バクマン。一覧

バクマン。 #28-3 「協力と条件」 服部の条件と福田の宣戦布告

『バクマン。』 28 ページ 「協力と条件」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 15 号)

Cherry Blossoms in Italy (by tizianoj) (by tizianoj)

今週号の『バクマン。』では、4 月 1 日の話が描かれた。──ただし、もう 2010 年の話だが。

4 月 1 日といえば、ウェブ上では「いつもと違ったサイトやページに変更して、訪問者を驚かせる」といった遊びが定番である。

エイプリルフールに便乗しているサイトまとめ2008年版 – GIGAZINE

毎年のように、このサイトでも 4/1 には何かしよう、と思っている。だが、生まれついての面倒くさがりなので、一度も実現していない。まぁ、あまり個人サイトで急にデザインを変えても、気が付く人もいないだろう(という逃げ)。

エイプリルフールの風習は、起源がハッキリしていないようだ。さらに、国によって とらえ方も異なる。たいへん面白いので、Wikipedia をご覧いただきたい。

エイプリルフール – Wikipedia

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バクマン。 #28-2 「協力と条件」 見吉の告白と亜豆の衣装

『バクマン。』 28 ページ 「協力と条件」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 15 号)

Acorn hams / Jamones de bellota (by . SantiMB .) (by . SantiMB .)

今週の『黒子のバスケ』には驚いた。

先輩からパンを買ってくるように言われる→異常なくらい混んでる→でも普通に買えた→「めっちゃ おいしいです」(→えええー!・ガッカリ)

これがなぜ面白くないのか。たとえば『HUNTER×HUNTER』のグリードアイランド編で修行中に、

マサドラに行く→普通に買い物→「プラズマテレビが値下がりしてたね」「また来ようぜ!」(→ええー!)

今週の『SKET DANCE』で、

ボッスンとヒメコがデート→付き合う(→えー)

『ONE PIECE』で、

ドン!!!→勝つ(→あ、いつもの通りか……)

──という感じのダメな展開だからだ(最後にノイズが混じったが)。

バスケットボールのマンガなのだから、多少はムリヤリにでもバスケに絡めるべきだし、そうでなければもう少しページを少なく取るべきだ。ほとんど 1 話まるごと使う話ではない。

──なぜ、『バクマン。』の感想でこんな事を書いているのか。アンケートハガキの話と直結するからだ。

そもそも、アンケートハガキを出すような読者は、一般的ではない。その読者が、「面白かったもの 3 つ」の中に、今週の『黒子のバスケ』を入れるだろうか? 熱烈なファン以外は入れないだろう。

シロウトの分析には意味がないとは思う。しかし、こうやって少し考えただけでも、アンケートの上位に入ることは難しい、と分かる。なにしろ、「なぜ、面白かったのか」という理由はアンケートでは聞いていないのだ。自然に、好きな作品か人気のある作品に票を入れる。

こんな世界で、サイコーとシュージンは連載を開始できるのだろうか……。

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バクマン。 #28-1 「協力と条件」 サイコーの照れとシュージンの発想

『バクマン。』 28 ページ 「協力と条件」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 15 号)

blade (by Deltasly) (by Deltasly)

サイコーとシュージンは、たった一か月でコンビ解消から再結成になった。早すぎる展開にも見える。

しかし、この年ごろの一か月は、われわれオトナが想像する以上に長い。その半分もあれば、ガラッと変わってしまう。

茨木のり子さんの『詩のこころを読む』の一節を思い出した。

少女時代「あなたが側(そば)に来ると、さあさあと血の流れる音まで聞こえてくるようだ」と老いた人に言われ、なにを寝ぼけたことをと聞き流してしまったのですが、いまや、若い人と話をしていると、新品のポンプでたえず汲みあげられる新しい血の流れ、とどこおりなく駆けめぐっている潺々(せんせん)の音が聞こえるようになりました。

詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)』 p.171

安西均の詩・「新しい刃」に言及した言葉である。「詩のこころ」はサッパリ分からない自分だが、この新しい血の流れという感覚は何となく分かる。──そういうトシになってきた、ということか……。

子どものころの自分は、何時間でも好きなことに没頭していたし、面白い物を求めて歩き回っていた。熱しやすく冷めやすい性格のためか、好きな物もコロコロと変わる。

その頃の自分だったら、邪道の SF 物から王道バトルに変更し、また王道の推理物へと変わる──という 2 人の感覚にもついて行けたはずだ。しかし、今の自分には「──すごいなぁ」という、ため息混じりの感想しか出てこない。

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バクマン。 2 巻 「チョコと赤マル」 新妻エイジと服部哲が登場!

『バクマン。』 コミックス 2 巻 「チョコと赤マル」

Hearts and Berries (by North60) (by North60)

コミックス 1 巻の発売から、はや 2 か月。2 巻が発売された。

この巻では、新妻エイジ・服部哲(あきら)・佐々木編集長が初登場する。

──あと、ほんのオマケ的に、服部雄二郎とかなんとかいう ただのアフロが出ている可能性もある(この扱いの差は──愛の差だ)。

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バクマン。 #27-4 「策士と騙し」 サイコーのヤキモチと透明探偵

『バクマン。』 27 ページ 「策士と騙し」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 14 号)

イクラの海! (by ajari) (by ajari)

「透明探偵」について考えてみる。

探偵が透明になれるメリットは何か。事件を解決するための証拠集めに役立つだろう。容疑者の独り言や行動が丸わかりだ。

しかし、それを証拠として警察や裁判所に持っていくための工夫が必要である。「あ、オレ、透明になれるんです」では通らないだろう。──デスノートの使用者を法で裁ける世界があるのだから、透明探偵の発言も認められるかもしれないが。

透明になる条件はあるのか、それも気になる。『DEATH NOTE』も、あれだけルールを厳密にしていたからこそ面白かった。あの作品を読んだシュージンが、「いつでもどこでも透明になれる探偵」を創作するはずがない。透明になるための複雑な条件があるのだろう。──あるいは、「衣服は透過しない」というだけでも、よく考えたらツラいな。冬場とか。

(ここで、全裸で透明になっているときに「心拍数が上がる──というか、ある器官に一定以上の血流が送られると透明化が解ける」などというルールを考えたが、下品なので却下する)

でも……まぁ……透明になれると言えば、『Oh!透明人間』のような展開しか思い浮かばない(子どものころは、どうもお世話になりました!>作者さん)。自分のことだから、絶対にバレないような状況を整えた上で、誰にも気が付かれない・迷惑にならないように、すこしだけイイ思いをさせてもらう──と思う。その具体的な方法は、想像にお任せする。

みなさんは、透明になれたら悪用しませんか?(罪悪感をおすそ分け)

──いやいや、ちょっと待て! もしかして透明探偵って──女性という可能性もあるのでは?(ゴクリ……)

どうですか>マガ■ンあたりで柳の下(第二の赤松)を狙っている作家さん

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バクマン。 #27-3 「策士と騙し」 シュージンのネーム作りと福田組

『バクマン。』 27 ページ 「策士と騙し」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 14 号)

Belleh Pilloh (by samantha s.) (by samantha s.)

いまほどマンガのキャラクタを うらやましく感じたことはない。34 年と半年ほど生きてきて、強くそう思う。

自分は、一度でも縁遠くなった人と再び仲良くなる──といった経験がない。引っ越しや就職で離れると、もう「さようなら」だ。別に、会いに行こうと思えば会えるし、連絡は取れるはずである(オンナノコは除く……)。

でも、なぜか、もう一度会おうとは思えない。

そうやって、どんどんと自分から交友範囲を狭くしていく──。

それに比べると、サイコーやシュージンたちは、非常にウマく接している。自分にはキセキにすら見えるのだ。

まぁ、「成功するまで会えない恋人(仮)」という関係を築ける人は、めったにいないと思うが……。

あと、「成功したらセイコウ」とか「亜豆とサイコーがセイコウ」とか、100 万回言われていると思う。絶賛発売中の『バクマン。 2 (2) (ジャンプコミックス)にそんなことは書いていないので、注意が必要である(何のだ)。

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バクマン。 #27-2 「策士と騙し」 ジャンプの新連載と高校生

『バクマン。』 27 ページ 「策士と騙し」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 14 号)

Perennial pains (by amirjina) (by amirjina)

「『バクマン。 2 (2) (ジャンプコミックス)』の発売日だというのに、Amazon ではまだ書影(表紙の写真)が掲載されていない。なんということだ。せっかく「どう見てもガモウひろしです。本当に(ry」というネームが載っているのに、宣伝しにくいではないか。ぶつぶつ……」

──という大きな独り言は置いておいて。

以前から不思議に思っていることがある。なぜ、服部もシュージンも、そしてサイコーも「高校をやめる」ことは考えないのだろう。義務教育は終わっているのだから、無理に高校に行かなくても良いではないか。あと、新妻エイジの高校生生活も、ちょっと想像ができない……。

週刊少年ジャンプという「少年誌」でやっているマンガだから、という理由のほかに、サイコーとシュージンが高校に通う意味は あるのだろうか。

自分は「家から近いから」という理由で工業高校へ通っていた。理由だけは流川楓と同じだが、ルックスも才能もなかった自分には、ひたすら無意味な三年間だった。在学中から「卒業証書が欲しいから通っている」と公言していたし、実際にその通りだった。いまでも「最低でも高卒ではないと職がない」というくらいのメリットしか感じていない。

サイコーやシュージン・マンガに出てくる高校生のように、何か強烈にやりたいことがあれば、自分なら高校なんて行っていなかった。──いまになってこんなことを言うのは簡単だが……。

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バクマン。 #27-1 「策士と騙し」 服部の策とシュージンの本心

『バクマン。』 27 ページ 「策士と騙し」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 14 号)

Love Defined (by abardwell) (by abardwell)

服部の活躍が 2 週に渡って見られるとは、なんという幸せだろう。後半では、さらに面白い展開になる──のだが、感想は、しばしお待ちを……。

2009/03/04(水)には『バクマン。 2 (2) (ジャンプコミックス)』が発売される。それまでに今週号の感想を書き上げるのは無理だ(と、さりげなく宣伝)。

先週号の感想では、「服部の、良い意味でのあくどさが見られた。」と書こうとした。しかし、一般的には、「あくどい」を「良い意味」で使うことはないだろう。辞書で調べても、良い面は見つからない。

Yahoo!辞書 – すべての辞書 – あくどい

(ちなみに、あらゆる辞書サイトを使ってきたが、「Yahoo!辞書」は類語辞書まで検索してくれるのが良い。語彙の少ない自分は、かなり勉強になる)

自分は、悪い人間・あくどいヤツが好きだ。ただし、センスや頭が悪い人間・犯罪者は除く。この条件に合いさえすれば、人をだますような人間も好きである。

──ここで、「人をだますのは、詐欺罪じゃないか」という意見もあるだろう。そう、「人をだまして罪になる人間」は論外だ。人をだますなら──相手がだまされたことに気が付かないようにするべきである。金もうけでも、恋愛でも……。

同様に、他人に気を配らずに我を通す態度・ルールから少しだけはみ出す行為・ずるがしこさは、ある程度は生きていく上で必要になる。正直者が馬鹿を見るのは世の常だ。

──それでも、一生、馬鹿正直に生きられたら、この上なくステキだが……。

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バクマン。 #26-3 「2 人と 1 人」 服部のたくらみと揺れるサイコー

『バクマン。』 26 ページ 「2 人と 1 人」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 13 号)

Leo Got Game (by Mike Licht, NotionsCapital.com) (by Mike Licht, NotionsCapital.com)

「26 ページ」の後半は、服部の素晴らしさを再確認する もう、服部が主人公で良いのではないか、とも思う。

服部は手足がすらっと長く伸びたモデル体形で、「住人が数字で呼ばれる巨大掲示板」で愛されているあのキャラにそっくりだ。

八頭身モナー – Wikipedia

愛嬌(あいきょう)があるその顔は、日本人なら誰でも知っている男に似ている。じつになじみ深い愛され顔である。

ひょっとこ – Wikipedia

それより何より、その男気あふれる行動が素晴らしい!

草食とか肉食とか、何だか分からないカテゴライズが流行しているようだが、ようするに「(女性全般ではなく)ワタシをどう扱ってくれるのか」ということだろう。それはそれで大事だが、もっと服部のように「人の気持ちを理解しつつ仕事ができる男」に注目してはいかがか。

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バクマン。 #26-2 「2 人と 1 人」 しおらしい見吉と花柄

『バクマン。』 26 ページ 「2 人と 1 人」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 13 号)

California Summer Fruit Stand (by Not Quite a Photographr) (by Not Quite a Photographr)

長くマンガを読んでいると、いろんな読み方ができるようになるものだ。普通は読み飛ばすような場面に注目したり、派手な戦闘シーンよりも地味な会話が好きになったりする。

今週号の河原で 2 人が話す場面は、その地味さがよかった。昔だったら 0.2 秒でページをめくっていたと思う。いつの間にか、描かれていない行間(コマ間)や人物の心理まで読むようになってきた。

将来のことを話す 2 人の会話と表情からは、語られない本当の気持ちが読み取れる。これは望ましい結果ではない、と。それ以外にも、あまり大っぴらに話したくないような、良くない感情も見えてしまう。

マンガは「サイコーは○○と思った」といちいち描けない。ほぼすべてを絵で表現しなければならないのだ。ときどき、小説を読むよりも深い洞察力を要求されたりする。マンガと小説のどちらが優れているか──などという議論には興味はないので悪しからず……。

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