まるごと JavaScript & Ajax ! Vol.1
404 Blog Not Found:販売開始 – まるごとJavaScript & Ajax! Vol.1 で告知されてから気になっていたので、サクッと購入しました。
- まるごとJavaScript & Ajax ! Vol.1
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- 発売元: インプレスジャパン
- 発売日: 2007/02/15
好きな漫画の感想、便利なアプリ・おすすめ商品の紹介
404 Blog Not Found:販売開始 – まるごとJavaScript & Ajax! Vol.1 で告知されてから気になっていたので、サクッと購入しました。
現在、自分こと asiamoth は Perl のお勉強中である──
──が、勉強法が如何に間違っているかをさらけ出そうかと。
で、最初に結論を言うならば、プログラミングを学ぶなら「本を読むのもいいが、まずは手を動かす(コードを書く)のが大事」なのだなぁ、と。
PHPサイバーテロの技法―攻撃と防御の実際の中で「お勧めする入門書」として書かれていた、『はじめての PHP 言語プログラミング入門』を読み終わりました(後半、意識がうつらうつらしつつ)。
──まず、自分がこの本をレビューするのには 100 万光年早い(ツッコミ所)ことをお断りしておきます。
──というくらい、自分にはまだ、この本の真価は理解できない……!
本書は、他の「入門書」を熟読して、簡単な掲示板プログラムなどを動かせるようになった後──くらいでもまだまだ早いかも知れません。
すでに PHP に慣れた人が、復習のために読む──くらいがちょうどいいかも。
我が座右の書、何度も紹介している森博嗣のミステリィ工作室から印象的な言葉を引用します。エロチック街道(筒井康隆・著)の書評で、次のように語られています。
他の追随を許さない切れ味があって、こんな作品を読むと、書く意欲を失いますね。(……)
実は、あまり何度も読みたくない作品群です。同じ天才でも、サリンジャーの作品などは、僕が真似できないのはもちろんですが、そこからエッセンスをいただいて刃物を研ぐことができます。でも、この本はそういう風にあやかることすらできなくて、危険さえあるのです。おそらく、僕が本当に書きたかったのもこういう世界だからでしょう。
森博嗣のミステリィ工作室(p.153)
「刃物を研ぐ」というのは「心の刃物を研ぐ」の意味です。感性が鈍ってきたときに心を引き締める、ということですね。森博嗣さんにとって、サリンジャーを読むことはプラスになっても、筒井康隆を読むことはマイナスになり得る、と。
──前置きが長くなりましたが、自分にとって「あやかることすらできなくて、危険」なサイトを紹介します。
さいきん知った、「子鹿」というサイトが面白いです。
シンプルなデザイン(2007-01-13T22:49:28+09:00 現在)と短い文章が好印象の、日記サイトですね(はてなダイアリーだから当たり前、か)。about ページ を見ると、今日でちょうどユーザー登録から本日までに日記をつけた日数:333日
ですね(どこかで聞いたようなフレーズ)(狙っているわけではない)。
初めて読んだ日記は小鹿 – 別にくやしくはなかったで、はてなブックマーク – ネコプロトコルブクマク / 2007年01月11日経由ですね。クスッと笑って(Firefox の)タブを閉じる前に、ふと「まぁ、面白そうだし LDR に登録しておくか」、と。
それがいけなかった。──いや、いけないことはないのですが、過去の日記も読むと──お、面白すぎる。──で、冒頭の森博嗣さんの言葉のような感想になったわけです。自分が「本当に書きたかったのもこういう世界」なんですよね……。
どの記事も「抱腹絶倒! 椅子落ち! 100 ブクマ越え!」──という感じではなくて(失礼)、「日常に潜む、いやむしろ、無理矢理に日常からほじくり出した『クスッ』」を書き連ねる、というスタイル。どの日記を読んでも、どこまでが天然でどこからが計算なのか──。いずれにしても、敵わないです。
ひょっとしたら、人によっては徹底的に面白さが判らないであろうところが、ますます自分好みです。是非ともご自身の目と心で味わってみてください。どこが面白いのか、何故面白いのか、自分に合うかどうかも自己判断で──。
突然何かを受信して、『PHP サイバーテロの技法──』を読み始めました。これがまた、面白い!
この本で特に面白いのは、「実際に攻撃してみましょう」というスタンスなのが楽しい。──と言っても、どこかの掲示板に悪意を持ったスクリプトを仕掛ける、というわけではなく、サンプルをダウンロードしてローカル環境で試すわけです。──もちろん、そこで得た知識で悪戯をしたくなるのも人情ですが──。
ぼくはまちちゃん! の「善意の悪戯」の数々を見て、どうやって脆弱性を見つけるのかな? と興味を持った方(それ何てオレ?)にお勧めしたいです。
まず、導入部で書かれている、20 年まえに起こった悲劇が印象的です。子供ふたりがふざけて遊んでいたところ、一人が重傷を負い、一生、下半身が成長しなくなってしまいます。そこで、けがを負わせた子が、一生面倒を見ると誓うのです。
その後、20 年経った夏の終わり、「ロートレック荘」と呼ばれる別荘に訪れます。
ありがちな古い洋館(隠し扉もあるよ)に、ありがちな人々(お金持ちとか)が集い、ありがちに殺人事件(しかも連続)が起こる!(どぎゃーん!) ──などという陳腐な小説を、筒井康隆氏が書くわけもなく。淡々と、しかしじわじわと迫ってくるような文体で読ませます。
そして、やはり予想外の結末が書かれていました。──ミステリィで、「予想外の結末」ほど「想定内」なことはないのですが。
もしもこの小説が「はてなダイアリー」に書かれていたなら、「おとなり日記(小説)」には、あの作品とかあの作品とか……作者名を書いただけでもネタバレになりそうな小説が並ぶことでしょう。それくらい、トリックや小説の構造は、ミステリィファンにとってなじみのあるモノです(いやでも、あの作品を知らない人は度肝を抜かれるよなぁ……ぶつぶつ)。
しかし、圧巻なのがラスト。ここでも、ありがちに謎解きが行われるのですが──ちょっと、他では見たことがないくらい「丁寧な答え合わせ」になっています。ここまで徹底されると笑えてくるというか、パロディ小説と見ることすらできそう。
つまり、予想外なのはトリックよりも謎解き部分という、ひねった構造になっています。
そして、最後のほうで息を呑みました。──うーん、やっぱり凄い。何とも悲しい物語ですね。
自分は「レシピ本をぼーっと眺める」のが好きです。とくに、あまりなじみがない食材を使った料理──要するに食べる機会が少ない、高級料理なんかのレシピを眺めたりするのが面白い。──ショウウィンドウ越しにトランペットを眺める、みたいな感じでしょうか。
食べ物についての話を聞くのも好きです。自分は、あまり外食に行かないので、同じ世代の人と比べても、食べたことがあるものが少ないです。例えば──伊勢がすぐそば(といっても車で二時間)にあるのに、アワビを食べたことがなかったり。名古屋に行く機会はあっても、本場(?)の「味噌カツ」や「海老フリャー(名古屋人はそんなこと言わない)」は見たことすらないですね……。なので、人が食べたものについて語っている話を聞いて、世間にはそんな美味い物があるのか──と想像してみたり。
そんな自分と比べるのがおこがましいくらい、有りと有らゆる物を食べ尽くしてきた二人の対談本を読みました。
美味しんぼの原作者、雁屋哲氏はともかく、岸朝子さんは寡聞にして知らなかったのですが、凄い経歴の方なんですね(本文末に関連情報を載せました)……。「レシピ本」などというものがあるのも、ひょっとしたら彼女たちのおかげかも知れません。
まぁ、そういった肩書きより何より、岸さんの「歯に衣着せぬ」という表現がピッタリな話し方がすがすがしい。さすがの雁屋氏も押され気味──かと思ったら、「何方もどっち」だったという。
食に関する蘊蓄や、戦前・戦後の日本における過酷な食事情、『美味しんぼ』の舞台裏などが語られてます。岸さんも雁屋氏も、質を犠牲にして大量生産された食品について、いろいろと戦ってこられたそうです。『美味しんぼ』でも、何度か出てきていましたね。例えば、カップめんに「栄養表示」がされるようになったきっかけも、岸さんたちが言及したところが大きいそうです。──安全な「食」について真剣に考える人がいるおかげで、日本の食文化が(ギリギリのところで)守られているのでしょうね。