暗殺教室 第 168 話 「開花の時間」 椚の花も一盛り

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暗殺教室』 第 168 話 「開花の時間」

Sawtooth Oak (Quercus acutissima)
花咲き実を付け──羽ばたいていく

いきなり化け物の集団が襲いかかる!?
今回は なぜか『ウォーキング・デッド』のような世界観から始まりました(←いまハマっている海外ドラマ)。あの山の中ではゾンビの 256 倍は恐ろしい……!
ウォーキング・デッド』や『暗殺教室』・『進撃の巨人』・『エヴァンゲリオン』──と、共通するテーマがある。それは「やはり、最後の敵は同じ人間だったな」です(『エヴァ』・冬月の言葉)。人間が描くストーリィだかれでしょう。
そもそも殺せんせーも「人間」だけれど。

水を得た魚、山を得た生徒

あの「群狼」パイセンをザコ扱いです!
この「数話前まで強敵だったのに急に三下」な展開は、『食戟のソーマ』でも見られる。一昔前の「ジャンプ」なら「修行シーン」を盛り込むところですが、いまどきのマンガには似合わない(個人的には修行は好き)。
E 組らしい地の利を生かした戦いとはいえ、拉致されたときがウソみたいです。あの時は油断していて、さらに「急に敵が来たので」負けただけだった のでしょうか。

頭抜けた頭

ただ、さすがにクレイグ・ホウジョウだけは別格です!
彼以外の部下は全滅したらしい(固定機銃の銃手は除く?)。しかし、部下などホウジョウにとっては足手まといに しかならない。せいぜい、的の兵力を測る「測定器」や、おとりに使う「デコイ」程度でしょう。
まさか、ホウジョウは殺せんせー並に強いのか……!?


ところで、クレイグに吹っ飛ばされたのは誰なのか?
髪型からすると杉野 友人木村 正義あたりでしょう。意味ありげに神崎 有希子が近くに描かれているから、杉野かも しれない。
杉野だとすると、女神・神崎に優しく介抱されるフラグか!?

過剰防衛?

風雲児ならぬ「暴風雨」な生徒たちです。
気になるのは、何カ所かは致命傷になりそうな攻撃だったことでした。スタン・ガンでも一歩間違えば命を落としますからね。
でも、わが国では青少年は手厚く保護されているから大・丈・夫!?(危険思想)

とくに原 寿美鈴の重圧攻撃が すさまじい!
石の重さが 1 として、彼女の体重は その 1,024 倍は ありそう(失礼)。焼け石に水ならぬ「スミレに石」という新ことわざが誕生しそうです(←?)。

片岡メグ岡野ひなた(と木村?)も危険すぎる!
必殺仕事人』みたいで格好良い! しかし、首つりした あげくに頭部を蹴り上げるのは やりすぎでしょう。
まるで、「不殺の逆刃刀」こと鋼鉄の固まり力一杯 殴打しまくる『るろうに剣心』みたい。

隠された名前

今回も司令官の本名は不明でした。
彼のセリフには、「イコール記号」(=)のような二重線が見えます。これは「ダブル・ハイフン」(゠)でしょう。つまりは区切り記号しか分からない。
意表を突いて、本当に「イコール」や「シレイ・カン」といった名前という可能性も あるかも?

この記号は機種依存文字なので使いにくい!
HUNTER×HUNTER』では この記号を多用しています。しかし、たいていの場合は「ゴン=フリークス」のように等号が使われている。
──それが公式なのかも しれませんが、一般的には(一般的ではない文字の)ダブル・ハイフンで表記するべきです。

おわりに

ちょっとビリビリしますからねー」が良かった!
矢田 桃花慣れきったナースみたいな手際の良さが笑えます。倉橋 陽菜乃の無邪気な笑顔も すばらしい!
これ、どこの お店で いくら払えばエエのん!?


題名は「薊の花も一盛り」から借りました。
元の言葉の意味は──、自称フェミニストの口からは説明できません! ところで、「一盛り」も無く「高見盛」な女性も多いですね(どこがフェミニスト!?)
椚(クヌギ)に花が咲くことは、いま調べて初めて知りました。画像で見ると、花というか鼻水? ──う、うーん……。見る人に よっては美しい、という点では女性と同じですね!(どこがフェミ!!!?)