美味しんぼ一覧

「美味しんぼ塾ストーリーブログ」は美味しんぼer 必見!

「美味しんぼ塾ストーリーブログ」

いままで何百というブログ、何千というウェブサイト、何万というウェブページを見てきましたが、これほどすごいブログを見たのは初めてです。

全巻・全話が検索できる! - 美味しんぼ塾ストーリーブログ全巻・全話が検索できる! – 美味しんぼ塾ストーリーブログ

このブログのコンセプトは単純明快です。

著作権者の許可を得て、「美味しんぼ」の全巻・全話を、1話ずつブログ形式で格納しました。

1983年の連載開始から20数年、全99巻、900話以上に及ぶ「美味しんぼ」です。1話単位で1件のブログになっています。

全巻・全話が検索できる! – 美味しんぼ塾ストーリーブログ

──って、どんだけ~!(これだけは言いたくなかった)

この手の「目標が巨大すぎる」ブログは、「15 巻あたりで更新が止まっている」のが常でしたが、「美味しんぼ塾~」は現在 94 巻まで登録が完了しています。これが個人ブログだったらすごいですが、違うようですね。

登場人物・メニュー・食材も検索対象

恐ろしいことに、ストーリィだけではなく、登場人物やメニュー、食材までもが検索対象になっています!

たとえば、ページ右隅にある検索ボックスで「みりん」を検索すると、何十件もヒットします。しかし、「三河みりん」とブランドを指定すると、「第8巻 5話 スープと麺 (後編)」だけがヒットする──ということまで一瞬でわかるのです! ちょうど、8 巻を再読したばかりなので気づきました。

もう、これがどれほどすごいことか──。美味しんぼでラーメンが登場する話もすぐに調べることが可能です。良三くんって意外と出番すくないなー、とか(50 回以上は出ていると思った)。

というか、なんで『美味しんぼ』大好きな自分が、いままで知らなかったんだろう? 美味しんぼer(造語)失格ですね……。


『美味しんぼ塾』 雁屋 哲・著 米食がいかに危険か(笑)

『美味しんぼ塾』

『美味しんぼ塾』を古本屋で見かけて買いました。2001 年発行、と 6 年も前の本になりますが、当時はなぜか買い逃したので忘れていたんだよな……。と思ったら自分が買ったのは 2005 年発行の第 9 刷。人気があるようです。

さらに、Amazon.co.jp で調べたらいつの間にか『2』も出ていました。──自称『美味しんぼ』ファン、失格だなー。

食前に読むと、たいへん危険なので注意書きが必要な一冊です(暴飲暴食の元)。

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『美味しんぼ』に出てきた料理とお店集が凄い!

『美味しんぼ』大好き!

自分こと asiamoth は『美味しんぼ』が大好きです!どれくらい好きかというと、

「会社に何故か 1-50 巻くらいまで置いてあるので、えっと、休憩中に読むお」

──というくらいの熱心なファンです。もう、5 ループ目くらいには突入しているはず。

『美味しんぼ』料理とお店集

さて、ラブラブドキュンパックリコで凄まじい記事が載っていました。

  1. ラブラブドキュンパックリコ – 『美味しんぼ』1~97集までの目次と出てきた料理とお店へのリンクの全リスト(前半)
  2. ラブラブドキュンパックリコ – 『美味しんぼ』1~97集までの目次と出てきた料理とお店の全リスト(後半)

これは凄い。

──いや、自分も『美味しんぼ』のデータベース化は大昔に考えていたのですが、一瞬後に マンドクセー と思いました以上。という感じ。

思いついたことを実践できる行動力と根気がある人は素晴らしい。見習いたいです。

──ということで、「至高のツンデレ・海原雄山と究極のツンデレキラー・栗田ゆう子の全対談集」というのを思いつきました。──が、しまった、もうすでに規定の文字数(何?)を大幅に超過しているので、続きはまた──。


『美味しんぼ食談』(雁屋哲・岸朝子 共著)と『ハンニバル』

食が細い──わけではないが

自分は「レシピ本をぼーっと眺める」のが好きです。とくに、あまりなじみがない食材を使った料理──要するに食べる機会が少ない、高級料理なんかのレシピを眺めたりするのが面白い。──ショウウィンドウ越しにトランペットを眺める、みたいな感じでしょうか。

食べ物についての話を聞くのも好きです。自分は、あまり外食に行かないので、同じ世代の人と比べても、食べたことがあるものが少ないです。例えば──伊勢がすぐそば(といっても車で二時間)にあるのに、アワビを食べたことがなかったり。名古屋に行く機会はあっても、本場(?)の「味噌カツ」や「海老フリャー(名古屋人はそんなこと言わない)」は見たことすらないですね……。なので、人が食べたものについて語っている話を聞いて、世間にはそんな美味い物があるのか──と想像してみたり。

そんな自分と比べるのがおこがましいくらい、有りと有らゆる物を食べ尽くしてきた二人の対談本を読みました。

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美味しんぼ食談
雁屋 哲 岸 朝子
遊幻舎 2006-09

美味しんぼの料理本―Recipe (続) 美味しんぼ塾 2― 食を愛する全ての人に贈る痛快講義! 歯から始まる怖い病気 美味(おい)しんぼの料理本 美味しんぼ (96)

by G-Tools , 2006/12/09

美味しんぼの原作者、雁屋哲氏はともかく、岸朝子さんは寡聞にして知らなかったのですが、凄い経歴の方なんですね(本文末に関連情報を載せました)……。「レシピ本」などというものがあるのも、ひょっとしたら彼女たちのおかげかも知れません。

まぁ、そういった肩書きより何より、岸さんの「歯に衣着せぬ」という表現がピッタリな話し方がすがすがしい。さすがの雁屋氏も押され気味──かと思ったら、「何方もどっち」だったという。

食に関する蘊蓄や、戦前・戦後の日本における過酷な食事情、『美味しんぼ』の舞台裏などが語られてます。岸さんも雁屋氏も、質を犠牲にして大量生産された食品について、いろいろと戦ってこられたそうです。『美味しんぼ』でも、何度か出てきていましたね。例えば、カップめんに「栄養表示」がされるようになったきっかけも、岸さんたちが言及したところが大きいそうです。──安全な「食」について真剣に考える人がいるおかげで、日本の食文化が(ギリギリのところで)守られているのでしょうね。

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北大路魯山人はファック文芸部員

#### 北大路といえば
「北大路」という名字を聞いて想像する人物は、大きく分けて二通りあるでしょう(断言)。ポニーテールとナイスバディ、大胆な行動、しかし実は純情派──という北大路さんは今回お休みいただくとして。
[北大路魯山人](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%A4%A7%E8%B7%AF%E9%AD%AF%E5%B1%B1%E4%BA%BA “北大路魯山人 – Wikipedia”)という名前だけは識っていて、実際にどんな人かは知らない、という人がほとんどでは。『美味しんぼ』に出てくる至高のツンデレ親父、[海原雄山](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%BC%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9#.E6.B5.B7.E5.8E.9F.E5.AE.B6 “美味しんぼの登場人物 – Wikipedia”)のモデルになった人物、という認識が一般的かも知れませんね(たぶん一般の定義が間違っている)。
たまたま魯山人のエッセイ集を見かけたので、読んでみました。そうしたらこれが、面白い! 世の中の俗物どもをバッサバッサと切り捨てる──というか好き放題いってるだけ──と爽快な読み物でした。

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魯山人の食卓
北大路 魯山人
角川春樹事務所 1998-09

by G-Tools , 2006/10/26

自分が読んだのは上記の方ですが、単行本も出ているんですね。知らなかった……。

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魯山人の食卓
北大路 魯山人
角川春樹事務所 2004-10

by G-Tools , 2006/10/26

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究極かつ至高のちょい悪キャラ・金上

『美味しんぼ』に出てくる、**金上**というキャラをご存じでしょうか? 知ってる人は、かなりの*通*。
コミック50巻に初登場する人物で、美味しんぼの中でもトップクラスの*悪者キャラです*。
──いや、美味しんぼに出てくるキャラで、悪者は金上だけといっても過言ではないくらい(他のワルモノなんて可愛いもんです)。
今回は、ちょっと気になるこの人を取り上げてみます。

美味しんぼ (50)

美味しんぼ (50)

  • 小学館
  • 1995-04
  • ¥ 509
  • Book

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