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『スターシップ・トゥルーパーズ 2(Starship Troopers 2: Hero of the Federation)』

これは、愛すべき「バカ映画」ですね。

自分が よく口にする、

「劇場でスクリーンにポップコーンを投げつけながら騒いで見る映画」

と呼ぶに相応しい一作です(劇場公開は日本だけだった らしいが)。

前作が大作映画だっただけに、本作の低予算っぷりが目に付きます(前作の5%という、かなりの低予算で製作された、とのこと)。

それに輪をかけて、編集の荒さが目立ちますね。「──いまの何?」というシーンが多いです。

しかし、決して駄作というわけではなく、それなりに見られる映画に仕上がっています。ラストで「おっ!」と驚かされる展開もありますよ。だから、「愛すべき」が付くわけです。

もう少しだけ予算があって、編集をしっかりしていたら、前作にも劣らない名作になったのに、と残念でしたね。

あと、前作の あらすじだけでも知っていないと、突然「機動歩兵」が「バグ」と戦う戦場に放り出されて戸惑いますが、まぁ「そういう映画なんだ」と納得して、想像力を発揮して楽しみましょう。

何も考えず、アラを突っ込むように、気軽に見るのが正解かもしれません。そういう意味で、オススメです。

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チープさが目立つ

さて、一番 気になったところは、「ナイフで首を切り裂くシーン」ですね。あまりにもチープな映像で、違う意味で「直視できない」くらい(笑)

この手のシーンは、お手軽に観客に恐怖心を与えることができるので、ホラーなどで多用されますが、ほとんどが

「ナイフを首に当てたところでカメラアングルが変わり、壁に血が飛び散る」

ってしますよね? よーっく見ると、あの『SAW』ですら、そうしてる(笑う所じゃないぞ)。

実際に「切った」描写を ちゃんとやったのが、最近 見た中だと『ハイテンション』。──まぁまぁ、見られる出来です。

『ハイテンション』 フィリップ・ナオン演じる殺人者が怖い! : 亜細亜ノ蛾

それに引き替え本作は……。ここ、絶対に編集でカットした方が良かったと思う。思わず、苦笑してしまいました。

バグたち

バグたちは、「新種」を含めて、いい出来でした。もう、絶対に勝ち目がない、圧倒的な数と戦闘力を見せつけてくれましたね。

とくに「新種」の、おぞましい造型と動きは必見です。こいつらを動かすところで予算が切れたのかな、と思うくらい。

あと、前述したとおり、ほとんど説明無しで本編が始まるので、

「えっと、なんでこんなにバグが多いところに、この人たちは いるんだっけ?」

と思うこと必至です。

あまりにも凄まじい数のバグが出てくるので、「それを言ったらオシマイ」ですが、──空爆しろよ(ぼそっ)。

ラスト

やっぱり、一番の見どころは、終盤ですね。

最後に主人公(なのか?)がバグたちに向かっていくシーン、なんか、感動しました。

──よっく考えると、「アリエナイ」行動なんですが、なんとなく、ジーンとしてしまう。いろいろとトホホな場面が多かったのに、「良かった」と思わせるだけのハッタリが利いています(けっきょくハッタリかよ)。

それに、その後の真のラスト。赤ん坊に告げられたセリフが、『スターシップ・トゥルーパーズ』の世界そのものを表しているようです。心底ゾッとする、良い終わり方です。

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