コミックス一覧

『のりりん』 5 巻 鬼頭莫宏 – 旅は「道」連れ

鬼頭莫宏 『のりりん』

Litespeed Blade
いつの間にか──日常風景

嵐の前の静けさ」という感じの 1 冊でした。

主人公のノリ(丸子 一典)とリン(織田 輪)がノリ用のロード・バイクを組み上げて、みんなでツーリングに出かける──と ひと言で言い表わせる内容です。

ところが、なんだか不安になってくる──。

同じ作者の『なにかもちがってますか (2)』も、いろんな事件が巻き起こる寸前の ふんいきでした。『のりりん』は「そういう作品」じゃない──と思いたいですが。

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HUNTER×HUNTER 25 巻 「突入」 2 – 愛は盲目に

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.25 「突入」

If God Will Send His Angels
見ずとも見える──それが愛

いよいよ王と討伐隊の待つ宮殿へ突入!

──するまでに前半を丸ごと費やした上に、後半も数秒間の場面しか描かれていません。でも、その分だけ おもしろさが凝縮されています!

ミリ秒単位で状況が変わり、それぞれの心理も揺れ動くなかで、なぜか一心不乱に踊り狂う者もいたりして──。

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HUNTER×HUNTER 25 巻 「突入」 1 – 光り輝く龍と暗く沈む瞳

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.25 「突入」

1000 Arms
感謝する心が──世界を変える

「鼻水を垂らした少女」が題材という、ハナバナしくもミズミズしい第 25 巻の表紙です。たとえ この先どれほど CG の技術が進んでも、『HUNTER×HUNTER』の実写化はコムギのおかげで激ムズですね!!

さて、この作品が「10 週連続で掲載される」というだけで、当時は大ニュースだった。冗談と誇張抜きで。そして しばらくは、「コミックスの分だけ連載する」スタイルが定着する。でも、それだけでも十分に ありがたい。

ここで皆さまには強く言いたいことがある。

──あんな、冨樫せんせー待つなんて楽勝やで?

貞本義行版は ようやく『新世紀エヴァンゲリオン (13)』(予約受け付けは 2012/07/09 まで!)が出るくらいだし、『クリスタル☆ドラゴン』シリーズは 1982 年発行の第 1 巻から楽しみに読み続けている。

そして、映画版の原作として有名になった『ヘルタースケルター』の作者である岡崎京子先生を待つことに比べたら、冨樫先生の休載なんて のほほんとした小春日和です(?)。

岡崎京子 – Wikipedia

冨樫先生のインタビュー記事も最近はチラホラ見るようになったし、むしろ「もう ちょっと休んだほうが……」などと思ったり、しない(えー)。

【画像あり】H×H 冨樫「僕の場合はバトル漫画を描いているというのもあるんですが、『いつでも主人公を殺してやるぞ』という気構えですね(笑)」

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 25 巻 感想・2

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 25 巻 「ステルス・ボディガード」

Katou Danzou
影が守るは──ボンヤリした主君

表紙に描かれた透明感のある椿は、本編を読むと別の意味あいが見えてきます。この作品らしく仕掛けのあるイラストですね。

戦闘ポーズのキリにも、「そんなマンガじゃねェから!」と言いたくなるけれど、今回ばかりは特別だった。


前半に引き続き後半も、「おじいちゃん! コミュニケーションなら去年 食べたでしょ!」な人たちばかりが出てきます。とくに教育実習生の話は、連載時には好きではなかった。

ところが単行本で再読すると、じつに『スケダン』らしさが濃縮されている。教育実習生も好きになり、また登場して欲しいです。やっぱり、楽しいマンガだなー。

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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 25 巻 感想・1

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 25 巻 「ステルス・ボディガード」

Old to someone, new to me みるみるうちに──一件落着

第 25 巻は、全体的に「コミュニケーションが取りにくい人物」ばかりが登場します。とくに前半はその傾向が強い。

それでもスケット団は、積極的に突っ込んでいきました! 彼らがいなかったら、まったく意思の疎通が図れない人たちが多くて、将来が心配になってきますね。

ひと言も話さないキャラが異常に多い『少年アシベ』のような世界です。

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『ニセコイ』 2 巻 「ザクシャ イン ラブ」 – ライバルは男らしくない

ニセコイ』 vol.2 「ザクシャ イン ラブ」

#727 白鶇晗桐
好敵手との出会いが──世界を変える

とうとう作者が本気で読者の命(タマ)獲りにきたでェ──という第 2 巻でした! 古味直志先生は、読者(おもにオレ)を何回 萌え殺す気なんだ……!

表紙のカバーをめくった絵も百合の花のように輝いています! ぜひ、いろんな角度から描いて欲しい!

ところが、来月・2012/08/03 に発売予定の『ニセコイ 3』のほうが、もっと破壊力が上なのでした! 今回が長ドス(日本刀の一種)くらいとすると、次はマジチャカ(本物の拳銃)くらいでしょうか。

こんなインフレ・バトルなら、いつでも受けて立ちま──ふぅ(謎の開放感)。

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バクマン。 20 巻 「夢と現実」 しっくりくる人と ずっと隣

バクマン。』 コミックス 20 巻 「夢と現実」

2010-10-22_123308_Canon EOS 7D_28-75mm いい夢を見てね──目覚めてからも

記念すべき第 20 巻は、サブタイトルが『バクマン。 (1)』と同じです。あのころは、ひどい題名で感想を書いていたなぁ……。

バクマン。 1 巻 「夢と現実」 大場つぐみと小畑健がもう最高! | 亜細亜ノ蛾

副題は同じでも、1 巻目で思い知った「夢と現実」と今回とでは、感じ方が まるで違う内容でした。その違いは表紙にも表われていますね!

夢も現実も甘くはないが、じっくり味わう価値がある。

楽しく読んで、最後にビックリ! な 1 冊でした!

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HUNTER×HUNTER 24 巻 「1-4」 2 – 生まれ変わる者たち

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.24 「1-4」

a dense mosaic of tiny individually colored scales
目覚める者と──眠らされる者

第 24 巻の後半は、女性たちの活躍に注目です!

野郎どもも戦っているけれど、なんだか のんきに見えるんですよね。それに比べると、彼女たちは命がけで戦っている。

これまた いつもの口調で、「冨樫先生は緩急の付け方が上手です!!!1」と言いたくなる対比でした。みんなノンビリだったら気が抜けるし、全員が緊張していたら肩がこる。

とくに、ほかの「ジャンプ」マンガでは絶対に見られないような「女ならではの戦い」に注目ですよ!

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HUNTER×HUNTER 24 巻 「1-4」 1 – 波乗り非渦中

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.24 「1-4」

Inamura
彼が水面に──ヤリを立てる

キメラアントの王は絶対である──と象徴的に描かれた第 24 巻の表紙です。本編のほうでは逆に、王の気持ちが揺れ動いている。この対比が興味深い。

この巻の半分くらいは、連載の当時に感想を書いていました。なにしろ 7 年近く前(!)の記事なので文章が荒く、ほぼ「内容の箇条書き」で恥ずかしい。

休日に HUNTER×HUNTER 感想書き 秋の紅葉 観ることもなく | 亜細亜ノ蛾

ここからは、以前とは違う内容で お送りします。

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バクマン。 20 巻・SKET DANCE 25 巻・ニセコイ 2 巻 2012/07/04 発売!

「ジャンプ」 コミックス

Colours
宇宙まで飛び出し──突き抜けろ!

来月・2012 年 7 月 4 日(水)に「ジャンプ」コミックスが何冊も発売されます! その中から、このブログで感想を書いている 3 作品を紹介しますね。


バクマン。』 第 20 巻

空手家・爆山満三郎の半生を描いた痛快ラブコメ探偵マンガも、とうとう 20 巻まで来ました! ついに「ドキ!? 女だらけの学生寮侵入! 『爆山、女になる!?』編」も完結ですね! ──とかいうクドいボケは置いておいて……。

バクマン。』の第 20 巻は、これまでにない衝撃の展開が収録されているはずです! コミックス派の人は これから初めての体験(はぁと)を味わえるわけで、うらやましいなぁ……。

これまでの感想: “バクマン。” カテゴリィの記事 | 亜細亜ノ蛾

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