『バクマン。』 21 ページ 「壁とキス」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 08 号)
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『バクマン。』ってどこが面白いのだろうか。ときどき、分からなくなる。
ジャンプ編集部の内部をバクロする──それが本作品の売りと思っている人は多いだろう。しかし、そこには面白さはない。ほんの少しだけ、知識欲が満たされるだけだ。コミックスの一巻を読んだだけの人は、もしかすると「マンガの描き方講座」が延々と続く、と思っているかもしれない。もちろん、そんなレベルは終わっている。
この作品には、不思議な力は出てこない。刀剣や魔法なども(マンガ内マンガにしか)なく、目に見えて派手なバトルが起こるわけでもないのだ。未読の人に勧める場合には、「天才的な中高生の 2 人がマンガ家を目指す話」としか言いようがない。──それを聞いて、読みたがる人がいるだろうか?
それでも、『バクマン。』は面白い! どこがって?
単純なことだった。「ワタシの『どこ』が好き?」と聞かれたときと同じである(聞かれたことはないが)。──「どこ」ではなく、「すべて」。
今回の感想は、また 3 ページしか進まなかった。今週号の中でも とくに面白みのないページのはずだが、書きすぎないように抑えるのが大変だ。それくらい、面白い。











