コーヒーを自宅でいれる時に陥りがちな 7 つの落とし穴
おもしろ情報が満載のサイト・GIGAZINE(ギガジン)に、コーヒーの話題が取り上げられていました。コーヒー党の自分としては、見逃せません!
コーヒーを自宅でいれる時に陥りがちな7つの落とし穴 – GIGAZINE
──と期待を込めてワクワクテカテカしながら(本当は無表情で)読んでみると、「あれれー?」と言いたくなるような(本当は無言)結果でした。
まず、チェックポイントを 7 つに絞ったのは覚えやすいマジカル・ナンバからだと思うけれど、一つ一つが面倒くさい。そもそも人間は、1 つの誓いすらまともに守れない生き物です。
- 神父:
- 「良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、(略)誓いますか?」
- あなた:
- 「────────誓いま……すn」
──ね?
上の項目をすべて守るよりも先に、「水出しコーヒー」を おすすめします。いつもの豆で今まで以上の味が気軽に楽しめますよ!
『美味しんぼ』原作者に学ぶ、美味しい水出しコーヒー : 亜細亜ノ蛾
それに、正解かどうか疑わしいチェック項目もありました。コーヒー豆を室温で保存するように紹介していますが、その理由が的外れなのです。どういうことか と言うと──。
室温で保存する理由
上の記事には こう書いてあります。
焙煎されたコーヒー豆には小さな穴が無数に空いていて、湿気や他の食べ物のにおいをたちまち吸収してしまいます。(略)
香りの専門家は、コーヒー、特に深く焙煎した豆であればあるほど、冷凍保存は避けるべきだと強くアドバイスしています。一番いいやり方は、5日から7日おきにコーヒーを買い足すようにして、密閉容器に入れて室温で保存することです。
「臭いが付くから」という理由で冷蔵保存を否定しながら、「密閉容器で保存する」のでは、文章が矛盾している。たしかに、「容器を貫通しそうなほど強烈なニオイ」の食品もありますが……。
冷蔵庫か冷凍庫で密封して豆を保存することを、コーヒー豆の専門店で勧めているところが多いです。実際に飲み比べの実験をしている店もありました。
冷蔵・冷凍保存で問題となるのは、水分の付着です。冷蔵庫から出した豆を常温で置いておくと、容器や袋に水滴が付いてしまう──。
──とネット上でも この「結露」に付いての書き込みが多いのですが、自分は実感したことがありません。冷凍庫に入れておいた豆を取り出し、コーヒー・メーカやボトルにセットして、元に戻すまでに何分もかからない。水滴なんて付きません。
まとめ
おいしいコーヒーの重要なポイントは、以下の 2 点で十分です。その上で、良い豆と水・一緒に飲んでくれる人がいれば理想的ですね!
- 水出しコーヒーのポットでコーヒーを抽出する
- 密閉容器(かジップロック
)に豆を入れて冷蔵・冷凍保存