『バクマン。』 168 ページ 「訂正と宣言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 13 号)
果たせなかった夢や目標を、自分の子どもに押しつける親は多い。さまざまな作品の原動力にも なっています。ラスボスの性格が ゆがんでいる原因は、たいていは親の しつけだったりする。
ところが亜豆の母親・美雪は、ミホのことを純粋に同じ女として心配しています。だから、そこには押しつけがましさがない。
亜豆には親友のカヤがいるけれど、恋愛経験の豊富な年上の女性も知人・友人にいたほうが良いと感じていました。母親の美雪が十分にその代わりを果たしていますね。
もっと積極的に亜豆は母親へ相談して欲しいな。そして美雪ママの出番が増えますように!
私も嬉しかったと
サイコー先輩は本当に女心が読めませんね! 『僕には女心が分からない』というタイトルでライトノベルが書けそう。
「人気声優に 恋人がいるって バラしちゃ ダメだよね
」などと──まるで芸能ニュースを語るようにサイコーはメールで送っている。これは最悪だ!
亜豆は、声優としての実力を認められること自体は うれしいと思う。でも、サイコーからだけは「人気声優
」なんて呼ばれたくなかったはず。裸の亜豆──じゃなくて素顔の亜豆を見てあげましょうよ。
交際のことを否定するように亜豆が言われた件でも、サイコーは最悪の返し方をしている。「傍から見たら 付き合ってるようには 見えない
」なんて、亜豆は ずっと気に病んでいたことなのでは?
その証拠に、亜豆のメールには「真城最高くんを 愛してます!って大声で 叫びたい
」と素直な気持ちが書かれている。これが「1/1 スケール: 亜豆美保」の心です。
分かってあげろよカレシさん!(これもラノベっぽい)
亜豆意外に 元気だったから
恋人からの愛の叫びを聞いても、サイコーの感想は刺身のツマのように素っ気なかった。パッサパサだよ! せっかくシュージンがトッポジージョみたいな顔で からかっているのに。
シュージンが言うようにサイコーと亜豆には、「肝がすわってる
」という表現がピッタリ当てはまる。ようするに「ええ根性しとるやんけ」ですね。
たしかに深刻に考えても解決しないけれど、こんな状況だからこそサイコーは、いつも以上に恋人として優しく接するべきだと思う。亜豆だって甘えれば良い。それが恋人なのでは?
こういう場面が続くと、サイコーは女心が分からないと言うよりも、あんまり亜豆が好きじゃないのかな──と思ってしまう。彼が亜豆のことを「好き」とか「愛している」と言ったのは、いつが最後だったかな……。
どうも最近のサイコーは、「自分の作品をアニメに しなければならない」とか「自分は亜豆と結婚するべきだ」という強迫概念的・義務的に考えている。
「夢って 形になって 初めて叶ったって 言える気が する
」という言葉は立派だけれど、やはりサイコーは理想論へ逃げていますね。
交際を 否定しろ
この残念そうな亜豆の表情を見たら、サイコーは どんな気分でしょうね……。いや、彼のことだから、なぜ亜豆が元気なさそうなのか分からないはず。
声優プロダクションの社長から言われたことを亜豆は気にしている──と表面的には見えます。しかし それよりも、サイコーの素っ気ない態度のほうが彼女を深く傷つけたと思う。
亜豆の鉄壁な髪の毛──じゃなくて鉄の意志からすれば、誰に何を言われようと夢をあきらめるわけがない。でも ただ 1 人──サイコーに だけは、冷たくされると落ち込むはずです。
彼こそが世界で 1 番冷たいのに……。
久しぶりに亜豆ママ・美雪さんが登場です! あいかわらずの縦ロールが、一段とモッサリしていて──いいですね! いろんな時に いろいろと大変そうだけれど(なにが?)。
あと、美雪の衣装が──マタニティ・ドレスかと思ってドッキリです。今後も可能性はゼロではないし、亜豆にとっては子育ての予行演習が できて良さそう。しかし、いつの日になることか……。
文通してた人
いまだに川口たろう先生のことは、亜豆母娘の間で話し合っていなかったのか! 意外とこの 2 人は、何でも話し合う間柄ではないようです。
亜豆の意地っ張りな性格が災いして、自分の気持ちを内側に閉じ込めすぎている。──そんな印象を受けました。いままでもサイコーとの交際は他人に明かせなかったのだから、もっと母親や妹と話したほうが良いと思う。
わが娘の恋を応援する美雪の、ニコッ
という笑顔が最高です! 本当であれば この表情は、亜豆の顔を飾るべきなんですけどね……。お母さんが いつもニコニコしていれば、娘にも伝染するでしょう。
これが 4X 歳・ヒトヅマの魅力か!(ごくり……)
