アニメ・マンガ一覧

HUNTER×HUNTER #334 「完敗」 トラの意を狩るネズミ

HUNTER×HUNTER No.334 「完敗」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 10 号)

Mouse and Tigerいつか分かり合える──という幻想

今週号の『HUNTER×HUNTER』はセンタ・カラーです! テレビでアニメも放送中の今、さぞかし楽しげなイラストが見られる──

──などという甘ったるい考えは夢だった。

巻末の作者コメントも不吉です。先週号は巻末コメント・今週号はサブタイトルについて、冨樫先生は疑問を感じ始めているらしい──。ベタすぎるし考えたくないけれど、こんなセリフを想像してしまいます。

冨樫義博:
「もう これで 終わってもいい だから ありったけを」

同じことを「キメラアント編」で何度も思わされたので、あと 100 巻は続くと信じていますけどねッ!

続きを読む


『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 22 巻 感想・2

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 22 巻 「フィギュア・ドール・ペインティング!」

きょうのおやつ懐かしくも新しい──過去と現在をつなぐ味

第 22 巻の後半は、出番の すくない人物に焦点を当てる話が多いです。もう十分にキャラが多くなってきたので、これからも各人物を掘り下げていく話を描いて欲しい。

とくに、安形紗綾(サーヤ)の再登場が良かった! ストーリィ的に考えて、もっと彼女の出番は多くて当然のはずなんですけどね。

続きを読む


『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 22 巻 感想・1

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 22 巻 「フィギュア・ドール・ペインティング!」

Korejanai Robo / コレジャナイロボ見てくれじゃない──ロボットも人間も

アニメ調の表紙が鮮やかな第 22 巻です!

よく見ると、ちゃんと表紙と内容がシンクロしている。例外は吉備津百香(モモカ)で、スイッチ愛しさに特別出演したのでしょうか。だったら早乙女浪漫(ロマン)も描いて欲しかった……。

美麗な「ダンテ」こと伊達聖士が中で待っていて、ドキッとしました。黙っていれば美形で格好いいのに、本編で惚れていた人物は──。てっきり彼もアッチの世界へ旅立つかと思いきや、そこは踏みとどまりましたね。

第 22 巻の前半は、軽くジャブ代わりに番外編から入り、あとは濃い話ばかりです! やっていることは いつもの「部室でダラダラ話す回」なのですが、新境地を開こうとしている。

では、長々と語っていきましょうか──。

続きを読む


バクマン。 #164-4 「決定と歓喜」 心臓と鎬

『バクマン。』 164 ページ 「決定と歓喜」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 09 号)

The Akban rose and swordしのぎを削る相手は──心臓の鼓動まで聞こえる

いつもとは様子の違う新妻エイジが印象的で驚きました。彼のこんな姿は見たことがありません。どうしてドテラを被ってネームを描いていたのかが最初は分からず、「──寒いから?」などとマヌケな言葉が浮かびました。

エイジは不思議な人物ですね。

サイコーよりも社交的で、シュージンよりも思いやりがある──と思いきや、マンガさえあれば ひとりで生きていけるような悲しい強さもエイジには感じる。

その強さが いつか彼の首を絞めないか──と心配になる話でした。取り越し苦労に終わって欲しいです。

続きを読む


バクマン。 #164-3 「決定と歓喜」 覇気と男泣き

『バクマン。』 164 ページ 「決定と歓喜」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 09 号)

The consolation of a trooperその涙が──明日の覇気になる

今週号のカヤさんは、表紙を合わせると 3 着の衣装を着こなしています。ずっと普段は同じジャージだったから、かわいらしい彼女の姿が うれしかった!

自分で「可愛い 可愛い 香耶ちゃん」と言うくらいだから、やはり冒頭で ほめられてカヤは喜んでいたのでしょうね(何で 2 回言うねん!)。だから「オシャレ週間」に突入したのかも。

もちろん、本編 1 ページ目との対比を使ったギャグだし、女の子なら当然のオシャレ感覚ですけどね。できれば 彼女には、いつもファッショナブルでいてほしいな。

続きを読む


バクマン。 #164-2 「決定と歓喜」 勝手な推測とマイナス要因

『バクマン。』 164 ページ 「決定と歓喜」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 09 号)

Yin + Yangマイナスがあればプラスもある──と推測したい

一年間分の週間連載──つまりは コミックス 4-5 巻までに完結していて、そのあと何年も印象に残り続ける作品は、過去に何作も存在します。

まっ先に自分が名前を挙げる作品は、『レベルE』ですね。連載終了後に何年も経ってからアニメになり、豪華な DVD が発売されました。

サイコーとシュージンも、このような作品を目指す余裕があれば良かったのに。──亜豆美保が おばあちゃんになるけれど。

続きを読む


バクマン。 #164-1 「決定と歓喜」 しまりとシナリオ

『バクマン。』 164 ページ 「決定と歓喜」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 09 号)

Ms. Lucyしまりのない顔で愛される──彼女のシナリオ

やわらかい雪のようなカラー扉でした。ここのところ影の薄かった亜豆美保が、中央に大きく描かれています。「ああ そう言えば、こんな顔をしていたよなぁ」──とまでは思わなかったけれど、昨年の初雪を思い出すような懐かしさ。

アニメやゲームなどのメディアから入った人は、「ヒロイン: 亜豆」の存在が大きいはずです。まさか原作のマンガで、これほど彼女の出番がすくないとは、想像できなかったのでは?

各キャラクタがポップな絵柄で浮かんでいて楽しい。亜城木夢叶の 2 人と蒼樹紅は、いつものように仕事中です。表紙ぐらいコタツで くつろいだらいいのに。

机に向かわず遊ぶ平丸一也──は いつものこととして、なぜかラッコではなくパンダの ぬいぐるみを手にしています。蒼樹紅のイメージなのでしょうか。

福田真太は便座に座っている。これは ひどい! 「考える人」みたいなポーズだから、彼の作品にはトイレから生まれたアイデアが多いのかもしれませんね。それは それとして、亜豆の のど元にいるから、彼女に食べられたみたい。

続きを読む


HUNTER×HUNTER #333 「鳴動」 捻る×寝る×尋ねる

HUNTER×HUNTER No.333 「鳴動」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 09 号)

Have a Heart Desaturated Free Creative Commons手から生まれる──かけがえのない奇跡

パリストンが副会長になったのは、わずか 3 年前でした。意外と最近だけれど、ネテロが「十二支ん」を集めたのは、もっと前だと思うんですよね。かなり以前から「十二支ん」同士の交流も あったように見えます。

とくにジンとチードルとは「10 年来の仲」といった感じで、以前に けしからん妄想までしてしまいました。──どんな女性とでもジンは、「夫婦ゲンカ」みたいな口調になりそうですけどね。

HUNTER×HUNTER #331 「X 日」 この世は閉じられている | 亜細亜ノ蛾

幻影旅団のように欠員が出たところを、パリストンで埋めたのかもしれません。あるいは、「十二支ん」自体は以前から結成していて、いなくなったのは副会長なのかな。

その場合は おそらく、「たまたま」メンバが行方不明になったり、「偶然にも」亡くなったりしたのだろうなぁ……。

続きを読む


HUNTER×HUNTER 5 巻 「ジン・フリークス」 2 – 想像できない夫婦生活

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.5 「ジン・フリークス」

Easter Pug両親の良いところを受け継いだ──自慢の子

5 巻の後半は、目まぐるしく状況が変化します。そのため、過酷な状況に気がつかない人も多いでしょうね。キルアがどんな状態だったか、もう一度よく思い返してみよう。

マンガや小説・映画など創作の世界では、時間をかけて描写するほど「これは すごい状況だ!」──と読者が思う傾向にある。探偵小説で長々と「謎の解明編」が描かれたり、戦闘中に敵がベラベラと必殺技の解説を始める理由です。

冨樫先生は、そんな小手先のテクニックで引き延ばしたりしない。──本当のところは、飽きっぽい性格だからかもしれないけれど。

続きを読む


HUNTER×HUNTER 5 巻 「ジン・フリークス」 1 – BONE To Be Wild

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.5 「ジン・フリークス」

Lego bonesいつかその姿になっても──野性的に行こうぜ!

ついにハンター試験が終わりました! ハンター協会にはゴンの父親が待っていて、連載自体も「今まで声援をありがとうございました」──とはならずに、すぐさま次の展開へつないでいます。

コミックスの 5 巻は、「友だちとは・家族とは何か」がテーマだと感じました。そして どちらが重要なのかを考えさせられる。

人と人との関係とは、一種の幻想や物語だと思いますが、けっして語り尽くすことは ありません。いつでも頭の片隅には置いておきたい。

この人生の一大テーマを描くために、主人公のゴンではなくキルアに焦点を合わせたことが面白いですね。友人の闇を描くことで、主役の光が強調されている。

「いやいや、アンケートでキルアが ぶっちぎりだっただけちゃうかー」とか思った──なんて人はいませんか!?(いつもの責任転嫁)

続きを読む