『なるたる』 – 作・画: 鬼頭莫宏
いよいよ終盤まで来ました。
──というタイミングで、いきなり「ロシア編」(仮名)が始まります(『なるたる (9)』 第 45 話 「ロシアの母」)。
これまでも、主人公である玉依シイナ(たまい しいな)の周辺にいる人物を中心とした、短編のような話はいくつかありました。
ところがロシア編は、妙に長いのです。それでいて、竜の子や成竜の核心に迫っているかというと──そうでもない。「竜は、世界各地にいるんだな」程度の印象でしたね。
『なるたる (10)』も「米軍編」(またまた仮名)からスタートする。こうやって、短編をつないだオムニバス形式の作品にするのかな──と思わせて、主人公たちにリンクさせてきます。
そして──、この上なく残酷な結果を見せる。
















