『バクマン。』 40 ページ 「海と浮き沈み」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 28 号)
今週号の『バクマン。』は表紙がセンターカラーだった。亜豆が(おそらく)声優の仕事をしているイラストだ。
最近になってカメラに興味を持ちだした人間からすると、この表紙のイラストは面白い。
写真的に見ると、亜豆にしっかりとピントが合って、背景がぼけている。そして、必要以上に顔が明るい。
これは、典型的な女性の肖像写真(ポートレイト)の撮り方(描き方)だ。
女の子がプリクラを撮る場合でも、照明アゲアゲ(上向き矢印)で撮る。顔の「写って欲しくないもの(シミ・しわ)」を光で飛ばしてしまうためだ。
イヤな考え方だが、けっきょく事務所が「亜豆をアイドル的に売るために」撮影した写真──と見えた。
余談だが、本当に写真でアイドル・声優をプロが撮る場合は、マイクにはピントを合わせないはずだ。もっと、ボケている。このあたりは、小畑さんの「絵を描く人間としてのプライド」を感じた。
(さらに余計なことを書く。右上のキャプションには「連載間近で直面する彼女の予期せぬ挫折
」と書いてあるが、意味不明である。『疑探偵 TRAP』の連載はもう始まっているし、「彼女の連載」ってなんだ? 亜豆もマンガ家を志望しているのだろうか)


















