『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 18 巻 「燃えろファルケン!」
今回のコミックスは、アニメ化を記念した表紙──ということもなく、むしろ絵画的でした。このあたりは、わりとアマノジャクな作者らしい表現です。
そう、『SKET DANCE』は、読者の期待を良い意味で裏切り続けている。「こうなるだろうな」を何度も外してきました。これからも、予測ができない道を歩み続けるでしょう。
たとえば、ボッスンとヒメコとの仲とか──。
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今回のコミックスは、アニメ化を記念した表紙──ということもなく、むしろ絵画的でした。このあたりは、わりとアマノジャクな作者らしい表現です。
そう、『SKET DANCE』は、読者の期待を良い意味で裏切り続けている。「こうなるだろうな」を何度も外してきました。これからも、予測ができない道を歩み続けるでしょう。
たとえば、ボッスンとヒメコとの仲とか──。
祝! アニメ化ドンドンドンパフパフー記念号──というべき 1 冊です。
週刊連載の時に、「アニメになることが決まってから、こまかい設定が急に固まる」という現象が見られました。『さよなら絶望先生』でもあったように、サラッと説明されていて面白い。
意外と「原作至上主義」な自分は、残念ながらアニメは見ないと思いますが、早乙女ロマンが繰り出す「マンガ的表現」をアニメでどう描くのかは気になる。そこは原作をトレースするだけではなく、「アニメ的表現」をするべきですね。声優にツッコミ、とか。
アニメから入った女性ファンは、「──で、ボッスンはヒメコを取るの? それともロマン? きゃー!」と想像しながら、楽しみに観るでしょうね。さて、どうなるのか?
その答えは、次の巻あたりに出てきたりして──。
「真剣」と書いて「ソード」──じゃなくて、「マジ」な顔をした生徒会長・安形と、同じく気を引き締めた椿との 2 人が表紙の 17 巻です(初っぱなからギャグがすべっている)。
最近はずっと、「ゆるふわ愛され表紙」が続いていました。前巻の『SKET DANCE (16)』も、ほのぼの・ぽいーんな感じ(?)。
本巻では、安形も椿も「これから敵の本拠地に乗り込む……!」というくらいに、余裕のない表情をしている。中身もマジメな話が多そう──に見えますよね。
ところが、安形と椿とでは、真剣さの内容が異なります。安形が椿に期待しているのは、生徒会役員としてだけではなく──(続きはコミックスで!)、というところが笑えます!
いつものように「スケット団が部室でダラダラする話」あり、新キャラ・新展開あり、トリッキィな話もあり──、3 段重ねのピザくらいに盛りだくさんの 1 冊でした。
ここからは、じっくりと 1 話ずつ感想を書いていきます。今回も長いぞ……。
16 巻の後半は、ギャグが満載です!
ほんのり恋心を感じるのも良いし、お色気も良い。ニヤニヤしてしまう。でも、『SKET DANCE』は口を開けて笑いながら読みたいマンガです。
──まわりに誰もいないか確認してから……。
後半の感想も、タップリ長いぞ!
今回のコミックスは、カバーから楽しい!
ご覧のとおり、「巨大な安形紗綾(あがた さあや・サーヤ)が、スケット団のメンバを片手で持っている図」です。遠近法で強調されているにしても、サーヤの胸を大きく描きすぎだ!──え、違う?(棒)
この「キャラクタたちをコミカルに描くために遠近法を利用する手法」は、どこかで見たことがあるような──。
この作者のことだから、とぼけそうな気がするケド。
──いろんな方面に敵を作った気がする。
裏表紙の折り返し部分にもサーヤがいます。「ジャンプ」本誌では、カラーになっていた扉絵ですね(わざわざ、ヒメコを切り抜いてある……)。
第 16 巻は、サーヤが目立つ 1 冊 でした。
いよいよ、修学旅行が始まりました!!
この「修学旅行編」のサブタイトルは、「修学旅行狂詩曲」と書いて「スクールトリップ・ラプソディ」です。略して──「ストリップ」で良いでしょう(?)。
修学旅行編の見どころは、お色気だけではありません。
たぶん、作者としては、「仲の良いボッスンとヒメコのところへ、新たにサーヤが近づいてきて──」という部分を見せたかったのでしょう。
本格的な恋愛をまだ知らない、微妙な年齢の心理を、作者は描きたかったに違いない。
とはいえ──、ほかのクラスメイトたちは、普通にカレシ・カノジョがいたりしますからね。スケット団とサーヤ・高橋キャプテンあたりは、恋愛感情的には幼すぎるのかも(ロマンは夢見がちなだけで、普通の恋をしそう)。
とうとう魔の 15 巻がやってきました!
そう、あの「修学旅行編」が収録されているコミックスです……! サブタイトルも「トイレット・ダンス」とか「オフロット・ダンス」・「ストリップ・ダンス」あたりが良かったのでは?
その感想は後半に書くとして──。
15 巻の前半では、番外編にあたる「ビスケット幼稚園」の話が面白かったです。番外編の番外編として、『いぬまるだしっ』の、いぬまるくんも出てくる。
さらには、新たな登場人物が出てきたりして、実りの秋にふさわしい、中身がはじけそうな充実の 1 冊です(新キャラの胸部の話ではないよ)。
13 巻に引き続き、この巻もヒメコがウルトラ・セクシィです!
『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 13 巻 感想・1 : 亜細亜ノ蛾
マンガ的というか、イラストでよくある表現方法ですが──、ヒメコの胸の部分、どんな布地なんだ……(ゴクリ……)。立体裁断になっているか、どこまでも伸びて張り付く素材なんでしょうね。
『SKET DANCE (1)』収録の「第 2 話」では、ヒメコは猿に胸をもまれたり、ノーブラで挑発する──というセクシィ要員でした。ちょっと今の『SKET DANCE』からは、考えられないですね。── 14 巻までは。
セクシィ役は誰かに引き継がれることもなく、ヒメコも「面白お姉さん」に徹していました。しかし、その間にもヒメコは「成長」して(どの部分が?)──、
「修学旅行編」で開花する!(しつこいな)
ああ、15 巻が待ち遠しい……。
──いいえ、ただの「ジャンプ博士」です。
ということで(?)、少年マンガの限界にせまった、『SKET DANCE』の「修学旅行編」ですが──、この 14 巻にはまだ収録されていません。うをー、まだかァー!
「表現の自由」について、さまざまなことが話し合われる昨今です。マンガ業界ではとくに、暴力的な・あるいは性的な表現について、「自由」の範囲と意味とを──外部の人間から批判されている。
『SKET DANCE』は一見するとおとなしく、なにしろ小学館漫画賞の少年向け部門を受賞した作品です。
それなのに──、「表現の自由」と「少年マンガの限界」に、作者の篠原健太さんは挑戦し続けている。ぱっと見はソボクな優等生に見えて、そのじつは──窮屈で退屈な「枠組み」をぶっ壊そうと目論んでいる革命家なのかも。
ところで、現在の「ジャンプ」に載っているマンガの中で、もっとも「表現の自由」の限界に挑戦しているのは──、
裏表紙の広告・「明光義塾」のダルマ先生だと思う。
このご時世・この日本で、ダルマて……。ナンノコッチャ分からん人は、『HUNTER×HUNTER (18)』のゴン対「ボマー」戦を読んで、何となく察してくださいね(火にニトロをそそぐ)。
それに比べたら『SKET DANCE (14)』なんて──、
高校生同士で半殺しにしあったり、発明品で人が死にかけたり、多重人格者が出てきたり──、と平和なモノです(?)。