クリスマスに贈る「最強・動画再生環境」(前編)

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動画を快適に見る

クリおめ~(「クリスマスおめでとう」、の略)。

ということでクリスマスに相応しいネタ、

「何千何万という動画ファイルを快適に見るためのライフハック(笑)」

をお送りします。

具体的には、下記のツールを組み合わせて桃源郷(パラダイス)を目指します。

  • MMName
    • 動画情報をファイル名に付ける
  • FileSeeker
    • 複数のフォルダから一度に検索
  • ffdshow
    • この CODEC ひとつでほとんどの動画・音声ファイルに対応
    • 各種フィルタが便利
  • DV
    • 超絶動画(と音楽)プレイヤ

ある程度、初心者(とリア充)は置いてきぼりなので、そのつもりで……。

MMName2

MMName(クリックすると Flickr へ)

まずは、材料の下ごしらえから始めよう。下記ページからポップアップ広告がうざいなー、ではなくて、ありがたく『MMName2』をダウンロードしてくる。

ツール置き場

ヘルプが充実しているし、適当に動画ファイルをドラッグ・アンド・ドロップすれば、すぐに使い方は わかると思う。

リネームをカスタマイズ

変更するファイル名は、細かくカスタマイズできるのが便利。

たとえば、下記の『ffdshow』をインストールすれば「.flv」の Flash 動画を WMP などで再生できるが、拡張子だけで判断して失敗することがある。あらかじめ「.flv.avi」などにリネームしておくのが速い。『MMName2』なら、ほぼ全自動で できる。

CODEC を調べる

また、大変便利なのが「その動画を再生するのに必要な CODEC」が表示されること。

上のスクリーンショット、下半分が動画情報。もし、コンピュータに CODEC が入っていない場合でも、入手先の情報と URL が わかるので、すぐに準備ができる。

FileSeeker

FileSeeker(クリックすると Flickr へ)

複数のフォルダから、一度に検索できるツール。ワイルドカード・正規表現も利用できるし、超高速。

ほぼ二年前から更新が止まっているのが、ちょっと不安。今のうちに いただいておこう。

::bOrderFactory

Beta-2-6-0 はキャッシュ機能が付いて、さらに高速なった。──けど、なぜかコマンドラインオプション付きで起動しても、無視される。ファイラから呼び出す場合は、Beta-2-5-1 を使おう。

コマンドラインオプションなどの詳細は こちら。

::bOrderFactory – FileSeeker

フォルダの切り替え

検索するフォルダのセットを切り替えられる。

例えば、こんなセットを作っておいて:

  • セット 1
    • フォルダ A
    • フォルダ B
    • フォルダ C
  • セット 2
    • フォルダ D
    • フォルダ E
    • フォルダ F

──セット 1 から検索すると、フォルダ A,B,C から検索できる。次の日は気分を変えるためにセット 2(フォルダ D,E,F)から検索したり、A-F まで一度に検索、A と D だけ、なども 自由自在。

『FileSeeker』のおかげで、ファイルを置いておくフォルダについて、神経質に考える必要がなくなった。

ソート条件

さらに便利なのが、検索結果のソート。

ファイルサイズやディレクトリでソートができるのはもちろん、「アクセス日時」でソートすれば、「二年間アクセスしていないファイル」が簡単に見つかる。

──ただし、これは Windows NT や XP 以降で、ファイルシステム NTFS を使っている場合。ようするに Windows の標準機能を使っているだけなので、エクスプローラでも「アクセス日時」でソートはできる。──けど、『FileSeeker』があればイラネ。

ffdshow

ffdshow(クリックすると Flickr へ)

PC で動画を再生するには、基本的に CODEC(コーデック)が必要。最近は CODEC 同梱のプレイヤもあるが、将来的なことも考えて、このあたりで ffdshow の導入を検討しては いかがだろうか。

公式サイト(sourceforge)の Download から入手・解凍して、セットアップファイルを実行するだけ。

これだけで、たいていの動画ファイルは再生できるし、なにより各種「フィルタ」が便利。

理想の世界では、全ての動画がハイクオリティに仕上がっている──が、現実世界では「妙にモワモワ」していたり、「輪郭がカクカク」していたり、暗くて何をやっているかわからなかったりする。20 世紀の旧人類なら「エンコ(ード)しなおす」という発想が浮かぶが──。

ffdshow の「シャープ化」や「ぼかし」、「画質のプロパティ」などのフィルタをかけながら再生する、というのが手軽で便利。

(ところで、本来ならファイルごとにフィルタの設定が保存できるはずが、自分の環境では反映されない。なぜ? ><)

また、 ffdshow を導入・設定しても、他の directshow フィルタが優先されてしまう、というときは『DFTool』が便利。

DFTool.HTM

DV

超絶便利な動画プレイヤ。

PRINCE ROOM

──これ、あまりにも便利で紹介したい機能が多いので、書いているうちに長くなりました。

なので、すみませんが続きは明日(えー)。次回もお楽しみに……。

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