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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』("Avengers: Age of Ultron")

LEGO MARVEL AVENGERS 圧倒的な強さをねじ伏せる──ひとつの思い

お気楽なアクション映画が進化しました!
本作品のストーリィには批判の声も多く聞きます。しかし、自分には楽しかったし、次回にも期待が持てました。意外にもミステリィ要素が あって、単純なアクションものには終わっていません。
今回の事件の発端を考えると、いったい誰が悪いのか、悪とは何か──と考えてしまう。

監督と脚本は、前作と同じジョス・ウェドンです。
ジョスは、初代『トイ・ストーリー』でアカデミー脚本賞にノミネートされました。エンタテインメント性には定評が ありますね。


さて、アベンジャーズの強さランキングを発表です!
独断と偏見による結果は、以下に なりました! 365+1 日 24 時間、いつでも反論は受け付けまs(ry

ブラック・ウィドウ >>>>>> ハルク > (「謎の赤い人」 > ウルトロン =) アイアンマン > ソー > [人類でも越えられるカベ] > (スカーレット・ウィッチ > クイックシルバー >) ホークアイ >>>> [もはや擁護不可] >>>> キャプテン・アメリカ

心優しき巨人

やはりハルクが圧倒的に強かった!
ハルクを鎮圧するために、トニーは「ハルク・バスター」をわざわざ用意しています。ところが、ハルクの怪力をまったく制御できていない。かろうじて気を失わせた理由は、ハルクの よそ見でした。
また、ブルース・バナーマーク・ラファロ)の精神的な弱さは あるけれど、映画的にはむしろ「人間的な魅力」となっています。

ところが、ハルクにも致命的な弱点がある!
ハルクが絶対に かなわない相手は──ナターシャでした! チャンチャン!(オチてないよ・※後述)

それにしても、ハルク化したのがブルースで良かった。
もしも(性格のウルトラ悪い)トニーがガンマ線を浴びていたら、地球は 3 回くらい終わっていたな……。

狂科学者の分身

アイアンマンも安定した強さでした!
ロバート・ダウニー・Jr が演じているトニー・スタークは、いつも お茶目でムードを作ったり ぶち壊したりしています(後者が多い)。だんだんと高田 純次氏に見えてきたな……。

トニーは科学者としても一流です。
エンジニアとして自分で開発を進められる。おまけに大金持ちなので、兵器を作りたい放題です!(法律とか条令とか守っているの!?)
本作品に登場するスーツは、すでに「マーク 45」まで改良されています。──そう、キャプテン・アメリカのシールドと違い、「量産できる」点が最大の強みとなる。
今回は、ジェームズ・"ローディ"・ローズ大佐ドン・チードル)のウォーマシンも参戦しました。
──だったら、キャプテンやナターシャ・ホークアイの「生身組」にもアーマを着せてあげたら良いのに……。

姉離れ・弟離れ

スカーレット・ウィッチクイックシルバーは難しい!
ワンダ・マキシモフピエトロ・マキシモフの姉弟は、それぞれエリザベス・オルセンアーロン・テイラー=ジョンソンが演じました。
スカーレットは、アベンジャーズの ほぼ全員の精神を侵しています。おまけに念動力まで使う。クイックシルバーもスピードだけは誰にも負けていない。弟が攪乱して姉が背後から襲えば、誰一人として勝てなかったのでは?

この姉弟にも攻略方法はある。
スカーレットはネタさえ分かれば精神攻撃を防げるし、クイックシルバーは攻撃力が低い。しかし、実際の戦場では、初対面で負ければ命を落として当然です。
いろいろ考えて、ホークアイの上に 2 人を仮に置きました。ホークアイは唯一スカーレットの術に かからなかったけれど、テレキネシスで勝てると思う。

縁の下の力持ち

本作でもキャプテン・アメリカは弱かった!
クリス・エヴァンスが演じたスティーブ・ロジャースは、いかにも優等生なリーダです。しかし、その正義を実行するための力が絶対的に不足している。

重要なアイテムをみんなで守る場面が あります。
いわばゲームの「タワー・ディフェンス」のような状況で、なぜか全員がパワー・アップする。ホークアイですらウルトロンのコピーを一撃で粉砕しています(うろ覚えだけれどナターシャも?)。
そんなボーナス・ステージの状況でも、われらがキャプテンだけは 2-3 回の攻撃で やっと倒している。ヴィブラニウム製である最強の盾何度も何度もザコ敵に投げる姿は、退役した老兵を見るようで観客の涙を誘う……。

しかし、キャプテンには強くなる余地がある!
ソーのムジョルニアを借りてしまえば良い! 最強の盾最強の槌を両手に戦えば──、すくなくともホークアイには勝てる可能性が わずかばかり存在しうる かもしれないと思う時も なきにしも あらずんば虎児を得ず(?)。

地に堕ちた神

マイティ・ソーは、今回で評価を一番 落としました!
クリス・ヘムズワースが演じる皇太子は、もはや北欧神話の神とは比べものに なりません。
冒頭でザコ兵たちを蹴散らすシーンが ありました。以前だったらソーだけで片付けられそうな敵なのに、一人一人をじっくりと相手にしている。すでにイヤな予感はしていました。

そして決定的な場面が現われます!
ソーの一番の強みであるムジョルニア(ミョルニル)すら、他人に寝取られ扱われてしまう! ハッキリとハンマを手にしたのは 1 名ですが、もう 1 人にも奪われそうでした。
そもそもムジョルニアは、「高潔な心の持ち主にしか持ち上げられない」。ところが現在のソーは、たんなる飲んだくれのオッサンです。次回作では、もうハンマは持てなくなっているのでは……。

彼女を支える手

上では冗談でナターシャを最強にしました。
実際のブラック・ウィドウの強さは、せいぜい「キャプテン・アメリカ未満、ホークアイ以上」ですね。
ただし、原作では肉体及び精神的な能力は人間の限界以上に強化されているらしい。映画では そんな場面を見た覚えがないし、それでも せいぜい「強い人間」程度です。特殊能力も持っていません。
上でも書いたように、なぜ彼女用の強化スーツを開発しないのだろうか。3 サイz ──スーツ採寸の時は手伝いますよ!

ナターシャの悲惨な過去が語られました。
スカーレット・ヨハンソンが演じるナターシャ・ロマノフは、はかなさと強さが溶け合っていて魅力的です。
彼なら、きっとナターシャを受け入れて支え続けるでしょう。誰よりも力強く。

狩人の家にて

本来であればホークアイことクリント・バートンが最弱でしょう。
ジェレミー・レナーの渋い演技で強く見えますが、彼こそ正真正銘の「ただの人間」です! 銃弾が飛び交う中を身軽な「おしゃれ衣装」で走るホークアイを見ていると、運だけは良い男に見えてしまう。

ホークアイの隠れ家で意表を突かれました!
ナターシャに馴れ馴れしくしているから、てっきりホークアイは──なんて思っていたのに!
原作ファンなら「やっと登場したか」という場面でしょう。しかし、自分は本当に驚かされました。知らないことを良いことに、「ナターシャは、ホークアイとブルースの両者を天秤に乗せて──」などと想像していたり……。

すべては母なる星のために

ウルトロンは悩めるラスボスです。
作品のノリは「勧善懲悪もの」であり、敵には「完全超悪」が要求される。しかし、ウルトロン(ジェームズ・スペイダー)は単純な悪者では なかった。
ウルトロンは、「地球の現状を嘆いて人類を滅ぼそうとする」というテンプレート思考の持ち主です。その発想は、ネットワーク上の情報を寄せ集めて借りただけに等しい。
つまりは、「ネット上の おまいら」の代表と言える。

ウルトロンには強い破滅願望が ありそうです。
彼(なのか?)は、ことあるごとに自分から負けたがっている。そんな印象を受けました。
たとえば、ヴィブラニウム製のクローンをもっと効率よく運用すれば、いくらでもアベンジャーズたちを圧倒できたはず。また、自分自身のコピーを大量に生み出す一方で、データのバックアップをネットワークに流しておくべきでした。

敵を騙すには

J.A.R.V.I.S.ジャーヴィス)の消失はビックリです!
トニーのパートナとして、ご主人の暴走を抑えるため、ジャーヴィスは重要でした。そんな彼(?)が いなくなったら、真の意味で「アイアンマンが世界を滅ぼす」のでは……。
そして、「赤い人」(原作では「ヴィジョン」)の登場で もう一度 仰天しました。ポール・ベタニーも初めて鏡を見て ひっくり返ったと思う。

今後の『アイアンマン』シリーズにも影響するのでは?
研究所で「今まで どおりにジャーヴィスとトニーが会話」していたら、それはそれでシュールな光景になるな……。

おわりに

※→ オチていないと言えば!
今回はエンド・ロールの後に遊びが ありませんでした。あの「けだるい表情でケバブを食べて『お、おう……』となる」場面が好きだったのに!
ロバート・ダウニー・Jr が急にアドリブをかますエピソードなど、小ネタが好きな自分には残念でした。

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