『バトル・ロワイアル II 鎮魂歌』
『バトロア II』の小説版を読みました。
小説版の方は映画版のノベライズで、戦闘の部分は基本的に同じ内容です(ラストが異なる)。
注目なのは、「ワイルド・セブン」結成のエピソードや、「桜井 サキ」がワイルド・セブンの一員になったエピソード。その他、映画の疑問点を説明している部分や(あっという間に退場する)各 生徒の背景などが描かれています。
──小説としては、薄すぎず厚すぎずな内容量なので、ぜひとも映画でもこれくらいの内容を盛り込んで欲しかった……。
好きな漫画の感想、便利なアプリ・おすすめ商品の紹介
『バトロア II』の小説版を読みました。
小説版の方は映画版のノベライズで、戦闘の部分は基本的に同じ内容です(ラストが異なる)。
注目なのは、「ワイルド・セブン」結成のエピソードや、「桜井 サキ」がワイルド・セブンの一員になったエピソード。その他、映画の疑問点を説明している部分や(あっという間に退場する)各 生徒の背景などが描かれています。
──小説としては、薄すぎず厚すぎずな内容量なので、ぜひとも映画でもこれくらいの内容を盛り込んで欲しかった……。
じつは、綾辻さんの小説は初めて読みました。──という、イマドキのミステリィ・ファンを名乗るのが恥ずかしい、asiamoth です。
『時計館の殺人』は、『館』シリーズの 5 作目です。超が付くほど有名なシリーズで、さすがに名前だけは知っていました。
ref.: 綾辻行人 – Wikipedia
読んでみると、──これは面白い! 古典ミステリィへの愛が ふんだんに感じられる作品ですね。たぶん、元にされたのは海外のミステリィだと思いますが、劇中に時計台が出てくるので、『女王蜂』(石坂 浩二 版)を思わせますね。
本が分厚いところやペダンチック(衒学的)なところ、探偵役が犯人当てをする お馴染みのシーンで饒舌になるところ──などは、京極夏彦さんを彷彿とさせますね(こう言うと失礼か)。初めて『姑獲鳥の夏』を初めて読んだ頃を思い出しました。
有名な建築家・中村 青司(なかむら せいじ)の設計による、「時計館」。館主と その娘を含め、この館の関係者が何人も死んでいるという──。
出版社に勤める 江南 孝明(かわみなみ たかあき)は、雑誌取材のため、霊能者や大学の超常現象研究会の面々と この館を訪れる。「時計館に少女の亡霊が出る」という噂の、真相解明のためだ。
三日間、館内に閉じこもった一行に、様々な怪奇現象が襲いかかり、やがて死者が出る──。
一方、江南と三年ぶりに再開した 島田 潔(しまだ きよし)も また、時計館に向かっていた。珍しい時計を一目見ることが目的だった彼は、やがて事件に巻き込まれる。
はたして、江南と島田は、無事に この館から出ることができるのか? 殺人犯の正体は? そして、この館が建てられた、本当の目的とは?
(今回はキモさと帆掛さんへの愛情 5 割り増しでお送りします。ご了承・オア・ダイ)
現在、大絶賛発売中の『今日の早川さん』──
──といえば、「本が大好き! いっしょに読めばもっと楽しい! 」というキャッチコピーと、ハヤカワ・オンラインでも「たちまち重版決定!」と大プッシュ中であることが超有名で、価格も内容に比べればタダ同然で全国民が手に取りやすいというかみんな持っていて当たり前というかえーマジ未読 !? キモーイ 未読が許されるのは受精卵までだよねーキャハハハハハハ、というのは若干言い過ぎにしても、素晴らしい一冊です
(訳: みんな、読んでね☆)。
それはそれとして。
COCO さんのブログ経由で、「今日の早川さん」たちの胸元、という DWEI さんの記事を知りました。
How to disassemble an atomic code: 「今日の早川さん」たちの胸元
Via: coco’s bloblog – めも
村上春樹氏の作品は大好きで、『海辺のカフカ』を積ん読(つんどく)にしています(ようするに、読んでいない)。『~カフカ』は、つまらない小説を 3 冊くらい読んでしまったときの口直し用」に取ってある、と書いてから半年が経ちましたが、まだ「外れ」をあまり引かないのでキープしてあります。
ただ、ここのところハルキ力(りょく)が衰えてきたので、補給のために『アフターダーク』を読みました(風邪気味で何言っているか自分でもわかっていないので、勘弁してください)。
これは、(いつものように)妙に礼儀正しい主人公の「僕」と、「デニーズ」の店内で出会った女の子との一夜を描いた作品です。
──と、あらすじを書いたところで面白そうに見えないし、実際にものすごい大事件が起こるわけでもありません。ちょっと不思議な記述の部分がありますが、たんなる錯覚や幻覚かもしれない。ましてや、この一冊から何かを学ぶ、という類の本でもないでしょう(拾えるところは多いです)。
「雰囲気」とか「空気」を味わう。そういう作品ですね。
ミステリィ好きとしては、最後にミステリィらしいオチや謎解きが欲しくなるような展開ですが、それは春樹作品には似合わないですね。
たった一晩の出来事だし、読むのに半日もかからない。でも「なんとなく、いいな」が残る。そういう作品でした。
ホーギーが探偵役(?)として活躍する、デイヴィッド・ハンドラーの人気シリーズです。
元スター作家、現ゴーストライタのホーギーの元に、若き天才作家・ノイエスの伝記を書く依頼が入ります。
愛犬・ルルと共にノイエスに会い、彼に昔の自分の姿を見るホーギー。さっそく執筆のための取材を始めます。しかし、取材中止の脅迫を何者からか受け、ホーギーの元妻・メリリーまで危険にさらされます。
──はたして脅迫者の正体は? その狙いは? 天才作家の過去に何があったのか?
また、ホーギーにいい感じの女性が現れ、メリリーとの仲が危うくなったり、警部補・ヴェリー(出るたびに格好が違う人)が初登場したり、盛りだくさんの内容です。
by G-Tools , 2007/09/30
「七瀬三部作」と呼ばれる三作品の一作目です。自分は、何も知らずに『エディプスの恋人』から先に読んでしまいましたが……。
しかし、文体といい雰囲気といい、まったく両者は異なります。──そもそも、筒井康隆作品って、どの作品も似ていないのが凄いですよね。
『家族八景』は、筒井康隆版の『家政婦は見た!』みたいな話(違う)。主人公の火田七瀬(ひだ ななせ)が八軒の家庭に住み込み家政婦として働きに行くのですが、
「家政婦はテレパス(他人の心を読む能力者)」
というワン・アイデアを思いついただけで凄い。
──いや、いまならいくらでも類似作品を見付けることができますが、この作品が初めて刊行されたのは昭和 47 年ですからね。
八つの家庭は、それぞれ「一見普通」。しかし、そこにテレパスの七瀬が入り込むことによって、図らずも微妙にゆがんだ人間模様が浮かび上がる。次第に壊れていく「普通の(幸せな)家庭」──。
初めのほうでは、七瀬は「十八歳の女の子」なのに、あんまり積極的に口説きに来る男がいない──つまり、「それなりのルックス」でした。しかし、段々と女性らしい容姿になっていく七瀬が、身の危険を感じるようになったり、自分から積極的に家庭を壊そうと目論んだり、最後までドキドキしながら読みました。
山口雅也氏といえば、1989年に『生ける屍の死』で作家デビュー
というのが定説ですが、じつはそれ以前に長編を発表していました。それが、今回紹介する『13人目の探偵士』のゲームブック版です。
ゲームブック版の『13人目の探偵士』は 1987 年に発表され、当時中学生の asiamoth 少年は──あんまりよくわからないままクリアした記憶があります。デビュー作だけあって、とにかく凝りに凝った構造のミステリィで、トリックもオチも世界観も入魂の一作だったんですね(厨房には早い、ということ)。
本人によると、このゲームブックがあったからこそ、『生ける屍の死』を書く機会ができたそうです(本書の p.397 を参照)。
以前紹介した、『ミステリーズ』や『マニアックス』とは全然方向性が違い、コミカルな楽しいミステリィでした。
ゲームブックの要素まで盛り込んでいたり、かなりの意欲作ですよ。さらに、後に続く『キッド・ピストルズ』シリーズの第一作(番外編?)でもあり、ファンなら読んでおくべし! ですね。
やっっっと、『今日の早川さん』がウチにやってきました!(Amazon は好きだけど、こういう大事な本を予約するのはやめようかな……)
家に『今日の早川さん』がある、というのは、それだけで幸せです。
改めて、『今日の早川さん』を、そして帆掛さんを生み出してくれた、著者の coco さんに感謝します!
そして── 23 ページの帆掛さんを見て、100 回死にました(みんなも見れ)。というか、ちょっと ////
──あなたが神か。
衝撃の帆掛さんを見て、脳が思考停止しているので見落としがあるかもしれませんが──。
くまなく全ページをチェックしましたが、帆掛さんの「アレ」が載っていない!
アレとは──まずは「右目」。
帆掛さんの右目と言えば、見た者は寿命が十年縮むとか、強制的に帆掛さんファンクラブに入会させられるとか、見ると三日間は帆掛さんの本名(名の方)を忘れてしまうとか、様々な噂がまことしやかに語られたり、はないですが、とにかくレア。
それに、あのアリスの衣装がないじゃないか! 某「適当なブロガ」の人生を狂わせた──もとい、正しい道に修正させた、あのアリス服が!
これは──「にわかファンには見せてあげない」という、昔からのファンに対する coco さんの配慮だろうか(違うと思う)。
──いや、わかった! これは──『今日の早川さん 2』で載るに違いない…… !!
巻末に書き下ろしマンガがあるのですが、これがまた衝撃的な内容──。いったい、何がどうなって、こうなったのか(詳しく書けない!)──。その心境は、今後 Web 上で語られるのか否か──。
しかし、もしも答えがあるとするならば、
「愛ってことさ」
しかないのでしょう──(というか、○○するのに他に理由があるだろうか)。
おっと! 自分としたことがこれを告知していないなんて……。
amazonでも予約開始です。
ということで、みなさんもさっそく予約しましょう!
糸井重里さんの考え方をインストールしよう、と思いながら『インターネット的』を読みました。
前に紹介した、『ほぼ日刊イトイ新聞』の姉妹書のような一冊です。
『ほぼ日刊イトイ新聞の本』 ネット社会の必読書 : 亜細亜ノ蛾
本書はタイトル通り、インターネット的とはなにか? がテーマになっています。
インターネット自体よりも、それがもたらす”インターネット的であること”に、より可能性を感じています。
『インターネット的』 p.10
──そう語る糸井さんは、インターネットの特徴を「リンク」「シェア」「フラット」と定義しています。
そして、それらインターネット的なものは、むしろ「インターネットの外」にあるのではないか、──と。
2001 年に発行された本ですが、いま読んでもためになる一冊です。