『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 (Mission: Impossible – Ghost Protocol)
文字どおり命をかけたアクション映画の傑作でした!
トム・クルーズが演じるイーサン・ハントが主役の『M:I』シリーズ第 4 弾です!
IMF (Impossible Mission Force) のエージェントであるイーサンの活躍は、前作よりも さらにアクションが激しくなっていて、観ている自分まで痛みや怖さを感じるほどでした!
『M:i:III』 ショッキングなオープニングで引き込まれる | 亜細亜ノ蛾
世界一高いビルであるブルジュ・ハリーファをスタントも使わずトム・クルーズ本人が登ったり飛び降りたりする場面が なんと言っても最高です! アクション映画好きの自分は、この 1 点だけで満点を付けました!
ぜひ、予告編や本編だけではなく、舞台裏を撮影した「特別映像」も ご覧くださいね!
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Reviewer: あじもす @asiamoth,
制作総指揮・監督
監督はブラッド・バードです。
『Mr.インクレディブル』などピクサー映画の監督と知られるバードは、本作品が初めての実写映画でした。
トム・クルーズたちがムチャをやっている場面を見ても、「3D CG なら日常風景」と思って平常心で指示できたかも!?
制作総指揮は 3 人います。
まずは本シリーズの制作権を握っているトム・クルーズですね。彼が『M:I』に かける熱い意気込みは、どのシーンからもドバイの熱風並に感じられました。
残る 2 人はJ・J・エイブラムスとブライアン・バークです。
この 2 人は、海外 TV ドラマ『LOST』や『エイリアス』・映画版『スター・トレック』シリーズを共同で手がけている。海外ドラマ好きなら知っていて当然の有名コンビですね。
全力疾走
今回もイーサンが走り回っていました!
「ドバイの日常風景」な砂嵐の場面でイーサンは、自分の足でも車(当然のように・そしてなぜか BMW!)でも走りっぱなしです。
こういった体全体で表現する場面があるから、「設定だけは すごいヤツ」に終わらない説得力が出る。
その一方で──。
砂嵐の街なかで敵の車に ひかれる場面は、DVD/Blu-ray 特典のメイキング映像によると、本当にイーサン(のスタント・マン?)が車と ぶつかっていました。
上記のビルのシーンも そうだけれど、頼むから CG を使ってくださいよ! 迫力が大事なことは分かりますが、それ以上に人命は尊い。
紅一点
やはり今回も女性エージェントが活躍しました。
ジェーン・カーターは、ポーラ・パットンが情熱的に演じています。
あまり使うべきではない言葉だけれど、「女の戦い」の場で光り輝く女優ですね。
『デジャヴ』でも守られる役──ばかりでもなかったポーラは、生き生きとエージェントの仕事をこなしていました。
デジャヴ – 運命が彼女に負わせた傷を癒せるか? | 亜細亜ノ蛾
銃より危険な暗殺者
暗殺者サビーヌ・モローも良かった!
エージェント・ジェーンの「恋敵」──ならぬ「恋人の敵」であるサビーヌは、レア・セドゥが悩ましく演じています。何が悩ましいかって──、
こんなロリロリした美女の暗殺者が おるかァッー!
π/(パイスラッシュ)しながら逃げるサビーヌが最高でした! その「あまり盛り上がってない」感じに気分が盛り上がる!(失礼) ダイアモンドをしまったあとで手を払う動作も かわいい。
レア・セドゥは「17 歳と 10 年」くらいの ご年齢(2013 年現在)なので、「ロリ」呼ばわりすると「本職の人」たちから怒られそうです(?)。しかし、欧米人の方は 10 代でもオトナに見えますからね。レアならイケる!
『暗殺教室』に登場する じつは 10 代の暗殺者であるイリーナ・イェラビッチは、レア・セドゥで決まりです!
──ただし、胸部は CG 合成かなぁ……。
お似合いコンビ?
ベンジー・ダン(サイモン・ペグ)とウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)の「かけあいマンザイ」が楽しかった!
三枚目と二枚目──という役割かと思いきや、2 人とも笑わせる部分と決める部分を兼ね備えている。熱いハートを感じさせるシーンが多かった。
この名コンビは次作でも見てみたい!
ウィリアムを演じているジェレミーは、『アベンジャーズ』のホークアイ役です。
あの映画でも ほかのヒーローの影に隠れることが多かったし、本作品でも気の毒な場面が多くて──おもしろい! 不思議と彼はコミカルな役が似合います。
『アベンジャーズ』の最強は誰だ!? 脳天気に楽しめるアクション大作! | 亜細亜ノ蛾
立体的アクション
立体駐車場でのアクションは痛かった!
カート・ヘンドリクス(ミカエル・ニクヴィスト)をイーサンは追い詰めているはずなのに、途中からは どちらが「上に立っている」のか分かりません(二重の意味で)。
ビルから飛び降りても車に はね飛ばされても軽傷だったイーサンなのに、たった一撃で足に重傷を負わせるほどカートは強かった。さすがはラスボスですね!
カートはカバンだけ下に落とせば良かったのでは──と思ったけれど、あの状況で彼に できる最大の妨害だったのでしょう。「さすが BMW だ。100m から落ちても大丈~夫!」までは読めない。
おわりに
数々の新しいガジェットも見どころです。
ロシアのクレムリンで登場したスクリーンは、「緊張感のある笑い」を楽しませてくれました。あの装置が活躍できる状況なんて、IMF の歴史上で あの場面だけなのでは?
「吊らない宙吊り」も良かったなー。
タッチパネル式最新BMW、砂嵐でもOKなスマホ、世界No1ビルを登れるグローブ…『ミッション:インポッシブル』最新作はクールなガジェット満載 – ガジェット通信
ところが本作品は、世間での評価は低いようです。
評判なんか気にせずに映画を楽しめる人間で良かった!