Nikon D5000
「レンタルボンバー」でカメラを借りた。
最近になってウェブ上やテレビのニュースで取り上げられて、レンタルボンバーは急に有名店になったようだ。以前からこのブログで店舗を紹介している常連客としては、嬉しい限りである──と言いたいところだが、貸し出し中が増えて困る……。
今回は、Nikon D5000 のダブルズームキットを借りた。ニコンのデジタル一眼レフカメラの中では、入門機に当たる機種だ。
撮影した画像
例によって例のごとく、撮影した画像は Flickr へアップロードした。いつにも増して失敗が多く、枚数は少ないが、自分の腕が上がることを気長に待っていて欲しい……(「挙手」のことではない)。
2009_06_21_名古屋市公会堂は離れがたい – a set on Flickr
ここから先は、D5000 の特徴を見ていく。さらに、D5000・D90 の弱点と言っても間違いではない「ライブビュー時のピント合わせが遅い」という問題を解決した──かもしれないので、その方法を紹介する。
画質は D90 と同等
映像素子が共通であるため、D5000 の画質は D90 とほぼ同じであった。設定もほぼ D90 と同じにして、高感度撮影で手ブレ・被写体ブレを抑える。ISO 1600 くらいなら余裕で使えるところが ありがたい。
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ライブビューは遅い
上の写真は、D5000 の特徴であるバリアングル型(可動式)の液晶画面を活用して撮影した。普通にファインダを覗いて撮っていたら、首が折れていただろう。
これはウマくいったほうだが、ライブビューでの撮影は苦労と失敗が多かった。
まず、フォーカスが合わない。少しでも暗いとダメだ。最終的にピントが合う場合でも、時間がかかる。
さらに、露出がバラバラだ。暗かったり明るかったりする。というか、フォーカスを合わせる前までは適正な露出だったのに、シャッタを全押しする段階になると露出が狂ったりした。何だったんだろう?
ということで、デジタル一眼レフカメラの初心者が「暗いレンズキット + ライブビュー」での撮影に耐えきれず、泣く泣く売りに出す姿が目に浮かぶ……。
──そうかと思えば、「D300 と同様の映像素子がこの価格で買えるのか!」と感動する人もいる。
asiamoth 式ライブビュー活用法
さて、この記事を書きながら思いついたのだが、次の手順で撮影したほうが良さそうだ。
- あらかじめ 11 点 ある AF ポイントの位置をファインダ上で決めておく(十字キィ)
- ライブビューモードに入る(Lv ボタン)
- 構図を決める
- 通常の撮影モードへ戻る(Lv ボタン)
- シャッタを切る
試してみたら、あっけなくバッチリ撮影できた。──デジイチの可動式ライブビューの生きる道は、これだ! と思ったしだい。
ようするに、バリアングル・ライブビューでありがたいのは、ファインダを覗きながらでは無理な位置からでも、構図が決められることにある。その利点だけを生かして、フォーカスと露出は従来どおりの機能を使うのだ。
──これ、革命来たかも。みなさん、どんどんマネしてくださいな。
番外編: ニコン・デジイチ・クイズ
さて、ここでとつぜんのクイズ! 次のニコン製カメラを、グレード順に並べよ:
- D3
- D60
- D90
- D300
- D700
- D5000
──これは、かなりのカメラ好き・ニコンファンじゃないと、即答はできないはず。それくらい、ややこしい。あと、「LUMIX」とか「EOS」・「PEN」みたいに、なぜニコンは愛称を付けないのかな?
コスジャム
なぜ公会堂に行ったかというと、コスプレのイベントがあったからだ。通称・「コスジャム」のイベントで、名古屋市公会堂の 2-4 階を貸し切るという、珍しいスタイルである。広すぎで歩き疲れた(イベントのない地方にとってはゼイタクな文句)。
コスプレイヤーズジャム レボリューション|名古屋市公会堂 イベント情報
自分はカメラマン(カメコ)として参加している。自分を装うことに興味が持てず、ひとを(おもに女性を)美しく撮ることが楽しい。──とか言って、たまには何かコスプレして参加したいな、と密かに目論んでいる。