『バクマン。』 129 ページ 「青春と末路」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 20・21 合併号)
以前、マンガ家は名作映画を観るべきだ──と新妻エイジは言いました。たしかに、名作と呼ばれるマンガにも、映画からの引用が よく見られます。映像から構図を学んだり、話の構成を参考にしたり、吸収できるところは多い。
ただ、マンガは 3D へ行かないで欲しいな……。
平丸も、ブルース・リーの『死亡遊戯』を観て勉強したに違いない。マンガ家としての自覚があるのですね!(たんなる映画ファンだと思うケド)
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以前、マンガ家は名作映画を観るべきだ──と新妻エイジは言いました。たしかに、名作と呼ばれるマンガにも、映画からの引用が よく見られます。映像から構図を学んだり、話の構成を参考にしたり、吸収できるところは多い。
ただ、マンガは 3D へ行かないで欲しいな……。
平丸も、ブルース・リーの『死亡遊戯』を観て勉強したに違いない。マンガ家としての自覚があるのですね!(たんなる映画ファンだと思うケド)
今週号の「ジャンプ」には、小畑健先生へのインタビュー記事が載っています(p.318)。とくに、新妻エイジのことを書いた文章が興味深い。
天才という設定ゆえ何をやらせても“新妻エイジらしい”で済んでしまうので、こういうキャラを作ってしまうとマンガを描くのが楽しくなります。
この一行に、キャラクタ設定の極意が濃縮されている。──しかし、それには、「天才」を描けるだけの説得力が必要ですね。小畑さんだからこそ言える、言葉の重みを感じました。
静河流が現実に目覚めた場所とソックリなお店が出てきました(『バクマン。 (11)』 p.120 を参照のこと)。もしかしたら、同じところなのかも しれませんね。「ジャンプ」編集者が ひいきにしている実在の店──だったりして。
そう言えば、あの場面で髪型がカヤに似た嬢は、静河のことを笑いものにしている──と記憶していました。いま見直してみると、普通に笑っているだけですね。イヤなお客も来る店で がんばっているお嬢さんのことを、悪く思っていて すみません……。
急に登場したローソンクルー・あきこちゃんみたいな髪型の女性を、シュージンはヤバく ないか?
と警戒しています。良い意味 / 悪い意味の両方で「ヤバい」を使えるけれど、この場合はどれなのだろう?
まぁ、ハズレはすぐに分かるよな……。

(100% 緑のジュースが──おすすめできる)
今回も驚きの展開でしたね! まさか──。
──えー、『バクマン。』の感想記事の途中ですが、ここで臨時ニュースです。今週号の『こち亀』には「宇宙戦艦ヤマト」──にそっくりな、「宇宙戦艦ムサシ」が出てきました。その武蔵を見た両津勘吉のセリフは、下のとおりです。
なぜ今年 ヤマト…
ブームに 乗る時期 見誤って いないか…
言うまでもないことですが、昨年 12 月に公開された某ムタクさん主演の映画は、まだ DVD/BD が発売されていません。今年・2011 年の 6 月に発売の予定です。キムタ某さん、広報のみなさん、ブームを勝手に終わらされないように、宣伝をがんばってくださいね!
ということで、各業界にサプライズを提供し続けるのは、『バクマン。』だけではなかったのですね。さすが大先輩マンガっス!
今回の話は、こっ──子作り……(照)をしようかどうかと悩む、高木家の大黒柱が出てきました(照れるような年齢じゃねェだろ!)。
──これ、「ジャンプ」のマンガ、ですよね……?
あのシュージンとカヤが、子孫の繁栄・およびその過程に思いを はせるなんて──。『バクマン。』は、物語の中でも外でも物議をかもしだすマンガなのでした。
大丈夫、シュージンの大好きな『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空でも、立派に父親になれたのだから──。
作家の七峰・担当の小杉・アシスタントの中井の 3 人(NKN トリオ?)は、それぞれダメなところがあります。
三人寄れば もんじゅの事故(不謹慎!)──じゃなくて、3 人で お互いのダメなところを補い合って、ずっと成長を続けて欲しかった。
でも、中井には、もう復活の機会はないだろうな……。
ここから奇跡の V 字回復をはたして、「吹雪の夜」を越える感動を中井巧朗が巻き起こしたら、神すぎる。
この作品には珍しいバイオレンスが出てきました! 暴力シーンは、福田が中井を殴って以来ですね。七峰・中井の「NN コンビ」は、2 人そろって殴られ役か……(もうコンビは解消したケド)。
小杉の右ストレートは完全に殴り抜けているのに、七峰が受けたダメージは妙に少なかった。これは、小杉の攻撃力が低すぎる──のではなく、七峰のツラの皮が厚すぎるからでしょう。化けの皮やら猫やら、何枚も何枚もかぶっている。
石沢や中井を殴ったのは、読者をスカッとさせる意味を込めた描写だったと思います。今回の七峰は──、どうだろう? 一般的な読者は、「良くやった!(メシウマッ」と思うのでしょうかね……。
『CROW』と『+NATURAL』とのコラボレーションに見られたような、大々的な合作は、「週刊少年ジャンプ」誌上ではあまり例がありません(自分が覚えていないだけ?)。
ところが、前号・今週号と続けて、合計 3 話分のコラボ・マンガが載りました。とくに、『SKET DANCE』の番外編が自分は好きです。作者同士が師弟関係にある『銀魂』との合作で、お互いのキャラをイジリたい放題でした。
客観的に見れば「テレビ・アニメーション化を記念した企画」でしかありませんが、『バクマン。』のアイデアが現実世界に飛び出したのでは──と思えなくもない(か?)。
ということは、七峰透プロデュースの「判定人法」が、いよいよ「ジャンプ」で始動──しないだろうなぁ……。