Braun ポケットシェーバー BS575
ブラウンの携帯型シェーバ(電動ひげそり機)を購入した。オトコゴコロをくすぐるギミックや肝心の剃り味・扱いやすさに感動したので紹介する。
詳しくは Amazon で拡大写真やレビューを確認いただきたい。もちろん、上のリンクから購入して ゆっくり試してみるか、あるいは買うだけでも誰かが幸せになるだろう。
ブラウン社のサイト内からは、商品の詳細情報や ほかの製品との比較・取扱説明書のダウンロードもできる。参考にご覧いただきたい。
ここから先は、上に挙げた 3 つのポイントを詳しく見てみよう。
ギミック
非常によく考えて作られている。さすがはシェーバ一筋ウン十年のブラウン──と思って公式サイトを見たら、キッチンツールも作っていた。てへ。それはともかくとして──。
写真を見ると、なにやら左右対称の形をしている。この傾いている部分が刃なのか、と思いきや、この部分はカバーである。携帯時に動作しないようにロックがかかっており、カバーを 180 度回転させると解除される(モータ音がカバンの中で鳴り続けるのは、在らぬ疑いをかけられるから、ありがたい)。
このカバー兼ロック解除の仕組みが、まず気に入った。旅行の際に大活躍することは間違いない。旅行は嫌いだし、一緒に行く相手もいないが、ささいな問題である。
本体の下の面には、掃除用のブラシが取り付けられている。これも良い。すぐに取り出してヒゲくずを払い落とし、また付け直す──この一連の動作が素早くできる。慣れてくれば 0.02 秒くらいで終わるだろう(スーパーなんとか人や念能力者・瞬歩を使う死神などは)。
そり味
カミソリよりも良く剃れる。──しかし、これは自分が「不器用ですから」なのが原因かもしれないが……。
自分はヒゲが濃い方だと思う。学歴も文才もコミュニケーション(愛され力)も、何一つ敵わないココロ社さんに、自分が肩を並べられるのが、ヒゲの濃さだけである。これだけは、負けへんで~。
今までは、T 字型カミソリでウェットシェービング──としゃれ込んでいた。まず、準備に時間がかかる。シェーブフォームの用意などを含めると 10 分間は必要だった。それに、そり終わったあとに よく肌がヒリヒリしていた。近くに強敵がいるのを察知した、わけではない。
本機でヒゲを剃ると、後片付けも合わせて 5 分ほどで終わる。剃ったあとの肌も なめらかだ。手触りがよい。
──ただ、「やっぱり、毛穴は残るのだな」と当たり前のことが目の前に突きつけられた。これ以上は、永久脱毛するかメイクするか──という話になってくるので、捨て置く。まぁ、そこまで自分のひげそりあとを気にする人は いないと思うし。
ここだけの話、首振りヘッドとか何枚刃とかは、不要だと思う。おそらく、そういった仕組みが必要な人は、顔面が 3 次元では表現できないような面構成をしているか、アゴや首が 3 つくらいあるのだろう。自分が、ふつうのハンサムフェイスで良かった(自宅の鏡の中でだけ)。
扱いやすさ
初めて使うときは、そのギミックなどにいちいち驚いた。2 回目からは、すぐに慣れる。手早くシェービングとクリーニングが終わるのが良い。
ふつうに手軽に使える。これが最強。
ブラウン モーニングレポート
ブラウンと言えば、「朝、剃ってきたんですが……」の CM だろう。
いつの間にか、その CM 形式が復活していたようだ。テレビ見ない人(笑)なので、知らなかった。残念ながら、こちらの動画は見つからなかった。各自、脳内で補完して欲しい(ふだんから鍛えているので得意なことと思う)。
昔は、この CM が本当に素人へ体験してもらったかどうか、いろいろなウワサが流れた。のどかな時代である。いま、CM を見て「ホントにふつうの人に聞いたのか」と思う人は、ちょっと、ヤバい。最近、「身内」からの電話を聞いてお金を振り込んでいないか、水からの声に耳を傾けていないか、思い出してみよう(たぶん、それすら思い出せない人もいるのだろう)。