『暗殺教室』 第 141 話 「終業の時間・2 学期」
長かった 2 学期が終わりました。
盛りだくさんだった学期の最後には、すでに 3 学期の終わり──中学校の卒業に目が向いています。それは どんな学生でも同じでしょう。しかし、3 年 E 組は、地球で もっとも重い使命を背負っている──。
1 学期の終わりは気楽でした。
クラスの全員が、殺せんせーから「教室いっぱいの二重丸」をもらっています。あとは特別夏期講習へ向けての期待が高まるだけでした。
あの「平和な暗殺の日々」は──二度と戻ってこない。
予定されていた悩み
「この先生を殺さなくちゃ ならないのか!!!
」
潮田 渚が心のなかで叫んだ悩みは、このブログで以前から指摘してきました。なぜ、いまごろに なって生徒たちは そんな「前提条件」を初めて気付いた
のか?
恩師との別れは誰でも経験します。
たいていは卒業後も簡単に再会できる。死別という形で永久に離れることも あるでしょう。
しかし、「先生を暗殺する」なんて使命を受ける生徒は、E 組の他には いません。その当事者だからこそ、無意識に「結末」を考えないように してきたのです。
第三者なら簡単に受け入れられる事実を──。
師の死の意味
「「殺す」って どういう事か 本当に わかってる?
」
イリーナ・イェラビッチが烏間 惟臣に問いただした言葉が、今になって心に重くのしかかります。
烏間ですら、殺せんせーの暗殺を「任務だから」と軽く考えてきました。E 組のなかで ただ一人、イリーナだけが暗殺の経験者です。彼女だけが、将来の生徒が味わう苦悩を知っていた。
その分、イリーナは普段ボケているのか……(違う)。
おわりに
シリアスな話だけに、ギャグは ほぼ皆無でした。
かろうじてネタを拾うならば、雪村あぐり先生の T シャツくらいです。しかし、タブレット端末に隠されて、巨大すぎる胸──もとい文字が読み取れません。
「SW」から始まる英単語は「SWEET」でしょうか。そこから考えて、「チョコレートの絵」が描かれているように見えます。しかし、その両隣の文字は「腹筋」とも読めるような……。
もしかしてコレって、「腹筋を一瞬で割る網」か!?
題名は「始めありて終わりなし
」から借りました。
「始まりがあれば終わりがある
」や「やまない雨はない」という言葉が あるからこそ、上記の未達成な感じが強調されます。
「始めと終わり」と言えば、「恋の始まりに理由はないが、終わりには理由がある
」(by. 『新世紀エヴァンゲリオン』加持リョウジ)がいつも思い浮かぶ。自分の実感とも重なり、重々しく頭の隅で響き渡る……。
みなさんも、後悔は ほどほどに、ね!
(この記事を書き上げた後で読んだけれど、微妙~に今週号の『斉木楠雄のΨ難』とカブっている話だった)
