バクマン。一覧

バクマン。 #103-4 「無駄と挑戦」 サンプルと大トロ

『バクマン。』 103 ページ 「無駄と挑戦」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 44 号)

本マグロネギトロ
(我が家では「大トロ」とは──こちらです)

最近の白鳥は、しぐさが「オトメオトメ」していますね。本当に男性なのかよ……。今回のように、胸の前で腕をそろえて喜ぶ(「キャッ!」)ポーズの男なんて、見たトキない(ファイティング・ポーズだったりして)。

すくなくとも彼が「白鳥家の長男」であることは確定していますから、次の可能性が考えられます。

  • 白鳥家の男子が自立するまでは「男の娘」として育てる
  • 「長女」のことを白鳥家では「長男」と呼ぶ
  • 最近──もげた(何が !?)
  • イボ春(『銀魂』ネタ)

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バクマン。 #103-3 「無駄と挑戦」 自分のスキルとズバ抜けた才能

『バクマン。』 103 ページ 「無駄と挑戦」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 44 号)

Gizmo the Pug Studies for Law School
(「オレもスキルを伸ばさなきゃ」── Zzz)

今回の話は熱かった……!

なにしろ、血液がシャーベットでできているとウワサの(※オレ調べ)サイコーが、人に向かってどなっているのです。

いままでも「闘志むき出し」といったサイコーは見てきましたけれど、そのほとんどは、自分自身に対して気合を入れる意味が込められていました。今回は完全に他人へ怒りを向けている。

でもその怒り方が自分勝手ではなく、「真城先生」という感じで良かった。サイコーもオトナになってきた、ということですね。

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バクマン。 #103-2 「無駄と挑戦」 『148cm の GK』と頑張りすぎ

『バクマン。』 103 ページ 「無駄と挑戦」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 44 号)

Tipp-Kick 3
(むしろ── 148mm もない)

今回の話を読んで、あらためて気がついたことがあります。『バクマン。』の世界には、『バクマン。』はありません。

──「お前は何を言っているんだ?」の心境でしょうが、あっちの世界には『バターマン』という(ジャンル不明の)マンガしかないのです(『バクマン。 (2)』 p.118 など)。

つまりは、「マンガ家には、原作と作画という道もあるのか」とか「編集者の仕事はこんな感じなのか」と『バクマン。』を読んで理解・想像する読者は、向こうの世界にはいない。だから最初から作画だけしよう なんて子はいないのかも。

実際には、現実世界のマンガ家志望者の中にも、作画のみを希望する人は少数派なのでしょうね。サイコーとシュージンは、かなりレアなコンビだったのか。

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バクマン。 #103-1 「無駄と挑戦」 インパクトと真骨頂

『バクマン。』 103 ページ 「無駄と挑戦」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 44 号)

ULTIMATE FACEBALL!!1!
(もっと──もっとインパクトを!)

今週の『バクマン。』が始まる直前のページで、バクマン。 総集編 『ハジマン。』を宣伝しています。コミックスのオビにも書いてある。

『バクマン。』のタイトルで肝心なのは、「バク」のほうだと自分は思う。もともとは「バクチ」の意味ですが、「爆」という意味にも取れるから現代語と相性が良い。

それなのに、『バクマン。』がらみの商法では、やたらと「マン」を推しています。マンおし。マンプッシュ。それはなんだか違う意味に取られそうだから、やめたほうが良いと思うマン。

だいたい、「マン」ではなく「マン。」と必ず「。」を付けているから、「マン○」という伏せ字かと思われそう──という人もいると思われる。

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バクマン。 10 巻 「表現力と想像力」 あり金全部と万全の態勢

『バクマン。』 コミックス 10 巻 「表現力と想像力」

Money, i has it!
(あり金全部で──カリカリと猫缶を買う!)

『バクマン。』のコミックスも、とうとう 10 巻まで来ました! ここまで、長かったなぁ……(終わってないよ)。

記念すべき 10 巻目ということで、大場つぐみさんが正体を明かしたり(やっぱりあの……)、小畑健さんがナイフの所持で■■された話をしたり、中ナントカさんが人物紹介から消えたり──もなく、いつものコミックスでした。

表紙も、例によって例のごとくの 2 人です。

現在「ジャンプ」で連載している『バクマン。』の世界で、亜城木夢叶はある劇中劇を連載している。その劇中劇を始める直前までが、10 巻に収録されていました。

ここまでの道のりには亜城木の 2 人も苦労したけれど、まとめると単行本 1 冊くらいになるのか……。「あのマンガ」だったら、5 年くらい使いそう。そして、やけにアッサリと倒しそうですね(何の話?)。

とくに女性陣に見どころの多い巻でした。

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バクマン。 #102-4 「画家と漫画家」 くだらないとやり甲斐

『バクマン。』 102 ページ 「画家と漫画家」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 43 号)

Poodle Statue
(くだらない──ではなく、下りられない?)

白鳥シュンは、どうしてマンガ家のアシスタントになろうとしたんでしょうね。彼の母親は、マンガを読むことすら禁止しそうです。

同じように、「亜豆が声優を目指した理由」もよく分からない。

彼ら・彼女らの事情は、秘密のままで描かれないでしょうね。アレコレ想像する楽しみとして、取っておきましょう。

亜豆:
「声優の山本圭子さんにあこがれて……」(『サザエさん』の花沢さん・『天才バカボン』のバカボン役など)
白鳥:
「友だちに借りた『殺し屋 1』と『シグルイ』にハマっちゃって……」

え、えええーーー!?

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バクマン。 #102-3 「画家と漫画家」 いい結果と契約作家

『バクマン。』 102 ページ 「画家と漫画家」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 43 号)

Schotzy's Bath
(家族の一員として──手伝った結果がこれだよ!)

今回の白鳥は、珍しく柄物のシャツを着ています。何だか複雑な柄になっている。このシャツを見ていると、某(棒?)・元首相を思い出しました。

そんな装備で大丈夫か? と言いたくなるところですが、着る人が着れば様になるのです。

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バクマン。 #102-2 「画家と漫画家」 木人高秋とよちよち歩き

『バクマン。』 102 ページ 「画家と漫画家」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 43 号)

2010-05-22_15-17-14_Canon EOS 7D_f3.2_1-125s_iso800_75mm
(よちよち歩き──どころか暴れ回っていた子)

亜城木夢叶コンビはいつも、サイコーがムチャなことを言って、シュージンがなんだかんだ言いながらも最終的に同調する。『HUNTER×HUNTER』のゴンとキルアによく似ています(髪の色も)。

でも、キルアと違ってシュージンは、けっこう考えなしの行動が多いような……。今回、とっさに考え出した「木人高秋(きど たかあき)」というペンネームの決め方も、かなりテキトーですね。

シュージンは誰とでも気兼ねなく話すけれども、サイコーは人見知りをする。この 2 人の性格からして、シュージンが少しでも離れると、サイコーからすれば遠くへ行ったように感じるでしょうね。

これでサイコーが女々しかったり、「女の子は苦手」だったりすると──なんというか「そのまま」なキャラになります。しかし、彼は結婚のために誰よりもがんばる、根性屋さんだった。その性格設定が面白い。

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バクマン。 #102-1 「画家と漫画家」 恋太と速筆

『バクマン。』 102 ページ 「画家と漫画家」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 43 号)

Spread the love and peace
(ラブとピースは──形だけで終わらせないように)

今週号の『バクマン。』は、センタ・カラーでした。

『バクマン。』のカラーページは、アニメの情報とタイトルです。自分の部屋には「電源を含めてコードが何もつながっていないテレビ」という詩的な物体しかないので、アニメは見るとしても DVD 待ちですね……。

タイトルのほうは、「『バクマン。』にありがちなこと」な感じで、サイコーだけが描かれている。

毎週毎週この作品の感想を書いていて、何兆回も「サイコーとシュージンは」とタイプしています。そのワリには、『バクマン。』のビジュアルイメージって、「サイコーだけ」が多い気がする。コミックスの『バクマン。 (1)』と『バクマン。 (8)』などなど──。

コンビを組んでいるのに、仲良く一心同体で描いているのに、孤独を感じる。──今週の話は、サイコーのさみしさが詰まっていましたね。

──というところで、普通の感想サイトなら終わるのでしょうが、ここからが感想の本番だ……。

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バクマン。 #101-4 「苦情と上昇志向」 NEXT! の掲載とトントン拍子

『バクマン。』 101 ページ 「苦情と上昇志向」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 42 号)

Next to nothing
(次に勝利の美酒を味わうのは──誰だ)

マンガの原作者と作画担当者との関係は、読者からするとなかなか微妙な感じがします。

たとえば、『DEATH NOTE』や『バクマン。』が面白いのは、「誰」の力なのか……。もちろん、大場つぐみと小畑健さんの、両先生の力で成り立っている。そうとしか言いようがない。

最近、過去の作品をリメイクすることが多いですよね。同じ先生が続編を描いたり、別の作家が絵柄だけ変えて作ったりする。自分の知る範囲では、成功例はすくないです。手塚治虫の作品は、あの絵柄だから良いのだ!

そこで思ったのですが、上記のようなリメイクがあり得るなら、「原作者は同じで、作画は別のマンガ家が描く」というアレンジも可能な気がします。

美味しんぼ 』の絵をほかのマンガ家が描いたら──、違和感しかないかな?

そうやって考えていくと、いま再読している『ギャラリーフェイク』は、すさまじい作品です! あの美術史の光と闇を、一人のマンガ家が考えて描いている、原作者はほかにいないなんて、ちょっと信じられません。

だって、作者の細野不二彦さんって、『さすがの猿飛』や『Gu-Gu ガンモ』を描いた人ですよ……(スキトキメキトキス)。どんだけ作品の幅が広いんだ!

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