冨樫義博一覧

HUNTER×HUNTER #351 「死闘」 死神とドライヴ

HUNTER×HUNTER』 No.351 「死闘」

Reading a book at the beach
思い出も仲間も──忘れない目印

この展開は まったく予想できなかった!
「さて次回は どの王子が取り上げられるだろう?」「ゴン・フリークスは念能力を取り戻せたか?」「ゴレイヌ──ゴレイヌなぁ……(遠い目)」
そんな想像をしながらページをめくると──。あまりにも休載の期間が長かったから、時系列を忘れてしまったのか!? そんな光景が目の前に広がっている。
やはり冨樫 義博先生だけは、どれだけ読者が想定しても「奴は必ずその少し上を行く!!」(『レベルE』ネタ)。

今回の対戦そのものは十分に予測が可能でした。
あれだけ前振りが あったのだから、いつかは描かれて当然です。アッサリと結果だけ知らされる可能性も高かったけれど。
しかし、「戦った場所」が意外でした!

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HUNTER×HUNTER #350 「王子」 血に塗れた手には重く

HUNTER×HUNTER』 No.350 「王子」

Vigilant el descans de la família
親の思いを知らず──今は ただ眠る

恐ろしげなツボを背にしたクラピカが扉絵です!
1年と8か月ぶりの復活を祝うセンタ・カラーに なりました。ところが絵柄からすると呪いにしか見えません。「ジャンプ」の表紙で無邪気な表情をしているゴン・フリークスとは大違いです。

蠢く強欲、壺は孕み──
週刊連載では上記のアオリ文字が書いてある。ここからも元ネタは明確です。それは藤田ニコルさん──ではなく『遊戯王OCG』の「強欲の壺」で間違いない!

じつは この壺は かなり以前に登場しています。
No.086「9月3日 2」で変な壺にしか見えないとゴンが評している。あまりにも昔のため忘れていました。
ヨークシン編に登場した壺は、当然ながら壺中卵の儀に使われる本物では ありません。ゼパイルが作った模造品です。出来損いの恥ずかしい代物とゼパイル自身が語っていました。
登場人物たちが蠱毒のワナに飲み込まれる中、圏外にいる はずのゼパイルは元気だろうか……(借金取りから逃げ回っていそう)。

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HUNTER×HUNTER #349 「蠱毒」 子孫繁栄の矛盾

HUNTER×HUNTER』 No.349 「蠱毒」

Eggplant Right Before the Snow
卵のように丸丸と──中に詰まった悪意

ホイコーロ王子たちの姿が明かされました。
「14 人 14 色」といった感じで、きょうだいたちは似ているようで似ていない。ツェリードニヒのほかにも、「いい趣味」をした王子が何人か いるのでしょうかね。

ベンジャミンは「王子様」という印象は薄い。
彼以外にも、「王子」には思えないような人物が多かった。血の つながった者同士で王位を争うような、そんな過酷な運命は似合わなそうです。
それでも──戦いは避けられないのか。

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HUNTER×HUNTER #348 「覚悟」 十四の大罪

HUNTER×HUNTER』 No.348 「覚悟」

Sculpture: Deadly Sins (Snowglobes), Pure Products USA, by Nora Ligorano and Marshall Reese, Eyebeam Open Studios Fall 2009 / 20091023.10D.55572.P1.L1 / SML
船に集うは──死に至る罪

見事に予想が当たってしまった……!
ビヨンドの内通者に ついて前々回の感想でテキトーに書いています。あまり「意外な犯人」な気がしないけれど(十二支んの多くが悪人顔だから?)。

HUNTER×HUNTER #346 「選択」 会議×懐疑×快技 | 亜細亜ノ蛾

今回は、ついにビヨンド側の人間が判明します。
ところが、「背信者は敵! 即・排除!」──とは ならなさそう。そこが事態を複雑にしていて、面白いところでも あります。

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HUNTER×HUNTER #347 「就任」 他心×打診×打算

HUNTER×HUNTER』 No.347 「就任」

Golden pond 波風が立ち──波紋が広がる

またもや「容量(メモリ)の ムダ使い問題」です!
本来は強化系の能力者だが「分身を具現化」するカストロに向けて、ヒソカが上記の発言をしました。
そこから戦いは始まっていたのだ──。

今回は、この問題を解決する手段も描かれています。
コロンブスの卵というか目から鱗というか、あまりにもシンプルすぎて(作者も?)思いつかない盲点でした。
ゴンの不調も、「足のツボが効く」みたいに解決しないかな……。

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HUNTER×HUNTER #346 「選択」 会議×懐疑×快技

HUNTER×HUNTER』 No.346 「選択」

会議中
ミーティングに必要な──お菓子と疑問視

現実世界では何年かぶりの顔合わせが実現です!
どれほど この時を待っていたか! という読者の期待に対して、作者が どう応えたのかが見どころの一つでした。なにしろ冨樫 義博先生だからなぁ……。

また、新しく名前の判明した人物も何人か います。
さらには新キャラの登場──と めまぐるしい新展開の中でも、一番の見るべき点は「いまの主役は誰なのか」でした。はたしてゴンは復活なるか──?

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HUNTER×HUNTER #345 「署名」 幸い×介在×解体

HUNTER×HUNTER』 No.345 「署名」

クジラは田代や網地島を見てたのかな。 旅立ちの時まで──休息の日々

ようやくゴンが主人公らしく目立っていました!
彼の年代に合った「子どもらしい笑顔」を見せていたし、積極的に家事手伝いをする「良い子」の一面も見られました。
でも、そんなに喜ばしい復帰でもありません……。

カキンの 第四王子の動く姿も描かれています。
こちらは、第一印象から変わらない「やっぱりな」という好みの持ち主でした。やはり、クラピカの悲願達成は困難を極めそうです。

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HUNTER×HUNTER #344 「著者」 書き続ける意志力

HUNTER×HUNTER』 No.344 「著者」

Angel Island Immigration Station Hospital 施設に必要なのは──天使ではなく

懐かしい人物が再登場しました!
作中の時間ではなく現実時間で何年ぶりかの人物が出ています。過去の回想シーンでは、ある意味「新登場」と言っても良いくらいに若い姿が描かれている。
主人公が不在の状態も終わりを迎えつつありますが──、予想もしていなかった事件に度肝を抜かれました!

暗黒大陸」の「厄災」も驚異を見せ始めている。
不安は つのる一方ですが、それ以上に期待して先の展開を待っています! 今回は みんな座って話しているばかりだけれど、それでも面白いんだよなー。

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HUNTER×HUNTER #343 「勧誘」 招待×正体×照対

HUNTER×HUNTER』 No.343 「勧誘」

Edo-Higan cherry, Kanki-ji Temple 01 花が散るように──争いの火が散り人が散る

懐かしい人物が 2 人(3 人?)も再登場です!
あまりにも久しぶりすぎるし、もう舞台が大きく変わるから、今後は当分 出てこないかと あきらめていました。とくに そのうちの一人は、最後にしゃべったのは いつだったっけ?
ヒントは、ゴレイn …… ゼパイr …… モタリk ……!(じゃないことだけは確実だ)

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HUNTER×HUNTER #342 「布告」 どちらが囚われた?

HUNTER×HUNTER』 No.342 「布告」

Whale 20 万人の夢は──浮かぶか沈むか

現在の「ジャンプ」には冒険ものが多い。
おおざっぱに言えば「新大陸を目指す話」が、『ONE PIECE』・『トリコ』・本作品の 3 本も連載しています。
この「話カブりすぎ」(※)の状況は──非常に望ましいと思う。やはり少年マンガは、少年に夢──まだ見ぬ未来の新天地に挑む志──を見せて欲しい。
(※→船のデザインは、「羊」「タコ」「クジラ」──とカブってなくて良かったなー!)

個人的には『ステルス交境曲』のドロドロしたダーク展開は大好物ですが、こればっかり載っていたら「ジャンプ」じゃないからね!

さて、そんなタワゴトや某アイドル・グループとも関係なく(棒)、今回も先が気になる面白さです!

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