バクマン。一覧

バクマン。 #96-3 「4 位票とシリーズ」 設置技術と作家人生

『バクマン。』 96 ページ 「4 位票とシリーズ」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 36・37 合併号)

He's Sneaky
(「完全に隠れたニャ……!」)

今回は、シリーズ物が一発勝負だという話が出てきます。これは、よく分かりますね。実例が多くて……。

たとえば、『べるぜバブ』で「魔界編」が始まった時には、どうなることかと思っタカヤ……。

タカヤ -閃武学園激闘伝- #夜明けの炎刃王 – Wikipedia

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バクマン。 #96-2 「4 位票とシリーズ」 伸び率と滅茶苦茶

『バクマン。』 96 ページ 「4 位票とシリーズ」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 36・37 合併号)

baby tiger
(伸び率が高そうだね、君も)

ジャンプのアンケートで不思議なのは、「面白かった順」にマンガの番号を書かせるのに、集計の時にはその順位が無視されることです。それを知らない読者の中には、真剣に順位を選ぶ人もいるはず。

たぶん、集計する際に順位まで数えていくと、時間がかかるから──という理由で順番を無視していたのでしょう。でも今だったら、コンピュータ処理で何とかなりそうな気がします。

ずっとアンケート票の順位を無視する形で統計を取ってきたために、いまさら変更する気はないでしょうね。

それに、たとえば 1 位は 3 ポイントで、2 位は 2 ポイント・3 位は 1 ポイント──とポイント制で票を数えたら、3 位の票が多いマンガは、永久に順位が上がらないでしょう

面白かったもの 3 つの票は、すべて等価値である。

そこに、今回のミソがあるのです!

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バクマン。 #96-1 「4 位票とシリーズ」 裁判の判決と出世コース

『バクマン。』 96 ページ 「4 位票とシリーズ」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 36・37 合併号)

最高裁判所
(もちろん、サイコー裁判所──ではない)

いまのサイコーを支える原動力は、何なのでしょう?

もう、「亜豆と結婚したい」がすべて──でもないと思うのです。それは目的のひとつではあるけれど、そのためだけに全力を尽くしている──とは見えません。

「ファンのため」でもないでしょう。プロ野球選手でもあるまいし……。

これがバトルマンガだったら、「宝物を手に入れるため」とか、「仲間を救うため」とか──言いながらも、けっきょくは「セカイを救うため(キリッ」だったりする。

『バクマン。』の初期は、「お金持ちになりたい」とか「好きな子と結婚したい」といった理由から、サイコーとシュージンはマンガ家を目指し始めました。

その浮ついた目的からスタートしたために、現在のサイコーを突き動かしているモチベーションが、見えてこないのです。「プロだから」ですべてが片付く──のかなぁ……。

そう考えると、シュージンの「家族のために頑張る」という理由は、けっこう大きいですね。家族のために力を出すのは、「ジャンプ」では意外に珍しい。親の七光キャラばかりなのに……。

ジャンプキャラは親の七光り : 亜細亜ノ蛾

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ラッコ 11 号 75 貝 「日本に吉田は多い」 橄欖石ソレアイトと獣の手

『ラッコ 11 号』 75 貝 「日本に吉田は多い」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 36・37 合併号)

Have a Pepsi
(この世にラッコ人間など──いるはずがない)

平丸一也先生の『ラッコ 11 号』も、とうとう 75 貝まで来ましたね!

一時期は掲載が うしろのほうで、どうなるかと心配しました。しかし、「ラッコ裁判編」から盛り上がる! そのあとは熱い展開の連続です。

今回のラストを見ると、さらに驚くべき新展開になりそう。数々の伏線を回収しながら、一段と面白くなるに違いない! さすが天才・平丸先生ですね!

このまま 100 貝、いやもっと続けて欲しいです。

──って、もういいですかね……(苦笑)。


ということで──、「平丸一也」の名義で『ラッコ 11 号』が掲載されていました!

「ジャンプ」本誌では今回だけだと思いますが、2010/08/16 発売の「少年ジャンプ NEXT」でも『ラッコ』が載るそうです。

少年ジャンプNEXT | 集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト shonenjump.com

ここからは、『ラッコ』の内容に踏み込んだり踏み込まなかったりしながら、アサリ──いやアッサリとした感想を書いていきます。

ラッコ 11 号:
そのセンスが駄目

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『バクマン。』 9 巻 「才能とプライド」 魅力ある女性と岩瀬に完敗

『バクマン。』 コミックス 9 巻 「才能とプライド」

we toast with cava - slowly comming
(「乾杯!」もあるでよ)

9 巻の表紙は、蒼樹紅でした!

4 巻の亜豆以来、久しぶりに女子が表紙ですね。しかし──、4 巻と同様に、あまり華々しいイメージではありません。

表紙の蒼樹は、彼女の仕事場にいるのだと思います。ところが、博物館での一場面とか、研究所の一室とか、学者の自宅とか──、そういった部屋みたいに見えるんですね。重苦しい感じ。

蒼樹の表情もゾクッとするほど冷たくて、なんだか人間ではないようにも見える。まるで、錬金術師のようです。

そこで思いついた話は──。

──蒼樹自身が、錬金術によって生まれたホムンクルスである。だが、そのことを彼女は知らない。自らが錬金術の権威として研究を続けるうちに、自分の出生に疑問を持った彼女は──(以下略)

「何番煎じだよッ!」と突っ込まれそうですが、だれか話をふくらませてください。

ここからは、9 巻で見逃してほしくない場面や、「ジャンプ」連載時との変更点を書いていきますね。

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バクマン。 #95-4 「毎晩と合体」 『NANDE!?』とコラボ !?

『バクマン。』 95 ページ 「毎晩と合体」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 35 号)

はてなちゃん&ダてなちゃんピンバッジ (by yukogets)
(『NANDE!?』とのコラボは──たぶんない)

今回は、作者が全力でダマしに来ました!

これは引っかかるよなぁ……。あとから読み返すと、すこしワザトラシイし、シツコイ会話になっていますが、まあまあ自然に話していますね。

読者をダマすには、小説のほうが向いています。なにしろ、場所や人物も含めて、すべて読者の想像にゆだねられている。年代や性別を間違えさせる手法も、お手の物です。

すっきりとダマされたい人は、森博嗣作品を、出版された順に読みましょう。

「作者が『どれから読んでも良い』と言っているよ?」

「それはすでに、アマノジャクな作者にダマされてる」

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バクマン。 #95-3 「毎晩と合体」 物足りなさとプラス材料

『バクマン。』 95 ページ 「毎晩と合体」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 35 号)

Keep your paws crossed... (by bhermans)
(猫も〈プラス〉好きをアピール!)

何でも 3Dな風潮に疑問を持っています。

まず、立体的に見える装置と装備をわざわざ用意して、ようやく立体映像が楽しめると思ったら、

3 倍目が疲れる

テレビが出始めたころに言われていたことが、また繰り返されるのか……。いま、本当に 21 世紀なの?

そもそも、飛び出して見えるテレビがあって、ようやく飛び出して見えるのは、飛び抜けて──想像力がないのでは……。

たとえば──、初代の「DOOM」をプレイすると、本当にその場にいるように思えたし、頭の中で立体的にマップが再生されました。モンスタは平面に描かれているのに、戦っている手応えがある。

ヘンなメガネなどかけなくても良いのです。いらん。

参考: あのDOOMがブラウザだけで遊べるように – IDEA*IDEA ~ 百式管理人のライフハックブログ

小説は、場所や人物を想像しながら読む。優れた小説は、頭の中でありありと情景が浮かぶのです。それが楽しくて、小説を読むのでは?

挿絵など不要です。いらん。

さて──、マンガはどうか?

優れた表現力のマンガであれば、その場にいる臨場感や、人物の心境が伝わるでしょう。たとえ、セリフがなくても……(ようやく、今回の『バクマン。』とつながった!)。

ここまでの話をまとめると──、

次回の「SAW 3D」は失敗しそうだねッ!

SAW 3D — THIS OCTOBER THE TRAPS COME ALIVE

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バクマン。 #95-2 「毎晩と合体」 アニメ記念と永遠の少年

『バクマン。』 95 ページ 「毎晩と合体」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 35 号)

Neverland (by CREEPETZ)
(いつまでも子どもでいられたら──)

自分は、〈原作〉と〈それ以外〉を切り離して考えます。そのため、「マンガが良かったから、アニメを見よう」という発想にはなりません。

ただし、子どもたちは、まったく違う考えなのでしょうね。アニメが面白かったら、マンガのアンケートに票を入れたい──のかもしれない。

そういえば、自分も子どものころは、マンガとアニメを〈同じ物〉として楽しんでいました。ブラウン管に映っていても、紙面のインクでも、ドラえもんはドラえもんです。また、アニメ化されていないマンガを読んで、「どうして声が出ないのか?」と疑問でした。

あと、いまの子どもたち──というか、『バクマン。』の世界に生きる未来の子どもたちには、携帯用ゲーム機でゲーム化されているかどうかが重要そうな気がする。

友だち同士でバトったり、一緒にマンガ・アニメを楽しむ。時代が移り変わり、遊びが変化しても、子どもたちは友だちと遊ぶ。泥にまみれたり、走り回ったり、虫を捕まえたり──をしなくても、子どもは健全に成長していくものです。

ただし、あんまり独りで遊んでいると──、

asiamoth みたいになっちゃうぞ!

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バクマン。 #95-1 「毎晩と合体」 ズームアウトとアニメスタート

『バクマン。』 95 ページ 「毎晩と合体」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 35 号)

2010-05-25_11-48-20_Canon EOS 7D_f3.2_1-160s_iso400_75mm (by asiamoth)
(近寄っても離れても──ウチの子はカワイイ)

今回は雄二郎が、本来とは逆の意味で役不足という言葉を使っています。あの場面は、「港浦じゃ 力不足」が正しい。

これだからアフロは……。

参考: Yahoo!辞書 – やく‐ぶそく【役不足】

たまたま、NHK の質疑応答ページを見つけました。

現場の疑問 ことばQ&Q 視聴者の疑問 – NHK放送文化研究所

まず、Q&Qまつがいなのが笑える(Q&A だろ……)。

あと、この質問の真意は、「放送で間違った言葉を使っているので、謝罪して欲しい」でしょう。誰も解説は望んでいない。

これだから NH■ は……(いまさら伏せ字)。

それにしても、逆の意味を持った言葉なのに伝わるのは、日本語の柔軟性を感じますね。

たとえば──、一昔前の格闘ゲーム・餓狼伝説スペシャルくらいから、〈当て身投げ〉という技が流行りました。これは、〈当て身〉──つまりは打撃を受けてから〈投げ〉るので、〈当て身投げ〉なのです。

しかし、実践では〈当て身〉と呼ばれる。

投げてるのに「パンチ!」と言っているに等しい。

あとは、ラブがコメる(c ヤマカム)マンガにアリガチな、「好き」なのに「嫌い」と言う・デレたいのにツンツンする──のもおなじですね。そうか?

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バクマン。 #94-4 「お茶と明暗」 肩書きと 6 票差

『バクマン。』 94 ページ 「お茶と明暗」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 33 号)

week 45 (by obo-bobolina)
(これは〈肩書〉──ではない)

今回の話を読んで、新妻エイジの面白いエピソードを思い出しました。

今となっては信じられない話ですが──、『CROW』は初期のころ、(福田の意見では)打切りも見えていたのです(「22 ページ」)。それがサイコーと福田の協力によって、一段と面白いマンガになりました。

あのエイジですら、他人のアドバイスを受け入れる。

そして、すぐさま作品を改善した──。

非常に印象的・象徴的なエピソードですね。まぁ、たった 1 話分のアドバイスを聞いただけで、国民的な大人気マンガまで持っていったのは、天才ならではの話ですケド。

さて、この話のあとは、マンガを面白くするためにエイジが努力をした──といった場面はありません。もちろん、日々マンガを描き続けていることでしょう。しかし、何か特別な勉強をしたり、体験したり、という話は──ない。

このマンガに出てくる天才の中で、エイジは〈努力型〉だと思っています。本当に才能がズバ抜けている〈天才型の天才〉は、平丸だけでしょう。だから努力しだいで、まだまだエイジは伸びるのでは。

今回のラストを読むと──、エイジにも、さらなる向上心が必要かもしれません。努力の天才が、さらに本気を出す場面が見られるのでは──と期待しています。

『バクマン。』は、これからも盛り上がりそう……!

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