業界のトップを突っ走っている集英社が、まさか社員個人のメモだけで「新規顧客の管理」をしているなんて、そんなことは──あるのかなぁ……。

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バクマン。 #140-4 「限界と火の鳥」 虚勢と大歓迎

『バクマン。』 140 ページ 「限界と火の鳥」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 32 号)

Boba Fett?! Where?
(いま虚勢を張るのは──とてもむずかしい)

突然ですが、ここで問題です。『バクマン。』に登場するマンガ家の中で、「ストーリィ展開まで他人の力を借りた人物」は、誰だったでしょうか?

──答えは面白いことに、「マンガの天才・新妻エイジ」(サイコーと福田のアシスタント時代の話)と「以前は自分の作品が一番だと言っていた蒼樹紅」(福田がパンチラ指導)です。2 人とも、絶対に他人を頼らなさそうなのに、協力を受け入れている。

スランプの岩瀬も、誰かと一緒に物語の展開を考えたりするかもしれませんね。順当に考えればエイジに頭を下げるところだけれど──、シュージンだったら面白いかも。

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バクマン。 #140-3 「限界と火の鳥」 セルフとインターホン

『バクマン。』 140 ページ 「限界と火の鳥」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 32 号)

wazzaa ??
(アナタとワタシを──笑顔でつなぐ)

平丸一也と蒼樹紅は、本当に仲良くなってきましたね。いまの時期に「仲良し」という言葉は、勘違いされそうで言いにくいけれど(──そうか?)。

ただ、イマドキの恋愛にしては、進行が遅いように感じます。高校生のシュージンとカヤのほうが──早かった。オトナのほうが、恋に対して慎重になるからでしょうか。

『ふたりはマンガ家』(そのまま)というタイトルで、このほのぼのカップルを描いたら面白いと思う。──変身もしないし、年齢的にアレだけれど。

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バクマン。 #140-2 「限界と火の鳥」 ヒーローマンガとマンネリ化

『バクマン。』 140 ページ 「限界と火の鳥」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 32 号)

The X-Men
(世界を獲るために──乗り越えるべき相手)

エイジはバトルマンガで世界一を目指すようです。ここまでの展開は、前回の予想と一致していました。

バクマン。 #139-4 「最終話とコメント」 切磋琢磨と 1 番のマンガ : 亜細亜ノ蛾

たとえば、海賊の被害を受けている国で『ONE PIECE』ってウケるのかな──と思ってしまいます。ニンジャによく襲われる国で『NARUTO』とか(どこだよ)。

「世界を救うために戦う」というマンガなら、世界中で受け入れられそうです。特定の国や自国を嫌う人は多くても、地球まで憎む人は いないでしょう。いるなら、出てけ。

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バクマン。 #140-1 「限界と火の鳥」 ランキングと超新星

『バクマン。』 140 ページ 「限界と火の鳥」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 32 号)

rosalind
(新しい星は──いまも生まれ続けている)

今週の「ジャンプ」は、『バクマン。』が表紙でした! ──まぁ、「今週」というか、先週の土曜日に出ていたんですけどね……。

各キャラクタのお面を主要人物たちが かぶっている──という楽しい表紙です。クロウは(売れているから?)納得の完成度ですが、マコトは「コレジャナイ感」が漂っている。屋台でよく見る「ビミョウに似ていない お面」の感じがよく出ていますね。

新妻エイジが着ている浴衣には、マンガの「吹き出し」がデザインされている。これは実際にありそう。海外の有名ブランドが出していても、不思議ではありません。日本で堂々と着られるかどうか──は別として。

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バクマン。 #139-4 「最終話とコメント」 切磋琢磨と 1 番のマンガ

『バクマン。』 139 ページ 「最終話とコメント」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 31 号)

Crystal Ball #1
(磨いてこそ光る──宝石も男も)

新妻エイジが青森にいたころは、いつも退屈だったでしょうね。マンガを描いている時間以外は──。偏見かもしれませんが、エイジはイナカだと孤立するタイプだと思います。そんな彼にも優しかった女の子が、外海さん──だったりして。

バクマン。 #113-1 「不得意と心掛け」 恋の心情と外海時江 : 亜細亜ノ蛾

おそらく、青森にいても東京に出て来ても、エイジが描くマンガは変わらなかったと思う。「亜城木先生」とは誌面で出会えていたから、ライバル心も同じです。

それでも──、いつかは孤独に心を押しつぶされていた可能性がある。亜城木との初対面や、今回のエイジを見ると分かるとおり、意外と人なつこい性格ですからね。つかみ所がないのに、いつの間にか近くにいる。まるで、猫みたい。

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バクマン。 #139-3 「最終話とコメント」 オーロラと最後の勝負

『バクマン。』 139 ページ 「最終話とコメント」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 31 号)

18 Aurora Rays
(この世の果てまで──行ってみる?)

今回も、雄二郎は輝いています……! 最近の「アフロ美化運動」は目に余るというか、作者が雄二郎をどこへ持っていこうとしているのか、分かりません。「有終の美を飾る」ということ──なのかな。

新妻エイジは自由にやらせた方が良い──と雄二郎は思っている。しかし、作品のことで建設的な意見を彼が言ったことは、これまでの描写では──なかった気がします。福田の文句を「編集者の模範解答」で ねじ伏せたくらい?

おそらく、それは意図的な演出でしょうね。「雄二郎はテキトーな人物」という位置づけのため、作品について提案する場面・業務的な話などは、カットしてあるはず。毎週、彼とエイジは打合せをしていますからね。

だから、自分のような感想書きは、えんりょせずにアフロたたきに精を出せば良いのです! 「おパンなんとかをチラリする」のキャラクタがいたら、読者はモンモンとする──のと同じだと思う(自己弁護)。

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バクマン。 #139-2 「最終話とコメント」 元素記号と十二支

『バクマン。』 139 ページ 「最終話とコメント」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 31 号)

Elemental weights
(高価な順番──ではない)

7 年連載して 1 位で終わる──。長期連載したマンガの閉じ方としては、1 つの理想型ですね。もしかしたら『バクマン。』の作者も、この終わり方を目指しているのかもしれません。

実際の「ジャンプ」でも、長く続いた連載のいくつかが、前半のページに載っている。たぶん、アンケートでも上位でしょう。長年の読者の中には、「無条件で投票する」というファンもいるのかもしれませんね。

ただし、最近になって転落し始めた作品もあります。そろそろ飽きられたから──と見て間違いない。ファンという人種は、「いつでも同じ面白さ」を求めるのに、「いつまでも同じ展開」には飽き飽きなのです。身勝手ですね(人ごと)。

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