『バクマン。』 64 ページ 「まんまと隠し事」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 53 号)
『バクマン。』のコミックス第 6 巻は、2010/01/04(月)に発売されるそうです。もう、来年の話か……。鬼が笑い転げますよー(そろそろ、このコトワザが通じなくなってきている、と思う)。
そして、その前に、『HUNTER×HUNTER』の 27 巻が 2009/12/25(金)に登場です! これはうれしい。最高のクリスマス・プレゼントですね。というか、アレ……? 「くりすます」って何でしたっけ……。
そんな事はさておき、今週も 4 回に分けて感想を書いていきます。
ECO CAR もいらないし
ついに、亜城木夢叶は静河流の作品を目にしました。例によって最初の一ページのみの掲載ですが、それでも面白そう!
ECO ECO うるせーんだよ
とか地球に優しい殺し方
とか、言葉のセンスがいいです。平丸の『ラッコ 11 号』に通ずるモノがある。
ただ、なんとなく、過去の亜城木作品よりかは、福田の作風とカブってきそうな気がしました。PTA を敵に回してナンボ、という感じ。シュージンのネームは、もっと品があるような気がする。
とはいえ、「赤マル」の読者は本誌・週刊少年ジャンプよりかは年齢層が高いらしいから、『True human』は人気を集めそうです。それに、赤マルの表紙で「亜城木夢叶」の名前を見た人が、『True human』をチラッと見たら、亜城木の作品と勘違いするのでは? そういった票も流れそうな気がする。
エグいな ……
『True human』を読んで、サイコーは、あせりを感じています。それはそうでしょう。かつて自分たちが歩んできた道を、さらに上回るような作品が載っているのですから……。
個人的には、静河流は亜城木夢叶の「敵」として活躍してほしいです。
エイジや福田たちのような「ライバル」みたいに仲良しこよしな関係ではなく、完全な敵対関係が希望ですね。だから、静河は『金と知恵』や『ふたつの地球』なんて完全に上回る──いや、踏みにじる気持ちで『True human』を描いた、みたいな。
サイコーのほうも、ちょっとイヤミったらしく批評していますね。いつものサイコーらしくない。それだけ、危機感を抱いているのでしょうか。
それにしても、サイコー以上にシュージンが驚いている。そこまで静河流を驚異的に見ているのか──と不思議に思いました。その答えは 2 ページ先に出てくるのですが、答え合わせの描き方が最高です! やられた!
ん 春一番
蒼樹紅が描く『青葉の頃』には、ビックリです。まさか、ここまでくだけたラブコメになっているとは……!
これは、アシスタントを雇わずに、蒼樹が 1 人で描いたのでしょうかね? では、このパンt──は、蒼樹自身がモデルなのか……?(まぁ、何かの資料が元だとは思うけど……でも……)
トチ狂った校則の高校ですが、(ジャンプ)マンガでは当たり前です! ヤンジャンだったら、「スカートの着用を禁ず」くらいは普通でしょう(──か?)。自分が一番気になるのは、この校則を作った校長よりも、おとなしく女子が従っている、という事実ですね。誰も反対せずに、この学校が成り立っているのです……。
これ ヤバイだろ
「あの」蒼樹紅の作品が、一ページ目からいきなりパンツが出てくる作品なのに、サイコーは軽いノリに なってるな
と薄い反応をしている。ちょっと意外だったのですが、考えてみると、これは作家らしい反応です。作者と作品は切り離して考えるべき、ということですね。
たとえば、「福田組」の面々も蒼樹紅(あ、彼女も組員か)・岩瀬も、暗い作風を描くシュージンのことを、「本人も暗い性格」だとは思っていないでしょう。鳥山明さんを「(現実世界の)戦いが好きな人だ」なんて思っている人がいたら、ヘンです。
意外と言えば、蒼樹の作品の内容のほうが予想外でした。なんと、シュージンから聞いた恋愛話を、そのまま作品に織り込んできたのです!
『TRAP』の最後のほうで、ラブコメ路線を描いたときに、シュージンと見吉とのやり取りをギャグとして入れました。それは本人たちのことだから良いとして、蒼樹の場合はアウトでしょう。ちょっと、「元・カタブツ」の蒼樹からは、考えられない行動です。今回は、山久の入れ知恵でもないし……。
蒼樹は、いったいどうしたんでしょうか……?
結婚して ください…
シュージンはこっちから 連絡するなんて シャク
だから、見吉に電話をしていないそうです。これにはガッカリだ! たとえ見吉の誤解だとしても、誤解されても仕方がない状況を作ったのはシュージンです。キチンと説明して謝るのは、シュージンのほうでしょう。
とはいえ、まぁ、見吉に──カノジョに説明するには、ちょっと難易度が高すぎる状況ですよね……。それでも、自分なら、正直に言う、かなぁ……。ごまかしきれる話でもないですしね。
何よりも致命的なのは、蒼樹のことを知的美人で 同じ原作やってて 何か感じるものあった
と見吉に話していることです。見吉が自分ではどうしても手に入れられないモノを、蒼樹は持っている。──これは、見吉が一番気にしていることです。
そりゃー、シュージンくん、バッカじゃねーの !
ですよ……。
そう、シュージンが蒼樹のことをどう見ているのか、なんてドーデモイーことなのです。見吉が、どう思っているのか。それが、それだけが、見吉にとっては大事なのですね。
どうも、すでに取り返しの付かない事態のように思えてきました……。
