HUNTER×HUNTER一覧

HUNTER×HUNTER 6 巻 「ヒソカの条件」 1 – 不自然な案内ガール

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.6 「ヒソカの条件」

お中元
飲むと美味い──切るのはマズい

第 6 巻は おまけページが楽しかった! 妻・武内直子姫が夫・冨樫義博王子にインタビューしています。

──読んでいるほうは状況の設定だけで照れくさくなってくるけれど(自分で「王子」て!)、ご本人は喜んで描いていたのかな(「けけけ」と)。その浮かれ気分が作品に影響されない点は さすがですね。

HUNTER×HUNTER』・『レベルE』『幽☆遊☆白書』の題名が決まるまでの壮大なドラマが、この おまけによって明かされました。とても ここには書ききれないけれど──、

ひと言で言えば「その場の思いつき」らしい。

ただ、冨樫先生のことだから、どこまでが本当なのかは分かりませんけどね! たとえば何年か あとに次回作が発表されて、上に挙げた 3 作のタイトルと合わせ・並べ替え・ノイズを消し・あるいは足すと──、

てんで性悪キューピッド』に なるのでは!?

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HUNTER×HUNTER #334 「完敗」 トラの意を狩るネズミ

HUNTER×HUNTER No.334 「完敗」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 10 号)

Mouse and Tigerいつか分かり合える──という幻想

今週号の『HUNTER×HUNTER』はセンタ・カラーです! テレビでアニメも放送中の今、さぞかし楽しげなイラストが見られる──

──などという甘ったるい考えは夢だった。

巻末の作者コメントも不吉です。先週号は巻末コメント・今週号はサブタイトルについて、冨樫先生は疑問を感じ始めているらしい──。ベタすぎるし考えたくないけれど、こんなセリフを想像してしまいます。

冨樫義博:
「もう これで 終わってもいい だから ありったけを」

同じことを「キメラアント編」で何度も思わされたので、あと 100 巻は続くと信じていますけどねッ!

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HUNTER×HUNTER #333 「鳴動」 捻る×寝る×尋ねる

HUNTER×HUNTER No.333 「鳴動」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 09 号)

Have a Heart Desaturated Free Creative Commons手から生まれる──かけがえのない奇跡

パリストンが副会長になったのは、わずか 3 年前でした。意外と最近だけれど、ネテロが「十二支ん」を集めたのは、もっと前だと思うんですよね。かなり以前から「十二支ん」同士の交流も あったように見えます。

とくにジンとチードルとは「10 年来の仲」といった感じで、以前に けしからん妄想までしてしまいました。──どんな女性とでもジンは、「夫婦ゲンカ」みたいな口調になりそうですけどね。

HUNTER×HUNTER #331 「X 日」 この世は閉じられている | 亜細亜ノ蛾

幻影旅団のように欠員が出たところを、パリストンで埋めたのかもしれません。あるいは、「十二支ん」自体は以前から結成していて、いなくなったのは副会長なのかな。

その場合は おそらく、「たまたま」メンバが行方不明になったり、「偶然にも」亡くなったりしたのだろうなぁ……。

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HUNTER×HUNTER 5 巻 「ジン・フリークス」 2 – 想像できない夫婦生活

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.5 「ジン・フリークス」

Easter Pug両親の良いところを受け継いだ──自慢の子

5 巻の後半は、目まぐるしく状況が変化します。そのため、過酷な状況に気がつかない人も多いでしょうね。キルアがどんな状態だったか、もう一度よく思い返してみよう。

マンガや小説・映画など創作の世界では、時間をかけて描写するほど「これは すごい状況だ!」──と読者が思う傾向にある。探偵小説で長々と「謎の解明編」が描かれたり、戦闘中に敵がベラベラと必殺技の解説を始める理由です。

冨樫先生は、そんな小手先のテクニックで引き延ばしたりしない。──本当のところは、飽きっぽい性格だからかもしれないけれど。

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HUNTER×HUNTER 5 巻 「ジン・フリークス」 1 – BONE To Be Wild

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.5 「ジン・フリークス」

Lego bonesいつかその姿になっても──野性的に行こうぜ!

ついにハンター試験が終わりました! ハンター協会にはゴンの父親が待っていて、連載自体も「今まで声援をありがとうございました」──とはならずに、すぐさま次の展開へつないでいます。

コミックスの 5 巻は、「友だちとは・家族とは何か」がテーマだと感じました。そして どちらが重要なのかを考えさせられる。

人と人との関係とは、一種の幻想や物語だと思いますが、けっして語り尽くすことは ありません。いつでも頭の片隅には置いておきたい。

この人生の一大テーマを描くために、主人公のゴンではなくキルアに焦点を合わせたことが面白いですね。友人の闇を描くことで、主役の光が強調されている。

「いやいや、アンケートでキルアが ぶっちぎりだっただけちゃうかー」とか思った──なんて人はいませんか!?(いつもの責任転嫁)

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HUNTER×HUNTER #332 「喝采」 当選よりも尊い友だち

HUNTER×HUNTER No.332 「喝采」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 08 号)

Tauro, Piscis y Cáncer病院を出る全員が──笑顔で いられたら

毎回のように驚きの展開が待っています。ところが、過去の話を読み返してみると、ちゃんと答えへの糸口が見えることも多い。感想を書いていると、どうしてそこを見抜けなかったのか──と思ってばかりです。

ちゃんと今までの展開を頭に入れていれば、今回の話にも自然と つながっていました。だから読解力が高い人には、何もビックリするところがなく普通に読めたでしょうね。そういう人は、匿名の掲示板に何人もいそう(本当かどうかは さておき)。

自分は驚けて良かった!

何度も書いているように、マンガはクイズではないですからね。答えを探るために読むものでも、教訓を得るためのモノでもない。読んで自分が どう思ったか。──それだけが重要です。

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HUNTER×HUNTER 4 巻 「最終試練開始!」 2 – 決闘も運賃も負けない

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.4 「最終試練開始!」

大雀蜂
眠れる森の──蜂

第 4 次試験はゼビル島にて行なわれる「島編」で、No.23 から No.32 まで続いてきました。

──惜しい、あと 1 話でピッタリなのに!(『ふしぎの海のナディア』の「南の島編」は 23~33話だった)。

ただ、ゼビル島はくじら島と似た環境なのに、ゴンが地の利を生かすこともなく、ちょっと物足りなく感じました。

あまり少年マンガで森林が舞台のバトル・マンガを描くのも縁起が悪いから、これくらいでちょうど良いでしょうね(時代が逆だけれど)。

タカヤ -閃武学園激闘伝- #森漫画と呼ばれた理由(わけ) – アンサイクロペディア

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HUNTER×HUNTER 4 巻 「最終試練開始!」 1 – 一瞬のスキと一発の借り

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.4 「最終試練開始!」

Coffee Shop 44一杯の借りで済んだら──楽だったのに

もう時効だろうから白状すると──、ヒソカが言った下のセリフを、連載当時に決めゼリフとして掲示板で使っていました……。あのころのオレは青すぎた。いま思い出すと、顔が青くなる。

しかし 青い果実ってのは どうして ああも 美味し そうなんだろう ねェ…

H×H』の とくに初期は、自分にとって黒歴史の宝庫でした。似たような人も多いでしょうね。すっかり熟れきった果実の今、それはそれで良い思い出です。だから 10 年後にも感想が書ける!

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HUNTER×HUNTER #331 「X 日」 この世は閉じられている

HUNTER×HUNTER No.331 「X 日」(エックスデー) (週刊少年ジャンプ 2012 年 07 号)

St. Joan in Paris
(聖なる者が栄光を手にする──とは限らない)

レオリオのことを高く評価しているジンが興味深かった。一流のハンターから「伸び代 デケーぞ」と言われるなんて、レオリオの将来は約束されたようなものですね! この 2 人が師弟コンビになったら楽しい。

「ケンカ好きで ふてぶてしい」ジンと「意外と情に厚い」レオリオに「冷静な知将」のクラピカと「腕が立ち残酷な」キルアの 4 人が組んで、ついでに「髪型が似ている」(だけ)のマチも加えたら、まんま「アレ」じゃないですかー!

この際だから、タイトルも変えてしまいましょう。亡くなった同胞の「霊」に縛られているクラピカと、「び」好きなジンがいるから、

──『てんで性悪キューピッド』ということで。

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HUNTER×HUNTER 3 巻 「決着」 2 – 狩る×射る×滑る

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.3 「決着」

大すべり台
(さあ──大冒険の始まりだ)

飽きっぽい作者だけあって「トリックタワー編」は比較的すぐに終わったけれど、ほかのルートも描けば長々とした話にできます。ヒソカやハンゾーたちが どんな試練を受けたのか、どんなドラマがあったのか、考えるとワクワクしませんか?

ところで、ファンが作った同人誌に「本編とまったく同じ話」が描いてあったら、それは「パクリ」です。愛は感じても、評価はできない。

マンガを原作としたアニメなども、個人的には「二次創作」と思っています。同人誌もアニメも、原作と同じでは「話にならない」と考えている。上で挙げたような話の広がりがアニメにもあると良いですね。

原作厨(自分)は原作だけ読んでいれば良い。

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