『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』 No.3 「決着」
3 巻目ともなると登場人物は勝手に動き出します。だんだんと作者の言うことを聞かなくなってくる。
「オレとクラピカが 勝って 前進だ !!
」というレオリオの言葉を聞いて、自分の名前を抜かされたキルアがカチン
と来る描写は、もう自動的に出てきたでしょうね。
「この人物は こういう性格なんですよ」というエピソードをわざとらしく入れるよりも効果的です。こういう細かい描写をはさむバランス感覚が冨樫義博先生は優れている。あまりにも多すぎるとウザったいし、すくなすぎると味気ない。
それでも、ゴンの性格描写は かなり抑えている感じがします。登場の場面も非常にすくない。おそらく意図的に描いていないのでしょうね。まだまだゴンの底が見えてこない。読者にも──作者にも。






















