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バクマン。 #92-4 「意地と決断」 大問題と緊急事態

『バクマン。』 92 ページ 「意地と決断」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 31 号)

Emergency Off (by Gilbert R.)
(緊急事態を取り消せるボタン──があればいいのに)

DEATH NOTE (13)』を読んで驚いたことに、『DEATH NOTE (7)』での「あのデキゴト」も『DEATH NOTE (12)』での終わり方も、ほぼ初めから作者は決めていたそうです。

この作品でデビューした大場つぐみさんは、なんと才能あふれる人なのでしょう……!

同じ作者が描く『バクマン。』も、きっと先のほうまで展開が決めてあるのでしょうね。

とはいえ──、今となっては「なかったこと」にしたいことも、細かい部分ではいくつか出ているはずです。『走れ! 大発タント』とか、仲井? 中居? という人とか……(細かくない細かくない)。

一番の困ったデキゴトは、新妻エイジの「権限」でしょう。誰よりもマンガを愛する、エイジはそんなこと言わない。これ、いまだに真意が分からないなぁ……。

もし僕が ジャンプで一番人気の 作家になったら 僕が嫌いな マンガをひとつ 終わらせる権限を ください

バクマン。 (2)』 p.46

ところが今回、エイジは「権限」を発動するのです!

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バクマン。 #92-3 「意地と決断」 亜豆の為と私達の夢

『バクマン。』 92 ページ 「意地と決断」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 31 号)

Disney - Remember... Dreams Come True (3) (Explored) (by Express Monorail)
(「夢の国」にもない夢がある)

マンガに限らず創作の世界では、話が進むにつれて登場人物が増えていく傾向にあります。中には、人気取りのためだけに、キャラクタを乱立させているだけの作品もあったりして……。

登場人物が増えると、「このキャラとこのキャラとの会話が聞きたい」と思うことが多いです。『バクマン。』では、新妻エイジはどのキャラと組み合わせても面白そう。

今回、亜豆とエイジが同じ場面に出てきます。2 人とも異次元の世界に住む住人だけに、会話が成り立つのかどうか心配でしたが──、

──やっぱり、一方通行だった。

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バクマン。 #92-2 「意地と決断」 素直じゃないと煮え切らない

『バクマン。』 92 ページ 「意地と決断」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 31 号)

100424夕飯:煮物 (by mersy)
(本当に「煮え切った」ら──おいしくない)

「持つべきものは友」という話でした。

『バクマン。』はよく、「マンガ家パート」と「恋愛パート」に分かれる──と言われていますが──、「友情パート」も忘れちゃ困るぜ!

シュージンがサイコーを、カヤが亜豆を、それぞれ温かく見守って力になってきたからこそ、いまの 4 人があるのです。

だって──、サイコーと亜豆は、けっこう他人に冷たいし……(暑中見舞いとか、絶対に出さなさそう)。

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バクマン。 #92-1 「意地と決断」 オーディションとキャリア

『バクマン。』 92 ページ 「意地と決断」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 31 号)

Some auditions were hotter than others (by darkmatter)
(夢を叶える場所──夢を落とす場所)

今回の『バクマン。』には、作中作である『CROW』が出てきました。

面白いことに、『+NATURAL』のコマを引用する際に、c秋名愛子・新妻エイジ 集英社──とキャプションが入っているのです。

わざわざ架空の作品の著作者まで尊重するなんて、手が込んだギャグだな──と思ったけれど、不正コピーは「ダメ。ゼッタイ。」という強い主張なのかも。

参考: 発売前の「週刊少年ジャンプ」などを撮影してYouTubeで公開していた中学生を逮捕 – GIGAZINE

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バクマン。 #91-4 「票と表」 『北斗の拳』と真の 1 位

『バクマン。』 91 ページ 「票と表」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 30 号)

Hokuto No Ken Raoh et M Vegeta (by Pathien)
(ある意味「ライバル同士」)

ご存じのとおり、『バクマン。』はマンガ家を描いたマンガです。

そのため、メタな視点からの読み方──つまりは、「マンガ家の視線から見た──マンガ業界のバクロ」として読んでいる人も多いでしょう。たしかに、出版業界の暗部を、本作品を通して見ているような気もする。

また、メタと言えば──『バクマン。』自体が、作者自身のサクセス・ストーリィと見る人もいます。作中に出てくる主人公と作者とは、両者とも「原作者と作画」のコンビですからね。

今回は、サイコーとシュージンが、ようやく成功への足がかりをつかんだ──といったシーンが出てきます。これも、なんだか作者と置き換えが可能そうに見えますが──、実際はどうなんだろう……。

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バクマン。 #91-3 「票と表」 赤飯とオモチャ

『バクマン。』 91 ページ 「票と表」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 30 号)

Cooking Lecture: Japanese - 赤飯 (Sekihan) - Azuki Bean Rice
(材料が「あずき」だからサイコーにピッタリ)

昨日の感想を書いた範囲には、終わりに「見開きの 2 ページにまたがったコマ」がありました。このマンガには、非常に珍しい。

さらに言うと、「セリフのないページ」は、ほとんどありません(「38 ページ」で、中井が輝いていたマボロシの回くらい)。いつもいつも──毎ページ毎ページ──、ビッシリとセリフや情報がつまっている。

今回のように、やった…しか言っていないコマや、大きなコマが出てくると、ものすごく目立つ。

それだけに、サイコーたちの喜びが、コマから飛び出して伝わってくる!

同じころ、ライバルたちも──燃えるようなキッカケに出会うのです。主人公とライバルが同じレベルで(インフレ的に)パワーアップしていく──という、バトルマンガでもオナジミの展開ですね。

『バクマン。』は邪道マンガのようでいて、キッチリと王道を歩んでいるのです。

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バクマン。 #91-2 「票と表」 割り込み禁止と 4 時半

『バクマン。』 91 ページ 「票と表」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 30 号)

The Bouquet
(ステキな花のメッセージ)

前回の感想で、しきりに「面白い!」と自分のオススメしていたマンガが──、なんと、今回アッサリと終わってしまいました。

バクマン。 #90-4 「芸術と商品」 道徳的と『完全犯罪党』 : 亜細亜ノ蛾

ええっ !? そんな、終わりそうな──打ち切られそうな要素って、ありましたっけ? 残念だ……。本当に、「次回作に期待」しています。

これでまた、「めだかちゃん大勝利」ですなぁ……。

このように、ジャンプ歴 20 年という自分でも、なかなかマンガの人気は読めません。

今回の『バクマン。』の感想では、亜城木夢叶の新連載・『PCP』(完全犯罪党)の順位を知る場面が出てきます。そう、マンガ家や編集者たちは、アンケートの順位がハッキリと分かるんですよね。

──たとえ、悪い順位でも……。

考えてみると、「ジャンプ」好きにはキツイ状況だけど、いつしか──慣れてしまうのだろうな。

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バクマン。 #91-1 「票と表」 『ロードレーサー淵切』とレギンス

『バクマン。』 91 ページ 「票と表」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 30 号)

ADAW 14/52
(レギンスよりもヘッドフォンが気になる──)

『PCP』(完全犯罪党)が表紙のジャンプを持ったサイコーとシュージン──が今週号のジャンプの表紙でした(ややこしい)。

当然のように、センタ・カラーあたりに『バクマン。』が載っているのかと思ったら──、普通にモノクロのページでしたね。いままで、よく何枚もカラーのイラストを描いて来たものだ……。

作中に出てくる『PCP』は、どうやら作者も期待を込めて描いているようです。今回は、その力の入れようがビシビシ伝わって来ました。

このトシになっても、マンガを読んで「面白ェー!」と叫ぶことがあるなんて──、

──20 年前には考えられなかったな。

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『ドラゴンボール』 – 其之一 「ブルマと孫悟空」からエロさ爆発!

『ドラゴンボール』 完全版 – 鳥山明・著

Dragon Ball
(ドキドキとワクワクと──エロがつまっている)

『ドラゴンボール』を「バトルマンガ」と認識している人は多いです。でも自分には、天下一武道会すら始まっていない──初期の「冒険マンガ」の頃も楽しい。

ブルマが孫悟空に出会い、次々にトラブルに巻き込まれていく──。毎回毎回、「次はどうなるんだ?」とワクワクしたものです。

さて、記念すべき『ドラゴンボール』の第 1 回目──其之一 「ブルマと孫悟空」の最後って、どんな場面か覚えていますか?

なんと、トイレに行けなかったブルマが──、

──オシッコをもらすのです!

美少女ヒロイン(当時 16 歳)が第 1 話から放尿プレイだなんて……(プレイ言うな)。鳥山明先生、始まりすぎです!

そんなワケで今回は──、『ドラゴンボール』の膨大なページの中から、ブルマさんがどれだけ──エロかったかを書きました。また、悟空とブルマとの、ちょっとドキドキな関係も想像してみる。

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バクマン。 #90-4 「芸術と商品」 道徳的と『完全犯罪党』

『バクマン。』 90 ページ 「芸術と商品」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 29 号)

Day One Hundred Twenty Nine
(一般的なパーティのイメージ)

大好評(※脳内調査)4 回目の「今週の『ジャンプ』さいこうー!」で取り上げるのは、『LOCK ON!』です。

このマンガは、始まって数回は読む気が起きませんでした。絵がぎこちないし、地味な印象だし、なにより主人公は「プロの天才カメラマン」なのに──、

──カメラの持ち方がヘン

主人公の「真田映(さなだ うつる)」は最初、左右から両手で包み込むようにカメラを持っていました。これは、絶対に初心者しかやらない持ち方です。ウェブ上に山ほど「カメラを持った人」の写真があるのに、勉強不足でしょう。

というか、こういうことは編集者が(編集者も)チェックするべきです。キチンと仕事しなさい!

たとえば──、「天才 F1 ドライバ」がレース中にずっと──左手でシートベルトをにぎっていたら、ものすごく違和感があるでしょう。あるいは、「天才ギタリスト」がギターを──テニスのラケットみたいに持っていたら、まじウケる。

そして、「天才マンガ家」がマンガも描かずに──自分の子どもと FF キャラばかり育てているなんて──、

──あれ? なんだかものすごくリアリティあるな……。

いつの間にやら、映はカメラマンらしい持ち方に変わりました。おそらく読者か知人からツッコミが入ったのでしょう。

そして、ちゃんと『LOCK ON!』を読んでみると──面白い! ストーリィ展開もしっかりしているし、自分の好きな頭脳戦も多く、じつは絵柄も読みやすいのです。「少年マンガしている」という感じなんですね。

こんなにも面白いマンガが、最後尾の近くに載っているとは──今の読者には見る目がない! と言いたくなる(その前にアンケートハガキを送れ)。

「カメラをどう持つかとか、マンガなんて『たかが作りモン』だからドーデモイーだろう?」という人もいるかもしれませんが、作り物だからこそ──、

──何から何まで、作者は作る必要がある。

マンガは絵にして見せないと、字に書いて読ませないと、読者に何も伝えられません。主人公の名前もタイトルも重要なのです。

──やっと『バクマン。』につながったな……。

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