AZIKいいよ、という話
ここ数ヵ月間、日本語入力にAZIKを利用しています。最近はAZIKでの入力に慣れてきて、
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入力スピードが速くなった
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入力間違いが減った
という改善が(自分には)見られました。
これはいいものだ、ということで(マイノリティに向けて)お勧めします。
AZIKとは
AZIKの特徴を説明した文章の中で判りやすかったのが、次の一節です。
AZIKは、一般のローマ字入力のキー配列をそのままに、日本語によく出てくる文字列(読み)を2~3ストロークで打てるようにし、さらに打ちにくいパターンの互換キーを提供するものです。
ローマ字入力をほとんどそのまま利用できるので、わざわざ別の入力方法を一から覚え直さなくて済む、というのがいいですね。そして、段階的にゆっくりと操作を覚えられるのが便利です。
AZIKについてにはAZIKを導入する方法と、各種情報へのリンクが張ってあります。
日本語変換にATOKを使っている人は、専用のスタイルファイルがあるので、導入が簡単です。ちょうど、この記事を書いているときに、cyano: ローマ字入力で早く文章を打つためのAZIK for ATOK 2006 for Windowsを見つけました。ATOK2006ユーザはこちらをどうぞ。
実際に操作する際は図解AZIK操作マニュアルが図で説明されていて、一番判りやすかったです。
AZIKで短縮入力
さて、AZIKを導入する一番のメリットは、キーを打つ回数が減ることです。
入力の例
入力方式 | 入力する文字 |
---|---|
ローマ字 | syakkinhensai |
AZIK | xa;kkhdsq |
入力方式 | 入力する文字 |
---|---|
ローマ字 | tya-syu-mennikki |
AZIK | ca:xu:mdi;ki |
例がアレなのはアレとして 😛
日本語に欠かせないのは漢字。漢字を入力するには、まず読み入力が必要です。その読み入力に必要なキーの回数を減らせるのが、AZIKの特徴です。
実際に使ってみて
さすがに、初めはかなり「カタコト入力」になりますね。まるで、PCに初めて触れたような感覚──「えー……っと、“L”は……」と探していた時代に戻った、みたいな。
しかし(我慢して)打ち続けると、だんだんと慣れてきます。慣れると、「カタコト感」が無くなってきます。そして結果的に、ローマ字入力の時よりも早く入力できるようになります。
今回の記事のタイトルは単なるウケねらい──というのが半分ですが、もう半分は「実際、脳が鍛えられた気がする」という実感からです。最初はぎこちない指の動きが段々と最適化されてくる──という感覚が、「脳を鍛える」感じがします。
というか──改めて、打鍵数を減らしたいのならATOKの導入が一番だった、というオチ。