予告.in

時事ネタは、あまり取り上げないのですが、あまりに愉快☆痛快だったので紹介。

予告in - 犯行予告共有サービス 予告in - 犯行予告共有サービス

どこかの国が、誰かの税金を数億円も使って作ろうとしているサイトを、

「それ(無料の)Google API で良くね?」→「できる!」→(25 分後)→「できた」

ちょ www

ということで、「開発費: 0 億円」と「制作(合計): 2 時間」で、犯罪の予告を検知するサイトを公開したようです。

これは何?

まず前提として、このような背景があります。

 増田寛也総務相は11日、インターネット上の犯罪予告を検知できるソフトウエアの開発費を、来年度予算の概算要求に盛り込む方針を明らかにした。(……)

開発が検討されるソフトは言語技術を応用し、違法・有害情報の検出精度を向上させるもの。(……)犯罪につながるような情報を認知できるようにする。業界関係者によると、ソフト開発には少なくとも数億円の費用が掛かるという。

犯罪予告検知のソフト開発へ=来年度予算で要求-通り魔事件受け増田総務相(時事通信) - Yahoo!ニュース

Google 検索: 犯罪予告検知

ふーん、数億円かー。それくらい掛かるかもねー。人命には替えられないよね。

──と、(いまだに)テレビに夢中の OKUSAMA とか、「Perl とか PHP って、どこのブランド?」という JK は思ったことでしょう。

そこにこの、「予告.in」のニュースが飛び込んできました。

作者の矢野 さとる氏の発言がワロタ。

[2008/06/11 20:55:49] fukuyuki MURAKAMIの発言: これさー、ふつーにgoogle apiとかで、ある程度絞り込んで、 字句解析したらできなくない?

[2008/06/11 20:56:42] satoru.netの発言: できる!

(……)

[2008/06/11 21:20:24] satoru.netの発言: できた

矢野さとるは数億円の税金の無駄遣いを止めたのかもしれない。 - CNET Venture View

てか、制作はもちろん、ドメインの取得とか DNS の浸透とか、いろんなことを考えるだけでも「まぁ、いつかは……」と終わりがちなのに、この実行力はスゴい!

今のところ、関係のないページまで大量に拾っていますが──、そもそも、政府が作ろうとしているサイト(サービス?)と「予告.in」とで、本当に「数億円」の差が出るんですかね? しかも、「言論の自由」を奪わずに……。

まとめ

「(アルファ)ギークは世界を変える」、という一例を示すニュースでしたね。

『小飼弾のアルファギークに逢ってきた』を読むと、本当にそう思えます。──とっくの昔に読了しているのに、なかなか感想が書けませんが、オススメの一冊です。

ギークな人は政治家にならない、とは思いますが、彼らが国を支えるリーダ(アルファ)になったら、税金の無駄遣いや悲惨な戦争もなくなるだろうに、と考えたり。

それにしても──、二次元の世界って、飽きるくらい退屈か? ゲームやマンガ、アニメの世界で満たされなかったモノが、あの歩行者天国で手に入ったのか?

バーチャルの世界で満足できず、リアルの世界でバカをやらかしたヤツは、「オレら」の仲間じゃない。そんなヤツはオタクじゃない、ただの犯罪者だ。

──と、いつになく怒りがこみ上げる、イヤな事件でした。

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