偽のセキュリティソフト
[これはひどい] なニュースを紹介。
PC を守ってくれるはずのセキュリティソフトが、じつは偽物だった、という話です。
筆者も偽の対策ソフトに騙されました……:日経パソコンオンライン
どの辺りが酷いかというと──。
情報通信部って……
情報通信部はウイルスやスパイウエアを最もよく検出・駆除するソフトとして「ADスパイダー」「PCクリアー」「スパイドクター」、「スパイゼロ」「ドクターウィルス」――の5種類が優秀であるという内容の報道資料を配り、それを省庁のWebサイトにも掲示していた。
──とのことですが、ここからが最悪。
あとで知ったことだが、情報通信部が保証したはずの5つのウイルス対策ソフトのほとんどが、同じような手口で有料決済を仕向ける偽ソフトだったとして大問題になっていた。
「ほとんど」というのが曖昧で気になりますが、それはそれとしても、あんまりな話ですね……。
もしかして、情報通信部が黒幕──ん、誰か来t
じつは予見していた !?
さて、密かに(?)ISP のコールセンタで働く自分も、お客さんから上記ソフトの名前を、何度も聞いたことがあります。
「──『ドクターウィルス』ですか? あまり聞いたことが ありませんね……。どのようにしてインストールしたのですか?」
とか何とか言いながら対応して、あまりにも怪しかったのでアンインストールを勧めた、ということが何度もありました。
──ぶっちゃけ、そのときは「黒」とは知らなかったので、対応しながら「削除して良いのかなー」と思ってましたが(酷)。ま、結果オーライということで……(ここだけの話、にしておいて)。
まとめ
他にも、下記のようなニュースが ありまして……。
弊社ウイルス情報ページの改ざんについて | 会社情報 : トレンドマイクロ
一昔前から、こんな都市伝説を、よく聞きます。
「ウィルスを ばらまいているのって──、セキュリティソフトのメーカじゃね?」
今回のようなことが起きると、噂だけじゃなくて「当たらずと言えども遠からず」、みたいな印象を受けますよね……。
真相は、じつh