アニメ・マンガ一覧

HUNTER×HUNTER #286『本体』 悲しげなキルアと危険なゴン

HUNTER×HUNTER No.285『本体』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 50 号)

今回の後半も見どころが多い。

──と、毎回書いている気がする。見どころしかないようにも思う。たまには「おっと、ここの描写はおかしいぜ、冨樫サンよぉぉ!」と言ってみたいものだ。ウソ。

いま思ったけど、今回のどの場面が一番好きかによって、その人が本作品に何を求めているのかが分かる。可愛らしいシャウアプフの姿か、心理戦の説明か。あるいは、今後の伏線を見つけることに力を入れたり、切ない描写に心を動かされる人もいるだろう。

自分は、主人公の危うさが好きだ。ヘタをすると、作品の世界をすべて壊しかねない。それは、作者にも言えることか……。

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HUNTER×HUNTER #286『本体』 プフの弱点

HUNTER×HUNTER No.285『本体』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 50 号)

ネタバレとは何だろうか。

いつのころからか、このブログでジャンプマンガの感想を書く際に、あらすじを書くようになった。あとから自分で読み直したときに、どの場面の感想かが分かりやすくするためだ。訪問者に対する配慮でもある。まぁ──何について語っているのか、自分ですら分かりにくい文章なのが、一番の問題だ。

しかし、森博嗣さんがネタバレについて語るのを読むたびに、ファンの自分としては耳と心が痛い。ざっくり調べただけでも、ネタバレについての記事が 4 つも見つかった。

氏によれば、登場人物を紹介するなどの、作品の内容について、読まなければわからない事柄を書くことは、すべてネタバレになる。そうだとすると、「ネタバレなし感想」は書けない。せいぜい「今週も面白かった!」くらいか……。

あまり自分で自分の首を絞めるのも楽しくない。「ただ単にあらすじを書く」ことだけは避けよう。未読の人がこのブログの感想を見ても、本編を読む楽しみをジャマしない書き方を目指す。難しいが、面白そうだ。

さて、サブタイトルが前回は「分身」で今回は「本体」となっている。読んで分かるとおり、ある人物の能力を指している。ようやく、その能力の本質が見えてきた。弱点も一つしかないだろう。そうやって、あからさまな弱みを見せる場合は、何らかのトラップが考えられるが……。

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バクマン。 #12 「10 と 2」 戦力外通告する編集長と暴走する服部

『バクマン。』 12 ページ 「10 と 2」 (週刊少年ジャンプ 2008 年 49 号)

今回は、服部の活躍が見どころだ。暴走、と言ったほうが正しいかもしれないが。

いつもの自分なら、見吉の「H」をもっと大々的に取り上げ、数回に渡り特集するところである。サイコーとシュージンと見吉との三角関係、とかも。しかし──これを書いている翌朝には引っ越しなのだ。しばらくネットが使えない。残念!

川口たろう先生に、あるマンガ家の姿が色濃く見えてきた。さらには、原作者の大場つぐみ先生も……。実際は、どうなんだろう。

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HUNTER×HUNTER #285『分身』 ヒナは何の女王を目指すのか

HUNTER×HUNTER No.285『分身』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 49 号)

激しい戦いのさなか、半ば忘れていた者が登場する。今のところ本筋に関わってきそうにないが、油断はできない。油断していなくても展開が読めない自分は、なおさらだ。

作品の流れにメリハリを付けるためか、今回はアッサリとした内容だった。毎回のように激動の展開だと読者も疲れるし、見どころも分かりにくい。──とはいえ、やや不満が残るのも正直なところだ。おそらく、次回で急展開があるのでは、と予想する。

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バクマン。 #11-2 「後悔と納得」 服部の意見と編集長の断言

『バクマン。』 11 ページ 「後悔と納得」 (週刊少年ジャンプ 2008 年 48 号)

今日も感想が長くなった。──『バクマン。』だけに限定しても、すでに 5 万字くらいは感想を書いていると思う。趣味で小説を書く人やプロの作家なら、数日で書く量だろうが──読書感想文が嫌いだった自分からは信じられない。30 年以上「オレ」をやっているが、こうなるとは思わなかった。人生、何があるか分からないものである。

今回の後半は、ジャンプ編集部が舞台になっている。ジャンプの編集部は、大昔のジャンプ誌上で見た覚えがある。最近では珍しいのではないか。──今のジャンプ読者の何人が、昔は表紙に作家の顔写真が載っていた事実を知っているのだろう。世の中、知らないほうが良い物もある。

ところで、引っ越しの日が延びた。そのおかげで、なんとか次回の感想も遅れることなく書けそうだ。「引っ越しって何のこと?」という人は気にしないように……。

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バクマン。 #11-1 「後悔と納得」 見吉のパンチと岩瀬の涙

『バクマン。』 11 ページ 「後悔と納得」 (週刊少年ジャンプ 2008 年 48 号)

今週号のジャンプは、冨樫先生の巻末コメントに注目。

川口先生、ぼくも人物はカブラです。聞いたら他にもいました。がんばります。

『週刊少年ジャンプ』 2008 年 48 号 p.464

さりげなく、カブラペンにダメ出しをしていたサイコーへのイヤミ? いやいや違うと思うが──。カブラでもピグマでもワコムでも、いい絵は描けるだろう。ただ、やはり G ペンでタッチを出した線が「ジャンプらしい絵」に合う──と言われている。読者の一人からすると、冨樫先生のように線を重ねてタッチを出す手法でも、どちらでも良い。面白ければ。

さて、前回のラストで あり得ない状況になっていた。続きはどうなったのか──。

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HUNTER×HUNTER #284『15 分』 プフの自信とピンチのモラウ

HUNTER×HUNTER No.284『15 分』 (週刊少年ジャンプ 2008 年 48 号)

シャウアプフとモラウの戦いが続く。

「戦い」と書いたが、殴り合いでも銃撃戦でもなく──プフは念すら使っていないように見える。プフは、初めから戦う気はないようだ。

だが、発言の上だけとはいえ、モラウの仲間たちをプフは倒す自信がある。それは意外だった。

最後のほうでは、懐かしいコンビ技が見られる。肉食ってドン! とか、「残像だ」という作品ではないだけに、どんなトリックが出るのか楽しみだ。

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『HUNTER×HUNTER』の回収されていない伏線を挙げる複数のスレ

『HUNTER×HUNTER』の伏線

いろいろと忙しい(後述)し、日曜日の夜でユーウツだし、明日は明日で大量に『ハンター』の感想を書く。そのため、今日は軽めの記事にする。

このブログでもたまに紹介している「アルファルファモザイク」に『ハンター』のスレが取り上げられた。

HUNTER×HUNTERで回収して欲しい伏線:アルファルファモザイク

こんなに伏線を張っていたのか、と驚いた。たぶん、中には伏線と言うよりも「ノリ」や「空気」で描いたモノも多いと思うが──(旅団とビデオテープとか)。

もっと面白いことがある。上は 2008 年 9 月のスレだが、似たようなスレが 2008 年 6 月にあった。

冨樫の為にみんなでハンターの回収出来てない伏線あげてこうぜww カナ速

そしてこちらは 2008 年 3 月のスレをまとめた記事だ。

カゼタカ2ブログch : ハンターハンターがまだ回収してない伏線を書くスレ – livedoor Blog(ブログ)

今年に入ってから、少なくとも 3 つも同じようなスレがある。おそらく、ほかにも類似のスレは多いだろう。

──おまいら、どんだけ『HUNTER×HUNTER』が好きなんだよ wwwww

ちなみに、ハンターの世界に飛影がいるのは常識だ。知らない人はモグリである。

冨樫☆世界:ハンターハンター世界で飛影を捜索せよ!

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バクマン。 #10-3 「不安と期待」 キモい石沢とモテるシュージン

『バクマン。』 10 ページ 「不安と期待」 (週刊少年ジャンプ 2008 年 47 号)

ようやく、今回の感想を書き終わった。ジャンプマンガの感想を 3 回に分けて書くなんて、自分ぐらいだろう。しかも 30 過ぎで、寅年の獅子座・B 型で、名古屋出身の三重県在住で──というと、確実に自分だけのはず。

『バクマン。』と読んで思うのは、人生はどんな転機が待っているか分からない、ということだ。今回の話が、まさにそうだ。サイコーの視点から見れば、悪いことばかり起こっている。しかし、シュージンは良い面しか見ていないのだ。たんに性格の違い──と言えばそれだけだが、二人の姿から学べる物は多い。

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バクマン。 #10-2 「不安と期待」 サイコーの逆恨みと清楚岩瀬

『バクマン。』 10 ページ 「不安と期待」 (週刊少年ジャンプ 2008 年 47 号)

昨日に引き続き、今日も「不安と期待」の感想を書く。今回の感想を書き終わるのは、明日の予定だ。

バクマン。 NO.10「不安と期待」 服部の過大評価と『1 億分の』 : 亜細亜ノ蛾

起承転結」は物語の組み立て方の説明によく使われる。しかし、マンガの場合は 1 話の中で「転転転転」くらいの展開が欲しい。肉を食って回復してドン! ばかりを見せられても困る。

今回の『バクマン。』も急展開の連続だが、不思議と初めから同じような流れを感じた。──悪い流れを。

少年マンガ──とくにジャンプでは、さっぱりとした性格の主人公が多い。その中で、サイコーはけっこう後ろ向きでイヤミな性格だったりする。今回、そのサイコーのダークサイドが久しぶりに出てきた。そのせいで、シュージンの性格の良さが際立っている。

人との出会いが人生を変える。それはマンガでも現実でも同じ。サイコーがシュージンと出会っていなかったら──想像すると、恐ろしい。──そんな運命の出会い、アナタにもありましたか?(と無責任に他人の思い出へ丸投げ)

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