『バクマン。』 30 ページ 「団結と決裂」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 17 号)
福田の提案した「意見の出し合い」は、良いアイデアだ。しかし、自分の作品が 1 番面白い
、と言い切る態度のほうが、もっと素晴らしい。
マンガ家は、みんな自分の作品に自信を持っている。
『さよなら絶望先生』で自虐ネタを描くことが多い久米田康治先生も、絶っっっ対に「オレのマンガが一番だ!」と思っているに違いない。
自分のかいた作品を他人に評価される──なんと恐ろしいことか。このブログも、ありがたいことに多くの人(ボット含む)に読まれているようだ。ときどき、ちょっと、恥ずかしい。
サイコーたちがいる場所は、もっと過酷だ。仲間同士でお世辞も無しで 意見しあう
のも厳しいが、ジャンプにマンガが載れば、読者たちの無慈悲なアンケートにさらされる。
マンガは読者のため──ではなく、自分のために描く、というのがマンガ家の本音だろう。自分が面白いと思った作品しか、描きたくない。誰だってそうだ。しかし、ジャンプに作品を載せる以上は、アンケートの結果がついてくる。そんな評価に左右されたくないのに……。
アンケートのことを知らず、高い順位を取っていたエイジは、原作者たちの理想の姿なのかもしれない。









