『バクマン。』 65 ページ 「頑固と素直」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 01 号)
今回のラストはもう、ビックリですよ。
どうしても理解できないのは、中井の行動そのものよりも、なぜ作者がこんな中井を描いたのか。『ハイドア』に命を賭けていた中井には、応援する読者もたくさんいたでしょう。どうしてこうなった!
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今回のラストはもう、ビックリですよ。
どうしても理解できないのは、中井の行動そのものよりも、なぜ作者がこんな中井を描いたのか。『ハイドア』に命を賭けていた中井には、応援する読者もたくさんいたでしょう。どうしてこうなった!
してはいけない恋
など、この世にはありません。
すべての人間は、いつでも、どこでも、誰に対してでも、恋をしていいのです!
──ただし、好意を超えた先の「行為」に関しては、自己責任でお願いしますね……。
サイコーと亜豆は、二人で会っている時間が、普通の恋人同士よりも極端に少ない。さらに、遠距離恋愛を楽しんでいる人でも、連絡は普通に取り合うのに、この二人はメールや電話すらしないのです。
──それって、本当に「付き合ってる」のか? と自分は思ってしまう。それだったら、たとえば「オレはしょこたんと付き合っている」と思い込むのと、大差がないような……。それは、言い過ぎでしょうかね。
そんな余計なお世話とは別に、今回のサイコーと亜豆からは、すでに長年カップルを続けている余裕すら感じました。
最近、急に冷え込んできましたが、体調を崩されていませんか? みなさん、暖かくして過ごしましょうね(←「いいひと」アピール月間)。
そうそう、蒼樹の部屋の場面で気がつきましたが、『バクマン。』の世界では、いまは夏のようです。しかし、サイコーもシュージンも、夏にしては、ものすごく厚着ですよね。仕事場の冷房を効かせすぎなのでしょう。
もしくは、作中の 2012 年には、「エコエコ」言わなくても環境問題が解決しているのでしょうか? 真人類(トゥルーヒューマン)によって……。
あと、蒼樹のような美人が窓辺にずっといると、ストーカが粘着してきそうで、心配です……(ヒント: フィクション)。
- バ……王子:
- 「ぼくは ホラを吹く 時は つねに命がけの 覚悟で 望んでいる」
- ルナ:
- 「出来れば 一人 きりの時だけに してほしいわ」
そう、ウソや隠し事には、それくらいの覚悟が必要なのです。そして、周りを巻き込まない、というルールを守ってほしいものですね。
──ね?>シュージン
(by Majiscup – Drink for Design)
平丸と吉田とのコントが始まりました。2 人とも、じつに楽しそうですね。
──ここまで来ると、「そういうプレイ」なのではないか、と思ってしまいます。二人とも、イキイキしているもんなー。オトナの世界は、深いです……。
そもそも、平丸と吉田とのやりとりは、サイコーとシュージンたちと、いっさい関係がないのが面白い。「平吉コンビ」の描写がなくても、ストーリィ進行には、1mm も影響がないのです。だからこそ、作者も楽しんで描いているのでしょうね。
安岡は、ずっと福田のアシスタントを続けています。ここまで来ると、『KIYOSHI』は「福田と安岡の作品」と言っても良いのでは。安岡のアイデアが採用されることも多そうだし、二人の連名でもいいくらいですね。
──というか、いいかげんにアシスタントを増やさないのでしょうか。安岡が休んだだけでも、『KIYOSHI』の連載はアブナいですよね。
たとえば、「アシスタントがボイコットして休載」というパターンはまだ描かれていないので、ちょっと心配しました。いや、今後はそういう展開も、ありそうだな……。
『バクマン。』のコミックス第 6 巻は、2010/01/04(月)に発売されるそうです。もう、来年の話か……。鬼が笑い転げますよー(そろそろ、このコトワザが通じなくなってきている、と思う)。
そして、その前に、『HUNTER×HUNTER』の 27 巻が 2009/12/25(金)に登場です! これはうれしい。最高のクリスマス・プレゼントですね。というか、アレ……? 「くりすます」って何でしたっけ……。
そんな事はさておき、今週も 4 回に分けて感想を書いていきます。
サイコーとシュージンに向かって、港浦が 1 位獲ろうな
と言っている場面は、かつての服部みたいですね。「13 ページ」のラストで、服部は叫んでいました。
あの時は、新妻エイジに勝とう、と服部は意気込んでいました。まさか、こんなにも差ができるとは、思いも寄らずに……。
港浦が 1 位を狙う理由のひとつは、山久への対抗心でしょう。しかし、亜城木夢叶の 2 人は、たんに港浦が本気を出して作品作りに協力している、と受け取ったようです。結果的に良いフンイキになりましたが、編集者が自分の私利私欲を、マンガ家に押しつけるのは問題ですね。まぁ、港浦らしいか……。
今回の蒼樹は、自分の言動の不一致を感じつつ、確実にシュージンへと惹かれる自分を自覚しつつ、──自分の恋愛への「障害」を確認しています。
──彼女なら、見吉も岩瀬も、年齢の差も、乗り越えてしまいそう。
すべてを押しのけて、まわりを傷つけて、それでもシュージンが「手に入る」としたら──蒼樹は、全力を尽くすのでしょうか。──たぶん、そうしそう。恋に一所懸命──そう、この一か所だけに命を懸けることが、蒼樹にはできそうな気がするのです。そういう危うさを感じます。
ただ、それを、「週刊少年ジャンプ」で描けるかどうか、だなぁ……。そんなドロドロとした恋愛って、いままでにありましたっけ? 三角関係ができても、主人公の男の子視線から見た「都合のいい恋愛」しかなかった気がする。