『バクマン。』 138 ページ 「迫力とアイディア」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 30 号)
安之城舞のデザインは、「亜豆 +カヤ」といった感じです。でも、どちらかと言うと、「カヤ成分」が強い。今回のミノルと舞との会話なんて、シュージン・カヤの「夫婦漫才」そのものですよね。
サイコーも、亜豆のイメージで舞を描きたいところだけれど、ついついカヤの表情を参考にしてしまうのでは? おそらく、「かわいらしく描く時は亜豆・怒っている時はカヤ」という描き分けをしていると見た!
たとえば、扉絵で舞を描く時は、絶対に亜豆を意識しているでしょうね、サイコーは。
カヤや舞に怒っている印象が強いのは、彼女たちがツッコミ役(というか世話焼き)だから──という一面もあります。同じような話が、現在絶賛発売中の『SKET DANCE (19)』にも書かれているので、要チェックなう、です【PR】。
敵じゃなかったん ですか
「連載を終わらせてくれ」と言ってくる雄二郎こそが味方というのも、異常な状況ですよね。作品を終了することが重要なのではなく、最高の状態に仕上げるため──だからです。
延長に延長を重ねて、しだいに面白くなくなった過去の作品のことを思うと、『CROW』のような終わり方は理想的でしょう。作者が完成したと思った時点で、終わる。本来、作品というモノは、そういう閉じ方をするべきです。
亜城木夢叶や福田真太たちは、『CROW』の終了をジャマしているため、なんだか「悪」のように感じてしまう──。
ところが、エイジにとっては最高の刺激剤となっています。このページでも、雄二郎から亜城木の名前を聞いて、より一段とエイジは燃え上がっている。
同じ世代にライバルがいるのは、本当に良い環境です。
しかし、その下の世代──七峰透や白鳥シュンは、どうなったのでしょうか? 作家の真価を問われるのは 2 作目です。この 2 人も、次の作品で真の実力を見せて欲しい。
──まぁ、亜城木先輩は、連載 2 作目の『走れ! 大発タント』で失敗したけれど。
今回の原稿 凄いですよ
エイジの仕事場に続いて、亜城木の仕事場でも、久し振りにアシスタントたちの出番が来ました。3 日間くらい煮込んでもアクが出続けるくらいに個性的な 3 人なのに、最近は すっかりおとなしい。折原も森屋も、マンガ家デビューは あきらめているのかな?
皮肉屋の森屋まで、今回の『PCP』はベタ褒めです。そうとう完成度が高い証拠ですね!
「不幸の嵐を呼ぶ女」という異名で(このブログでは)有名な加藤も、絶賛しています。そう言えば、彼女が復帰してからも、とくに悪いことは起こっていませんね。『PCP』の模倣犯・シュージンのスランプくらいです。
彼女の力は、こんなモンじゃないぞ……!
招待 と 正体を かけてるんだ ろうな
『PCP』の原稿が掲載されました! 今回の『バクマン。』は、久しぶりづくしですね。
Σ(シグマ)から届いたのは、「正体状
」でした。このセンスからすると──、シグマの正体は、マコトたちの同級生なのでは? あるいは、小学生向きの「問題」を出しているところからして、学校の先生か──。
いずれにせよ、シグマは同じ学校にいるのでしょう。
自分は、カメラと撮影が大好きで、愛機・Canon EOS 7D を発売直後に入手して以来、ずっと溺愛中なう、です。
Canon EOS 7D でポートレイト撮影するための便利な機材 : 亜細亜ノ蛾
人物の撮影が、とくに面白い。フォト・ブログは まだ作っていませんが、自分が撮影したポートレイトは、下のリンクから見られます。お手すきの時にどうぞ──。
──と「自分語り」を急に長々と書いた意図は、「男子が、男子の写真を撮る状況って、そんなに多いのかな?」という疑問からでした。自分の場合は、98 割が女性の撮影です。これまでも、これからも。
しかも「悪ふざけで撮ったオモシロ写真」ではなく、このマコトは格好いい! ミノルは写真のセンスがありますね。それにしても、友だちの部屋で、おそらくポーズも要求して撮るなんて──。
- 安之城舞:
- 「(マコトとミノル 仲が良すぎよね…… まさかっ)(腐)」
- マコト・ミノル:
- 「どうしたんだ? 顔が赤いぞ(ぴったりと肩を組みながら)」
- 安之城舞:
- 「ガチじゃねーか!」
デジカメ なくなったって ……
シグマは、ミノルの落とし物を拾って、さらに教室まで届けてくれたようです。この学校にいる人物なのは、もう間違いありません。
デジカメの中身を勝手に見たのも、持ち主を調べるためと思われます。このように、シグマに関しては「悪いことをする人」とは描かれていません。明智とは違う意味で、PCP のライバル・キャラなのでしょう。
この時点で、シグマの目撃者を捜さないのは、ちょっと引っかかりますね。落とし物を返しに来た姿は、誰かが見ていると思うのですが──。
9 日… 00 分?
PCP と一緒に、読者も「正体状」の謎に踏み込んでいきます。
写真のウラに書いてあるメッセージだけではなく、このページでもこの写真から
の「から」に点を打って強調しているところが、最大限にアヤシイ! 自分は、「から」→「空」→空の色がヒント──かと思っていました。
これだけやって「恐怖のナポリタン」(けっきょくオチなし)だったり、普通に「マコトの部屋」でシグマが待っていたりしたら、ちょうウケるんですけど。
- シグマ:
- 「もしもし、あたしシグマさん。ずっとマコト部屋にいたの……いたの……」
ミノルが写真を撮ったのは今朝ということは、その日のうちに、デジカメを拾って→画像をコピー・加工して→カメラを返し→招待状を届ける──仕事が早すぎだろ! シグマは、DTP のプロだな。
なんだか、本当に「マコトの多重人格説」が有力な気もしてきました……。
