小畑健一覧

バクマン。 #163-2 「意思確認と承諾」 ラジャーと前置き

『バクマン。』 163 ページ 「意思確認と承諾」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 08 号)

7/365 No Leaf Clover...????「ラジャー」に妙な意味はないよ──と前置きする

久しぶりに服部の自宅マンションが出てきました。かの天照大神(アマテラスオオミカミ)も愛用したという冬の神器・コタツとミカンを堪能している。もう 1 つの重要アイテム──もとい家族として、ネコもいて欲しいところですね。

(ちなみに、アマテラスの名前がパッと出てこなくて、「日本最初のヒキコモリ」で検索しました。そういうネタのほうが忘れない。──これってテストや受験に応用できそうだな)

あいかわらず部屋が本で侵食されているけれど、服部の趣味は読書だけなのでしょうかね。マンガが奥さま・本が愛人という感じ。見た目はスポーツマンなんですけどね。

何かの間違い──いや大正解で岩瀬と付き合っていたら、同じコタツに彼女も入っていたでしょう。でも服部はマンガのことばかりを考えて、「家で一緒にいる時くらい私を見て!」と岩瀬が言ったり──する未来は存在しないのかな……。

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バクマン。 #163-1 「意思確認と承諾」 視聴率と深刻な顔

『バクマン。』 163 ページ 「意思確認と承諾」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 08 号)

TV Shows We Used To Watch - BBC Juke Box Jury 1959-672 度と来ない──視聴率なんて気にしない時代

連載の開始から 1 年程度でアニメ化は早い。──これは業界の常識として知られていますが、あまりアニメを観ない自分には不思議です。1 年前に始まった週刊連載のマンガを 1 週間に 1 度アニメにして、どうして追いつくのだろう?

原作よりもアニメの内容を充実させることがプロの仕事では? ──などとシロートが生意気な口をきいたけれど、実際は難しいのでしょうね。

たとえば、逆にアニメからマンガになったハノカゲさんが描く『魔法少女まどか☆マギカは、アニメと同じ全 12 話に収めているけれど、あきらかにページが足りなくて苦労しているな──という感じでした。

ここから考えると、アニメよりもマンガ原作のほうが、1.5 倍か 2 倍くらいの量が必要そうです。ということで結論は、『まど☆マギ』はアニメもマンガも、2 期・3 期が必要ですね!!

“魔法少女まどか☆マギカ” カテゴリィの記事 | 亜細亜ノ蛾

(この記事は『バクマン。』の感想です)

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バクマン。 #162-4 「温泉と二択」 キザと後番

『バクマン。』 162 ページ 「温泉と二択」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 07 号)

2010-05-27_155159_Canon EOS 7D_18-270mmキザな彼は──いつも高みを見ている

旅の恥は かき捨て」は、悪い意味で使われることが多い。催しものや祭がある日には、路上駐車が何となく許される──みたいな感覚です。

旅の恥はかき捨て の意味 旅に関連する慣用句 – Weblio辞書

しかし今回の話では、この言葉が良い感じに使われていますね。手アカの付いた慣用句がキレイに浄化されたような、新鮮な気分を味わいました。

キザなことを言うために、旅に出るのも面白そう!

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バクマン。 #162-3 「温泉と二択」 初日と一番の運

『バクマン。』 162 ページ 「温泉と二択」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 07 号)

初日の出に誓うさまざまな人の願いを載せて──日は また昇る

これだけ長々と大量に感想を書いているのに、ふと「本当に『バクマン。』って人気があるの?」と思ってしまいます。

もっと具体的には、「『バクマン。』の どこを読者は好きなのか」が見えてこない。──なんだか下の記事みたいですケド。

きちんとした質問が できない人たち | 亜細亜ノ蛾

たとえば今回は「パーティ会場や温泉地でダラダラすごす」という話でしたが(え?)、これは多くの読者に支持されるのだろうか──と不安になってくる。各作家が必死に執筆する回と、今回の息抜き回とでは、どちらが人気なのでしょうかね。

たとえ世の中で自分ひとりしか読者がいなくても、それでも好きでいれられるし、感想も書き続けますよ!

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バクマン。 #162-2 「温泉と二択」 社員旅行と飲みなおし

『バクマン。』 162 ページ 「温泉と二択」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 07 号)

shot@鬼怒川社員旅行も楽しまなければ──鬼が怒る

はしゃぎながら卓球をするカヤが、『ポケットモンスター』とか『パロディウス』に出てきそうな顔で面白かった! あるいはヤドカリみたいに見える。原形あれへんがな。

デフォルメ具合が立体にすると映えそうなので、このままカヤをフィギュア化して欲しい!

そもそも『バクマン。』のフィギュア自体が すくなくて、自分の知る限り、カヤの立体化は下のプライズ賞品くらいです。良いキャラなのになー。

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バクマン。 #162-1 「温泉と二択」 特賞と知名度

『バクマン。』 162 ページ 「温泉と二択」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 07 号)

HD-DVD vs Blu-ray
(この規格の知名度は──と考えては いけない)

作品の中では 2017 年 になっています。ブルーレイ内蔵 60 型 3D テレビは、5 年後の世界でも高級品なのでしょうね。そのテレビを置いて鑑賞できる空間のほうが得がたいと思うけれど、「ジャンプ」作家なら余裕──ということかな。

「ビデオの録画・再生ができる機能を内蔵したテレビ」と言えば、自分はナショナルの「テレビデオ」を思い出します。便利と言えば便利ですが、「ビデオが故障したらテレビまで見られなくなる」というクレームも多かった。

──あ、今こんなことを書くと「逆ステマ」とか言われてしまいますね! ソ■ーさん、すみません! そして GK さん、乙です!

絶賛発売中の『バクマン。 (16)』(←ステマ)に書いてある大場つぐみさんのコメントによると、「つねに現代と思って読んで欲しい」とのこと。そう言われても、近未来の世界観は気になりますよね。5 年後の自分は何をしているのだろう……。

バクマン。 16 巻 「新人とベテラン」 簡単じゃないと立ち直り | 亜細亜ノ蛾

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バクマン。 #161-4 「息継ぎとパーティー」 ネームバリューと部数

『バクマン。』 161 ページ 「息継ぎとパーティー」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 05・06 合併号)

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(名前よりも──思い出に価値がある)

文字どおりに腹一杯の食事を楽しんでいるエイジに比べて、まわりの大人たちは頭一杯に お金もうけのことを考えています。

おもわず「大人って……」と言いたくなる場面ですよね。子どものように純真なエイジと、金に汚い社会人との対比が痛々しい──とか。

その考えは間違いです。

そもそも この会場は、「優秀なマンガ作品には賞金を与えましょう」という手塚賞のために用意されている。お金の話が飛び交って当然です。

よく考えるまでもなく、お金は大事だよ。

ちなみに自分は「お金大好き!」なゼニゼニ亡者です。なので、アニメ制作会社の社員たちを見て、「もっと上手に誘えよ……」と思いました。たとえば、雄二郎よりも先に、美味しい料理を持ってくれば良いのに。

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バクマン。 #161-3 「息継ぎとパーティー」 ゲストとアズキュン

『バクマン。』 161 ページ 「息継ぎとパーティー」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 05・06 合併号)

cider / strong bow
(ゲストは黄色と──昔から決まっている)

今回の加藤は かわいらしかった! 彼女は仕事熱心で良い人ですよね。下の記事でも彼女を大プッシュしています。──最後に たたき落としているけれど。

バクマン。 #156-2 「余裕と修羅場」 スタイリッシュと仕切り直し | 亜細亜ノ蛾

パーティーへの意気込みを感じる加藤の格好は、彼女なりの「勝負服」でしょう。おしゃれで女性らしくて素晴らしい! たとえば合コンなんかに参加したら、かなりのモテ子さんに なるのでは?

声優の北見は人脈も豊富でしょう。今回の見返りとして加藤は、声優や事務所の人を北見に紹介してもらったほうが良い。

あと ちょっと思ったのは、加藤の さらさらヘアーと洋服の感じが、なんとなく亜豆美保を意識している感じです。やっぱり、サイコーに対して「あわよくば──」な考えがあったのではないかな。

──と この時点では思っていた。

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バクマン。 #161-2 「息継ぎとパーティー」 400 万と審査員

『バクマン。』 161 ページ 「息継ぎとパーティー」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 05・06 合併号)

cow pug
(審査員に気に入られようと──努力を重ねた)

雄二郎が調子ぶっこいている。それは いつものことだけれど、創作の世界では「調子に乗った人間はヒドい目に会う」が鉄則です。いずれアフロにも正義の刃が振り下ろされるかも しれませんね。

浮かれている雄二郎を尻目に──もせず、新妻エイジは執筆に専念している。2 人の温度差は離れる一方です。なんとなく、近い将来に その差が致命的になりそうな気がする。珍しく雄二郎に怒鳴っているし。

そもそも、マンガ家の執筆中にピーチクパーチク話しかけること自体が、編集者として失格です。しかし、それだと絵にも話にもならないから、それは見逃しましょう。

雄二郎(と読者)の疑問にポポポポーン! と軽快に答えるエイジが小気味よかった。もしもエイジにマンガ家の才能がなかったとしても、この分析力があれば どんな現場でもトップになれそうですね。たとえば、探偵とか。

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バクマン。 #161-1 「息継ぎとパーティー」 コミックス派と下の層

『バクマン。』 161 ページ 「息継ぎとパーティー」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 05・06 合併号)

Miniature Dollhouse Food - Three Layer Cake
(これなら下の層まで──息を継がずに食べられる)

この作品に登場する原作と作画のコンビ作家は、もうすこし増えても良いと思います。亜城木のほかは、なぜか特殊な組み合わせが多かった。

蒼樹紅と中井巧朗の場合は、人物の顔だけは蒼樹が作画しています。東美紀彦は、七峰透の会社から原作を提供されていた。どうして変わったコンビが多いのだろう?

たとえば、西尾維新先生のような人気の小説家と、売れっ子マンガ家とのタッグなども出して欲しい。

──ものすごく今さらな話だけれど、巨大な会社を立ち上げる前に、七峰は西尾先生に巨額を投じれば良かったのかも しれません。下の記事でも取り上げたように、一年に何作も書けるスーパ作家ですからね!

バクマン。 #153-3 「世界と相手」 勘弁と密度 | 亜細亜ノ蛾

ちなみに──、そんな西尾維新先生は、僕は「森博嗣系作家」って言われたいです──と語っていました。そのインタビューが収録された『森博嗣本』は、両先生のファン必携のアイテムですよ!

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