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[了]陰摩羅鬼の瑕、読了

前回のエントリー・[読]陰摩羅鬼の瑕、ようやく半分(400ページ)まで読んだ : 亜細亜ノ蛾から、一気に読み終わった。

もし、本作品をうっかり間違って「本格派ミステリィ」として読んでいた人は、ビックリする(か怒り出す)だろう。本作品は、というかこのシリーズはあくまでも「妖怪小説」だ。

それにしても今回は「トリックが全くない」内容になっている。自分の中では「ミステリィとは、文中に“謎”が出てきて、その謎が解かれないまま物語が進行していく作品」と解釈しているので、本作品もミステリィと言える。

冒頭の「この人の論旨には瑕がある。」というただ一言の謎(というか真意)を解くために、その後の700ページが費やされている、という印象。

しかし、作中で「探偵は推理をしない」し「拝み屋が憑き物落としをする」までは「犯人死者もいないし、そもそも事件は起きていない」という、本シリーズに慣れていない人には少々敷居が高い内容になっている。……まぁ、あくまでも「探偵が犯人を言い当てる」というタイプのミステリィと思って読むと、だけど。

そうはいっても、ちゃんと最終的に犯人は逮捕されるし事件は解決する、という、何とも説明しにくい作品だった。

陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)
京極 夏彦

講談社 (2003/08/09)

売り上げランキング: 14,269

通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.68



[読]陰摩羅鬼の瑕、ようやく半分(400ページ)まで読んだ

今頃、読み始めた。発売から二年近く経っているのか。

今は400ページくらいまで読み進んだ。ちょうど半分くらい。まだ事件は起きていない……。というか、400ページを費やして、人物紹介と過去にあった事件の説明という、普通の小説の冒頭部分が、ようやく終わった辺り(まだまだ続く可能性もあるが……)。この前100ページは、延々妖怪談義だったり。

京極氏の小説の特徴として、本編が始まる前に「事件解決直前」の描写が描かれている。それでいて謎解きに支障が無いのが見事。まぁ、当然「誰がラスト近くまで生き残ったか」は分かるが。

まだまだ感想が書けるほど物語は進行していないので、読了後にまた記事を書くことにしよう。

ところで、関君はいつも通りだった。「関口巽=碇シンジ」として読むのもアリ?

陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)
京極 夏彦

講談社 (2003/08/09)

売り上げランキング: 14,269

通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.68

5 しんみりしました。

4 不思議な印象

3 鳥の城


ちゃんと人物紹介もあるので、これから読み始める人にもいい。

てか、「鳥の城」って感想はどうだろう……