コミックライブへ行ってきた
同人誌などの即売会・「コミックライブ」がポートメッセなごやで開催された。主催は違うかもしれないが、10 年ほど前に、自分は同じ場所で同じようなイベントに参加したことがある。
【スタジオYOU】 同人誌即売会(コミックライブ/おでかけライブ/オンリーイベント)情報
そして、そのときも今日も、コスプレイヤたちの写真を撮ってきた。「いつまでも変わらない君が好き」とよく言われ──てはいない。
例によって例のごとく、コスプレイヤの写真は、掲載が遅れることをお断わりしておく。
ウェブ上で写真を公開することを、みなさんは快く受け入れてくださる(このご時世にビックリするくらい簡単に)。──しかし、自分のようなシロートがテキトーに撮ってるわけだから、けっこうアレな出来栄えだったりするのだ。暗かったり ぼやけていたり、「写ってはマズいもの」が写っていたり──(例: 背後霊・JASRAC 管理下の歌詞・L/R 翼団体など)
ということで、先に風景の写真を見せてごまかしておく。会場内の様子も、それとなく分かることだろう。
2009_06_14_ポートメッセ名古屋に初夏を見る – a set on Flickr
今回は Nikon D90 を持っていた。レンズは単焦点の Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8G である。両方ともレンタルボンバーから 980 円(!)で借りた。
Nikon D90 – 動画の撮影もできるデジタル一眼レフカメラの新境地 : 亜細亜ノ蛾
撮影は Nikon D90・35mm F1.8
単焦点のレンズは、撮影することが楽しくなる。けっして「楽」ではないが。
焦点距離が 35mm のレンズを APS-Cサイズ のカメラに付けると、「35mm 判換算で 52.5mm 相当の撮影画角」になる。
──「何のこっちゃ分からん」という声が聞こえてきた(疲れているのだろうか)。最近のコンパクトデジタルカメラは、焦点距離が 28mm くらいから始まっている。そこから 2 倍ズームしたくらいの距離感で撮影ができる、ということだ。
これは、かなり被写体へカメラが「寄って」撮ることを意味する。
人物の全身を写真へ収める時に苦労するのだ。かなり後ろへ下がる必要がある。撮影する場所が狭い場合は、あきらめてバストアップの写真に専念する(バストアップの写真を撮らせて欲しい、と言うと勘違いされることが多い。「上半身」と言おう)。
風景を撮る場合でも、「もっと近くに寄れたらなぁ」とか「ここは広角で撮りたかった」と思うことも多かった。
しかし、そういう状況でも、見せ方を工夫することで良い写真になる。柔軟な発想と瞬発力が必要だ。
──などとエラそうなことを言いながら、今日はコスプレイヤを中心に撮影したため、風景写真も「ポートレイト」の設定のまま撮影していた……。RAW + JPEG で撮影したから、あとから何とでもなるけれど。
設定について
自分が よく利用する設定を一番下に書き出してみた。何かの参考になれば幸いである。
露出補正を低く設定しているのは、白飛びを防ぐためだ。D90 ではおなじみの設定だろう。
ISO 感度の設定が特徴的と思われるのではないか。ためらうことなく感度を上げる設定にしている。せっかく、高感度でもノイズが少ない D90 を使っているのだから、Hi 1(ISO 6400)まで使うべきだろう。
過去の経験から、手ブレよりも被写体ブレが多いことが分かった。今回はシャッタスピードが 1/60 以下に落ちないようにしてみる。そのおかげで、ほぼ被写体ブレがなかった。ハッキリ言って、ブレた写真は使い物にならない。しかし、高感度ノイズまみれの写真は、まだ生かせる。
──余計なことを言っておくと、Nikon D90 の ISO 感度を 6400 まで上げた写真と、Ricoh のコンパクトデジカメ(高級機でも最新機種でも)の ISO 400 が、同じくらいのノイズ量だ。ディテールが残っている分だけ、D90 のほうが画質は上である。
RAW と同時に S サイズの JPEG を保存する理由は 2 つだ。
1 つ目の理由は、RAW 画像の見本として JPEG を使う、である。被写体の種類で より分けたり、気に入った写真を抜き出す時に、JPEG 画像のほうが扱いやすい。振り分けた JPEG の情報を元に、RAW 画像を現像するのだ。
2 つ目は、人に渡しやすいサイズだからである。写真を撮らせてくれたコスプレイヤへ、そのまま JPEG のほうを渡す。S サイズは約 300 万画素であり、ファイルサイズは 1.5MB 程度である。──あらためて数字で見ると、まだ大きい気もするが……。
「露出設定ステップ幅」は、初期設定が 1/3 段となっている。自分には 1/2 で十分だ。
この設定を変更すると、絞り優先オートで F 値を変更する場合などに影響する。1/3 段の場合は、F 値が 2.0→2.2→2.5→2.8 ……と変化する。これはダルい。1/2 にすれば 2.0→2.4→2.8 ……となるのだ(違いはわずかだが)。
けっきょく、A モードで利用する F 値は限られてくる。自分の場合は、ほとんど 2.0・4.0・8.0・11.0 ばかりだ。1.8・2.8・5.6 を気分で使うくらい。35mm・F1.8 のレンズで、F2.5 などという中途半端な絞りにする必要があるのだろうか?
- 撮影モード
- A(絞り優先オート)
- 測光モード
- 中央部重点測光
- ホワイトバランス
- オート
- 露出補正
- -0.5
- 撮影直後の画像確認
- OFF
- 画質モード
- RAW+F
- 画像サイズ
- S
- ISO感度
- 200
- 感度自動制御
- ON
- 制御上限感度
- Hi 1
- 低速限界設定
- 1/60
- アクティブ D-ライティング
- オート
- 高感度ノイズ低減
- 標準
- 露出設定ステップ幅
- 1/2 段
- 半押しAEロック
- ON
- ファンクションボタンの機能
- スポット測光簡易設定
- AE/AFロックボタンの機能
- AE
- 電子音設定
- OFF
- 格子線の表示
- する
- イメージセンサークリーニング
- 電源スイッチに連動・電源 ON と OFF で実行