ミラ・ジョヴォヴィッチ主演 『ウルトラヴァイオレット』

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『ウルトラヴァイオレット』

今さらながら、『ウルトラヴァイオレット』を見ました。

ウルトラヴァイオレット – オフィシャルサイト

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ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション
ミラ・ジョヴォヴィッチ カート・ウィマー キャメロン・ブライト
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007-01-01

X-MEN:ファイナルディシジョン 特別編 パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト スペシャル・エディション M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション イーオン・フラックス プレミアム・エディション アンダーワールド2 エボリューション コレクターズ・エディション

by G-Tools , 2007/06/29

主演のミラ・ジョヴォヴィッチはキレイだし、アクションもすごい。近未来なガジェット(特に使い捨て携帯電話)や武器も格好いい。それなのに──。

謎な演出

劇中、「ん?」と首をひねりたくなるようなシーンが出てきます。設定がどうこうという話ではなく、演出が謎なのです。「え、いまのシーンは何が言いたかったの……?」というのが 64 回くらい。

つまり、材料はいいのに料理のしかたがマズい。喩えると──。

最高品質の卵(『美味しんぼ』読者なら、おマチばっちゃんの育てた鶏の卵、で通じるはず)がある。米もうまく炊きあげたし、上質のチャーシューとネギも用意してある。そして腕のいい中華料理人がやってきた。さあこれで美味しいチャーハンが食べられるぞ、と思いきや──「卵かけご飯うめぇ wwwwww」「ちょ w」。

──のような感じ(余計にわからないかと)。

アクションは見物

ということで、この映画は、ミラ・ジョヴォヴィッチの美しさと派手なアクションを楽しむのが主題で、ストーリィとか時代背景などは飾りと考えて見た方がいいですね。決して詰まらなくはないですが、真面目に見ると肩が凝るというか。

ただ、そのアクション・シーンも「なんでそこで撃たんねん!」とかツッコミたくなることが 128 回くらいあります。まぁ、ソファでポップコーンをコーラで流し込みながら見るのにちょうどいい、おバカな映画でした。