『バクマン。』 33 ページ 「ありとなし」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 20 号)
新妻エイジの仕事場の描写が出てくる。なんでもない場面だが、気になった点がいくつもあった。
仕事中(のはず)の福田と中井は、原稿用紙に落書きをしている。もちろん、エイジが描いた本番の用紙ではないだろう。しかし、枠線まで引いてあるのだ。見つかったときのカモフラージュだろうか。
そして──ここで、ついに! 「蒼樹を描く中井」が出てきた。そうか、やっぱり「自分の手で蒼樹を描く」という欲求が中井には あったのか。
絵を描く人間は、それでいい。モノを作る人間は、自分の欲望に忠実であるべきだ。
そうは言いつつも──中井はマンガの外での「幸せな結末」が見えてこない気がする。気のせい、だといいが……。










