アニメ・マンガ一覧

『ニセコイ』 2 巻 「ザクシャ イン ラブ」 – ライバルは男らしくない

ニセコイ』 vol.2 「ザクシャ イン ラブ」

#727 白鶇晗桐
好敵手との出会いが──世界を変える

とうとう作者が本気で読者の命(タマ)獲りにきたでェ──という第 2 巻でした! 古味直志先生は、読者(おもにオレ)を何回 萌え殺す気なんだ……!

表紙のカバーをめくった絵も百合の花のように輝いています! ぜひ、いろんな角度から描いて欲しい!

ところが、来月・2012/08/03 に発売予定の『ニセコイ 3』のほうが、もっと破壊力が上なのでした! 今回が長ドス(日本刀の一種)くらいとすると、次はマジチャカ(本物の拳銃)くらいでしょうか。

こんなインフレ・バトルなら、いつでも受けて立ちま──ふぅ(謎の開放感)。

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バクマン。 20 巻 「夢と現実」 しっくりくる人と ずっと隣

バクマン。』 コミックス 20 巻 「夢と現実」

2010-10-22_123308_Canon EOS 7D_28-75mm いい夢を見てね──目覚めてからも

記念すべき第 20 巻は、サブタイトルが『バクマン。 (1)』と同じです。あのころは、ひどい題名で感想を書いていたなぁ……。

バクマン。 1 巻 「夢と現実」 大場つぐみと小畑健がもう最高! | 亜細亜ノ蛾

副題は同じでも、1 巻目で思い知った「夢と現実」と今回とでは、感じ方が まるで違う内容でした。その違いは表紙にも表われていますね!

夢も現実も甘くはないが、じっくり味わう価値がある。

楽しく読んで、最後にビックリ! な 1 冊でした!

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暗殺教室 第 1 話 「暗殺の時間」 燃えにも萌えにも触手を伸ばす松井優征!

『暗殺教室』 第 1 話 「暗殺の時間」

I iz not vermicelli!
美味なるものは──触手なりけり

「ジャンプ」に松井優征先生が帰ってきました!

前作・『魔人探偵脳噛ネウロ』の読者だった中高生も、もう孫がいるくらいの年齢ですからね。待ちわびました!

ごく普通の(?)女子高校生が名探偵(?)だった前作に続き、今作も平和な(?)高校が舞台です。教師(?)と生徒との交流(?)を描いた感動作(×)ですねー。

女の子も かわいくて良かった!


まず、どう見てもタコ型宇宙人の「先生」へ、号令と同時にクラス全員が一斉射撃という冒頭から ぶっ飛んでいます!

主人公・潮田 渚(なぎさ)の髪型も斬新すぎる! ツイン・テールとショート・ボブとツー・ブロックを混ぜたような感じで、「彼」は男なのが不思議なくらい中性的な容姿です。もしかして──。

読者を引きつける序盤、忘れようのない登場人物、物語の方向性と目的、笑いと感動──。設定の奇抜さばかりが目につくけれど、じつは連載マンガの第 1 話に必要な要素が詰まった内容でした。

ほかのマンガ家が目新しさを出そうと努力しつつ(あるいは惰性のまま)描き続けるなか、松井先生は余裕でマッハ 20 のまま突き進んでいる。そう、人類では到達不可能な速度で──。

CNN.co.jp:マッハ20の極超音速機、飛行実験中に通信途絶 DARPA

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HUNTER×HUNTER 24 巻 「1-4」 2 – 生まれ変わる者たち

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.24 「1-4」

a dense mosaic of tiny individually colored scales
目覚める者と──眠らされる者

第 24 巻の後半は、女性たちの活躍に注目です!

野郎どもも戦っているけれど、なんだか のんきに見えるんですよね。それに比べると、彼女たちは命がけで戦っている。

これまた いつもの口調で、「冨樫先生は緩急の付け方が上手です!!!1」と言いたくなる対比でした。みんなノンビリだったら気が抜けるし、全員が緊張していたら肩がこる。

とくに、ほかの「ジャンプ」マンガでは絶対に見られないような「女ならではの戦い」に注目ですよ!

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HUNTER×HUNTER 24 巻 「1-4」 1 – 波乗り非渦中

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.24 「1-4」

Inamura
彼が水面に──ヤリを立てる

キメラアントの王は絶対である──と象徴的に描かれた第 24 巻の表紙です。本編のほうでは逆に、王の気持ちが揺れ動いている。この対比が興味深い。

この巻の半分くらいは、連載の当時に感想を書いていました。なにしろ 7 年近く前(!)の記事なので文章が荒く、ほぼ「内容の箇条書き」で恥ずかしい。

休日に HUNTER×HUNTER 感想書き 秋の紅葉 観ることもなく | 亜細亜ノ蛾

ここからは、以前とは違う内容で お送りします。

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バクマン。 20 巻・SKET DANCE 25 巻・ニセコイ 2 巻 2012/07/04 発売!

「ジャンプ」 コミックス

Colours
宇宙まで飛び出し──突き抜けろ!

来月・2012 年 7 月 4 日(水)に「ジャンプ」コミックスが何冊も発売されます! その中から、このブログで感想を書いている 3 作品を紹介しますね。


バクマン。』 第 20 巻

空手家・爆山満三郎の半生を描いた痛快ラブコメ探偵マンガも、とうとう 20 巻まで来ました! ついに「ドキ!? 女だらけの学生寮侵入! 『爆山、女になる!?』編」も完結ですね! ──とかいうクドいボケは置いておいて……。

バクマン。』の第 20 巻は、これまでにない衝撃の展開が収録されているはずです! コミックス派の人は これから初めての体験(はぁと)を味わえるわけで、うらやましいなぁ……。

これまでの感想: “バクマン。” カテゴリィの記事 | 亜細亜ノ蛾

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HUNTER×HUNTER 23 巻 「6-1」 2 – 紫煙×私怨×支援

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.23 「6-1」

Untitled
煙に巻かれて──命が縮まる

内容と「完全に一致」している第 23 巻の表紙ですねー(棒)。──こんなに ほのぼのとしたマンガだったっけ……。

ただ冨樫義博先生には、描き慣れてきた人物は かわいらしくなる傾向が あります。とくにシャウアプフの美形っぷりは、本編でも存分に見られました。ネフェルピトーも、より猫っぽくなっている。

モントゥトゥユピーは──、まぁ、アレだな……。

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HUNTER×HUNTER 23 巻 「6-1」 1 – 裏切り者には志あるノミ

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.23 「6-1」

Encyclia cochleatum 宇宙人でも侵略者でもない──気高さ

第 23 巻の冒頭を華々しく(血の臭いで)飾る樹上の戦いは、『HUNTER×HUNTER』史上だけではなく、少年マンガ史に残るほどの名場面です!

アクションの場面では「スピード線」を多用する冨樫先生が、ここでは止めた絵で効果的に速度感を演出しました。静と動との緩急を付けた見せ方が素晴らしい!

HUNTER×HUNTER』のテレビアニメでは どうなるか見ものですね! それ以前に、そこまで続くかどうかも……。

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HUNTER×HUNTER 22 巻 「8-1」 2 – 餓死×貸し×可視

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.22 「8-1」

victorian bat costume 意味は同じでも──似て非なる

前半のカラッとした展開とは打って変わって、後半には闇が立ちこめていました。先へ進むほどに不安が広がる──。

一方で、単行本化の際に大量の加筆があって(当時は)驚きました。「ジャンプ」掲載時と展開は同じなのに、受ける印象が まるで違います。このサービス精神は うれしかった!

たとえるならば、クラピカとゴレイヌの外見だけを入れ替えて、そのほかは全く同じ『H×H』くらいの衝撃です。──たとえなければ良かった。

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HUNTER×HUNTER 22 巻 「8-1」 1 – 木星と太陽が天を変える

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.22 「8-1」

Chandra, Hubble, and New Horizon View Jupiter (NASA, 3/1/07)
虫にも人にも──巨大すぎる

第 22 巻の前半は、意外な登場人物たちが再登場して盛り上がりました! あらためて彼らの魅力を描くことで、物語に深みが出ています。

前半だけで終わらせたことも効果的でした。ダラダラと長引かせるよりもスパイスが効いています。また出ていて欲しいですね!

そして、いよいよオマケのページが なくなり、作者の余裕のなさが分かります。あきらかに背景やモブまで冨樫義博先生が描いているからでしょう。正直なところ、前巻のモブは悪い意味で妙に目立ったからなぁ……。

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