小畑健一覧

バクマン。 #148-3 「一発勝負と一話完結」 巨大 IT 企業と秘策

『バクマン。』 148 ページ 「使い捨てと闘争心」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 42 号)

Kevin Mitnick: Ghost in the Wires
(IT とは何か──と考えた時だけ存在する幻想)

インターネットで日常的に自分は、「こんなに かわいい子がいたなんて!」とニュートリノの速さで保存したり、「これは素晴らしい!」という情報を見つけたりしています。

そんな時に、ふと関連する情報を調べると──、的外れな批評や悪口などが書いてあって、げんなりする。それくらいなら、調べなければ良かった──と思いつつも、同じことを繰り返しています。

サイコーみたいに割り切れたら良いのに……。

──今ごろ気がつきましたが、川口たろうを知っている人たちから情報を集めようとしないサイコーが、すこし不思議に思いました。なんとなく考えたその理由は、下で書きますね。

ちなみに、関連情報の検索には、「Ceron.jp」が便利です。すこし前までスパムサイトと思っていたし、いまだにそう認識している人も多いけれど、上手に使えば役に立ちますよ! ナントカとカントカは使いようですね(?)。

Ceron.jp[セロン] - みんながリンクしたニュースを集めました。
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バクマン。 #148-2 「一発勝負と一話完結」 正々堂々と莫大な賞金

『バクマン。』 148 ページ 「使い捨てと闘争心」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 42 号)

337/365: The Big Money
(せっかく手に入れた賞金は──正々堂々と使おう)

小杉の着ているシャツには NYANNYAN とロゴが入っている。成人男性にはレベルが高すぎるアイテムだぜェ……。

もしかすると、『バクマン。』世界の 2014 年でも「NyanCat」が世界中で流行していて、その亜種なのかも。

2000万再生突破!中毒者続出の動画「NyanCat」って何? – NAVER まとめ

七峰のカーディガンにも N のイニシャルが付いているので、なんだか 2 人でペアルックを着ているみたい……。

そうか、これが小杉の言う「二人三脚」なのか──!

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バクマン。 #148-1 「一発勝負と一話完結」 息の根と正月休み

『バクマン。』 148 ページ 「使い捨てと闘争心」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 42 号)

椿
(彼には──当分は縁がない風景)

今週号の「ジャンプ」は全体的に おもしろかった!

自分が感想を書いている『バクマン。』・『HUNTER×HUNTER』・『SKET DANCE』は当然のように楽しく読めたし(だから感想を書いている)、『めだかボックス』も意表を突いた展開で驚きました。

ああ、中学生のころから「ジャンプ」を買い続けて良かったなぁ──としみじみ思う、秋も(ついでに実年齢も)深まってきた今日このごろです。

どの作品も気合いを入れて書いてあったのは、もしかして『H×H』が巻頭カラーだったからかな──と今回の『バクマン。』を読んで思いました。現実世界の「ジャンプ」にも、「福田組」みたいな組合があるのかもしれない。

さて、今週も 4 回に分けて書いていきますね──。

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バクマン。 #147-4 「使い捨てと闘争心」 コケと他誌

『バクマン。』 147 ページ 「使い捨てと闘争心」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 41 号)

Chicken.
(コケにされたら──トサカにくる)

編集長が七峰に突きつけた条件は、とても厳しい。

──でもじつは、以前に編集長が言った「マンガは面白ければ 連載される」という言葉どおりでもあります。それに、ライバル同士で戦わせるのが好きなのでしょう。

前のページで編集長は、もう七峰と関わらないような発言をしていましたが、これで一貫した態度を保つことができましたね。

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バクマン。 #147-3 「使い捨てと闘争心」 被害者と愛のない人

『バクマン。』 147 ページ 「使い捨てと闘争心」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 41 号)

Broken heart
(愛を もらえない人も──被害者ですか?)

七峰の会社の やり方について、編集部での意見は下の 2 つに分かれています。

  • 面白ければ いいってもんじゃ ない
  • 面白ければ 作り方なんて 関係ない

でもじつは、後者の意見は ごく少数なのでした……。

この話し合いを港浦が仕切っているように見えて、なんだかイヤな感じです。班長である相田よりも目立っている。

最近は静かだったのに、初期・港浦の「お調子者」が復活してきましたね。そう見える理由も、あとで書いてみました。

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バクマン。 #147-2 「使い捨てと闘争心」 地球人と度肝

『バクマン。』 147 ページ 「使い捨てと闘争心」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 41 号)

Use the what?
(広い宇宙には──地球人 以外もいるようだ)

新妻エイジの推理力は、ますます切れ味が増しています! いまは(連載しながらの)「充電期間」だから、勘が鈍っていそうなのに。

DEATH NOTE』の L ──はムリだから、ニアとエイジで「世界一の名探偵 対決」をして欲しい!

しかし──、あの時点でエイジが持っている情報から、作家の使い捨てまで推理できるものでしょうか? 本当に超能力者や宇宙人として、作者はエイジを描いているのかもしれませんね。

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バクマン。 #147-1 「使い捨てと闘争心」 光栄と復帰

『バクマン。』 147 ページ 「使い捨てと闘争心」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 41 号)

Koei: 戦国無双3 (Sengoku Musou 3) booth
(荒ぶる男どもが──戦う場所へ)

とうとう『バクマン。』も 3 周年を突破しました! 色鮮やかな表紙とセンタ・カラー、さらには「キャッチフレーズ グランプリ 2011」の優勝作品も含めて、この作品を祝福しています。

全部、描いているのは作者の小畑健さん自身ですケド。

お祝いのケーキを自分で焼いている──みたいな感じ。

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バクマン。 #146-4 「本番と腹の虫」 信用問題とネーム力

『バクマン。』 146 ページ 「本番と腹の虫」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 40 号)

my life's logos v.2
(「名前」には力があり──信用も集める)

今回のラストは、サイコーと七峰が、自分の持ち味を十二分に出していて笑えました。

「──七峰透はともかく、サイコーも?」

という人のために、「笑いどころ」を書いておいたので、サイコーを見る時の参考にしてくださいね。──こんなことばかり書いていると、ファンから■されそうだなぁ……。

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バクマン。 #146-3 「本番と腹の虫」 初心とクローゼット

『バクマン。』 146 ページ 「本番と腹の虫」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 40 号)

クローゼット Closet
(思い出が詰まったクローゼットに──光が差す)

「服部流・交渉術」がビシバシ展開されました!

短い会話の最中に いくつもの技を詰め込む──という高等なテクニックが使われています。服部の会話を拾っていくだけで、交渉術の本が書けそうな気がする。

魔法少女を契約させるのも、服部なら簡単なはずです!

“魔法少女まどか☆マギカ” アーカイブ | 亜細亜ノ蛾

原作者の大場つぐみ先生は、このようなセリフがスラスラ出てくるのでしょうかね? 先生自身も交渉上手だったりして。

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バクマン。 #146-2 「本番と腹の虫」 好都合と利用

『バクマン。』 146 ページ 「本番と腹の虫」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 40 号)

Chihuahua figurine, in Japanese formal wear #524
(お金も人も犬も──ご利用は計画的に)

今回の感想を書く範囲は、東と服部の打合せ風景です。

──むさ苦しい部屋で男 2 人が話し合うという、なんとも華がない場面だし、あまり動きも ありません。『SKET DANCE』や『銀魂』のような、「ダラダラとした会話ながら、ネタを仕込んでくる」──わけでもない。

それでも、「服部らしさ」が見られて面白かった!

服部は、無表情な外見からすると「冷たい男」に見られがちだけれど、芯は熱い。熱すぎて、周りの人間にも飛び火することが しばしばです。

「冷血人間」なサイコーや、相棒のシュージンも、何だかんだ言って服部の情熱に「動かされている」ところが多いんですよね。

そういう視点から『バクマン。』を読み返すと、また違った面白さが味わえるかも。

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