小畑健一覧

バクマン。 #88-3 「表現力と想像力」 小説版と間のコマ

『バクマン。』 88 ページ 「表現力と想像力」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 27 号)

Spinning Top (by Keith Barlow)
(「間」に困った時には、とりあえず回そう)

今回の服部が言った、エイジの勝っているところ──マンガとしての 表現力とは、基本中の基本のことでした。

マンガを読むだけではなく、描き方まで知っている人には、「そんなことなの?」と拍子抜けしたでしょう。

──それでも、基本こそ大事です。

基本ができていなければ論外だし──、基本だけできていても面白くない。マンガは──創作は、「基本・プラスアルファ」の繰り返しです。

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バクマン。 #88-2 「表現力と想像力」 石灰岩と定石

『バクマン。』 88 ページ 「表現力と想像力」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 27 号)

Sunset at White Desert (by 98octane)
(たしかに、これで殴られたら痛そうだ)

今週号のジャンプには、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」について、本当に 必要ですか? と読者へ問いかけるページがあります。

東京都青少年の健全な育成に関する条例 – Wikipedia

例の、「非実在青少年」や「児童ポルノ」について、

「ワシらには分からん興味もないから規制するわw」

という──アリガタ~イ、お上からのお達しですね(ビキビキ #)。

このサイトでは、前から再三再四──再十六くらい言っていますが、

「マンガに影響されてバカやる奴は、バカだ」

というのが、自分の一貫した意見です。

そういうバカがいるから、「マンガの中のょぅι゛ょ」と「現実世界の児童」とが区別できずに──「規制する」というオメデタイ人たちが出てくる。

オメデタイ人たちも忙しいのだから──、

──バカは無人島でやりなさい。

ところで──、よりによって条例改正の是非を問うページは、『保健室の死神』と『SKET DANCE』との間に挟まれたページに書いてあるのです。ジャンプの編集部も、なかなかやりおるわ……!

ひとつは、最近、妙~にテコ入れ──お色気なシーンが盛りだくさんになってきた『保健室』(コミックスでは乳■券も発行!)と──、

もうひとつは、マンガ史上にその名を残すであろう──「修学旅行編」(トイレやらお風呂やら──)を描ききった『スケット』とで、ムギュッとサンドイッチですよ!

──そりゃあ、オバハン・オジサンたちも──、

──規制したくなるよなぁ。

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バクマン。 #88-1 「表現力と想像力」 Y-1 と半年

『バクマン。』 88 ページ 「表現力と想像力」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 27 号)

NY Yankees Are Pussies (by Pro-Zak)
(彼とタッグを組んだら強そうだ……!)

「表現力」とは何だろう。

いかにも「辞書辞書した」意味あいはともかくとして、マンガにおける「表現力」とは──、

──分かりやすさ

この一語に尽きると思います。

一般的に「マンガの表現力」として例に挙げられるのは、絶対に自然界にはあり得ない擬音や、斜めに切り取った構図や、妙な立ちポーズなどでしょう。

ようするに──、

──ジョジョっぽい、ぶっ飛んだイメージ。

自分が思うに、『ジョジョ』がスゴイのは──荒木先生の素晴らしいところは、一般ピーポー(×ウェカピポ)な読者にも「何か──スゴイ!」がストレートに伝わるように、分かりやすく描いているところです。

まずは、読者に分かりやすい「表現力」を身につけて、それから自分なりの個性を出す「表現方法」を見つけ出す。それが一番ではないでしょうか。

(──と個性について書いておきながら、今回の文章は、京極夏彦先生みたいな「──」の使い方を多用して失敗している、というメタ的な構造)

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バクマン。 #87-4 「ケーキと強敵」 3 年連続と鬼金

『バクマン。』 87 ページ 「ケーキと強敵」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 26 号)

gold cast bar (by hto2008)
(それは、「金棒」ではない)

今回、いつものように雄二郎はノンビリとした口調で語っていますが──、たしかに、亜城木夢叶には後がありません。

港浦に言わせると、実質半年以上続いたから、『疑探偵 TRAP』も成功だという(『バクマン。 (7)』 p.35)。『走れ! 大発タント』も、低年齢層と編集部内での評価は高かった。

──だからこそ、港浦にはなんの危機感もなかったし、いまだに『タント』をやめた理由も、腹の底から理解しているワケではないのでしょう。

こういった、マンガ家と編集者との意識のズレを見ていると──、編集者ってなんなのだろう、と思ってしまいます。

服部と吉田──あとはお情けで──雄二郎の 3 人で、新しいマンガ雑誌を立ち上げたら面白いのに。

(服部の策略と吉田の人心掌握術とで爆売れ→雑誌にアフロが混入→廃刊)

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バクマン。 #87-3 「ケーキと強敵」 本当の戦いと助け合い

『バクマン。』 87 ページ 「ケーキと強敵」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 26 号)

日光の旅 聞かざる (by toshi0104)
(似てはいるが、二重の意味で港浦ではない)

今回は、「ケーキのクリームを口元にベッタリとつけた、サイコーとシュージン」が出てきます。

そのケのない同性から見るとたんなる汚い場面ですが、

「これでしばらくはネタに困らない……!」

などという、フ女子の声が聞こえた──ような気がする(幻聴)。

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バクマン。 #87-2 「ケーキと強敵」 気持ち悪いとめでたい

『バクマン。』 87 ページ 「ケーキと強敵」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 26 号)

Miniature Food - Black Forest Cake  (by PetitPlat  by sk_)
(お行儀よく、ナイフとフォークでどうぞ)

今回、『カタログ請求の神ジョン』という作品が出てきます。

この作品が、亜城木夢叶の『完全犯罪クラブ』や、新妻エイジの『+NATURAL』・『CROW』と、互角以上の戦いを繰り広げることになるとは、まったく予想もしませんでした……!

──だって、ウソだもん(たぶん、二度と出てこないだろうな)。

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バクマン。 #87-1 「ケーキと強敵」 三度目の正直ともったいない

『バクマン。』 87 ページ 「ケーキと強敵」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 26 号)

I Voted (by Don Solo)
(どうも、投票は大事なようだ)

編集部の班長たちによる連載会議で「アリ」と判断された作品だけが、「ジャンプ」で連載されるそうです。──会議の結果を待つ間は、担当の編集者も、作家も、不安でしょうね。

連載した作品がもう 2 つ──、いや、まだ 2 つしかない(はずの)大場つぐみさんは、『バクマン。』を会議に出す時には、かなり緊張したはず……!(とっても! ワザトラシーマン)

大場つぐみ – Wikipedia

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バクマン。 #86-4 「勝ちと負け」 3 票ずつと連載か否か

『バクマン。』 86 ページ 「勝ちと負け」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 25 号)

Take that! (by fofurasfelinas)
(はたして、どちらが勝つのだろうか……!)

トウトツですが、『HUNTER×HUNTER』に登場する優秀な(万年)受験生である、トンパさんのありがたい御言葉を拝聴しましょう。

挙手による多数決は 最大の愚行 !!

匿名性が失われ 自分に反対する者が誰かは わかるのに 少数派には 反論さえ許されない 最悪のシステム !!

HUNTER×HUNTER (3)』 (p.35)

──ああ、心が洗われるような、なんという美しい論理なのでしょうか……!

集……英社? とかいうところで、ジャン……プ? みたいな名前の雑誌を作っている、どこかの編集長なんか、トンパさんに論破されて欲しいところです(我ながらウマくいったな)。

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バクマン。 #86-3 「勝ちと負け」 秘密基地と経験値

『バクマン。』 86 ページ 「勝ちと負け」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 25 号)

LOMO 8M【無敵鐵金剛製造所】 (by We Make Noise!)
(秘密基地にありがちな光景──か?)

編集者たちが『完全犯罪クラブ』を読んで、うれしそうに話している場面が出てきました。

子どもたちが『完全』を読むと、自分たちのことが描いてあるように思えて、のめり込める。オトナたちは、自分自身の体験を思い出して、話に引き込まれる──そんなマンガのようです。

これも、『完全』がリアルな絵柄と話だからですね。いくら面白くても、現実味がなければ、

「マンガの世界だけのこと」

と割り切って読んでしまう──ってばよ! ……だと…… !? ドン!!!!

──えっと、いちおう書いておくと、リアルだから良い、マンガ的だから悪い、ということは断じてありません。いろいろなマンガがある、ということですね。

それに、マンガを通して自分のことを語ることは、たとえば、

「『ドラゴンボール』を読んでいた、あの当時のオレ」

でもできるわけです。

このブログを書いた人(オレオレ)が語尾で遊んでいるだけのことを、真に受けないように!(なら書くな)

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バクマン。 #86-2 「勝ちと負け」 出来レースとヤケ食い

『バクマン。』 86 ページ 「勝ちと負け」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 25 号)

Wham! - Last Christmas (by Jacob Whittaker)
(「最後のクリスマス」──という意味ではない

今回は、カヤがケーキを作る場面が出てきます。ところが、あまりにもムチャクチャなデコレーションなんですね。「カヤは料理が得意」と思っていたのに──、こんなにも不器用でしたっけ?

──いやいや、これは、カヤなりに「シリアスな笑い」をダンナ様に見せよう──という試みでしょう。さすがに、頭にクリームが付くなんて、ギャグとしか思えない。

カヤがクリームをひねり出す時の擬音が「ブリブリ」だったり、

クリームで書いた文字が「おめ」のあとに「S 字に似たヒネリ」だったりするのは──、

──天然なのか、狙いなのか……。

参考(?): 日刊スレッドガイド : 【TV】“○んこ”の○に入る文字は? 1位う 2位あ 3位ち 4位い 5位ま 6位わ(ランク王国)

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