comic一覧

HUNTER×HUNTER #328 「手配」 その一針が動かす証拠

HUNTER×HUNTER No.328 「手配」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 02 号)

Ladies Pincushions.
(役に立つから──最期まで大事に使おう)

読み終わった瞬間に次回が待ち遠しい! ──毎週そう思っていますが、今回は とくに強く思いました。なにしろ、次から次へと話が つながっていく。

ただ、「グリードアイランド編」も「キメラアント編」も ちゃんと話を畳んでくれているので、その点は安心して読めますね。できればカナリアとアマネの未来についても、キッチリと描いて欲しい!

それ以前の話──クラピカやネオンたちも、ちゃんと結末を見せてくれるのかな……。

2011-12-16T13:03:15+09:00 追記

とんでもない事実に気がついてしまいました……。今回 初めて登場した念能力は、下の画像が元ネタかもしれません! また冨樫先生がアンチに非難されちゃう!!!?

ボケて(bokete): (タイトルは伏せました☆)

(いろいろと本文も加筆・修正しました)

続きを読む


バクマン。 #158-4 「間延びと一気」 決着と傑作

『バクマン。』 158 ページ 「間延びと一気」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 01 号)

PLZ! Spare Me! ...I Surrender!
(最初から──決着は ついていたのか)

自分が青春時代を送った 80 年代は、何かと過剰な装飾が流行していました。その時代の女性を見れば一目で分かる。太い眉の女の子が多かったなぁ……。

なにしろハイファッションの最先端を行く雑誌のひとつとされる天下の「ELLE」が、下のようなタイトルの記事を公開するくらいですからね!

【ELLE】痛~い80年代ファッションを全部見せ!|エル・オンライン

90 年代からはミニマリズムが流行し、装いも考えもシンプル思考になってきました。00 年代には さらに加速して、長らく不況も影響し、物を欲しがらない若者が増えたのは ご存じのとおりです。

──こういう無駄で浅い説明のような余計なものは、『REVERSI』には一切 入れないらしい。もちろん、戦闘中に自分の能力についてベラベラと語るような人物も出てこないでしょうね!

続きを読む


バクマン。 #158-3 「間延びと一気」 寿命とラジオ

『バクマン。』 158 ページ 「間延びと一気」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 01 号)

Radio Daze
(たとえ寿命で壊れかけても──思い出は消えない)

シュージンが挙げている「看板作品」のなかで、きちんとした戦いを描けているマンガは、『ドラゴンボール』と『スラムダンク』だけです。

そのほかの作品(の序盤以降)は、ほぼ「第 1 回チキチキ 格好いい必殺技の名前を考えて叫びまショー」になっている。「技名さけぶ」→「ドン!!!!」ばかりです。

いったい、いつから「バトルを描かないバトル・マンガ」が定番になったのだろう──。

今週号の『HUNTER×HUNTER』では、迫力のあるバトルが描かれました。しかし、じつは基本技の応用を駆使しているだけで、派手な「必殺技合戦」ではない。それでいて極端な描写の省略もしていません。素晴らしい!

HUNTER×HUNTER #327 「謎々」 こびりつく愛がネック | 亜細亜ノ蛾

亜城木夢叶の『REVERSI』は、王道のバトルを描いている。肝心の戦う場面は、どのような描き方なのでしょうかね。新妻エイジの『ZOMBIE☆GUN』のように、ネームを読んで身震いが出るような戦闘シーンなら良いけれど──。

続きを読む


バクマン。 #158-2 「間延びと一気」 ハシと引きのばし

『バクマン。』 158 ページ 「間延びと一気」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 01 号)

Chopsticks
(この世には──箸を 13km 伸ばす者もいる?)

エッセイ・『村上朝日堂』によると、村上春樹さんは自宅でも気を抜かず、キチンとした身なりをしているそうです。

ジョギングから帰ってきたら、家の前で汗を拭く。朝は必ずヒゲを剃る。食事がおいしかったら「ごちそうさま」という──。

そうした生活していくなかでの緊張感は自分で作るもんだと思うんです──と村上春樹さんは語る。さすが、世界のハルキ!

高木家のマナーに関しては、キチンと叱ってくれるカヤがいるから大丈夫ですね。自宅での服装についても、カヤ自身は気を遣っている。

昔はイマドキの女子高生らしく「軽そう」に見えたカヤは、じつは しっかり者でした。つき合ってみて・結婚してみて、初めて良さが分かるタイプの女性ですね。理想的な相手です。

サイコーが未来のパートナに選んだ亜豆美保も、良い奥さまになる──と良いのですが……。

続きを読む


HUNTER×HUNTER #327 「謎々」 こびりつく愛がネック

HUNTER×HUNTER No.327 「謎々」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 01 号)

2008.11.26 - 1967
(きっちり 22 枚──首をそろえて お返しする)

みなさま、新年明けまして おめでとうございます!

──という小ボケは置いておいて、新年 01 号も「ジャンプ」は面白い! そして『H×H』も すごかった! 久しぶりの戦闘シーンが描かれ、緊張感が誌面から伝わってきます。

バトル・シーンが描かれたのは、ネテロと王・ゴンとピトーとの戦い以来でした。どの戦いも、悲しい終わり方をしている。今回も同様に……。

少年誌におけるバトル・マンガの常識・「最後に主役がスカッと勝つ!」は、『H×H』には通用しない。

続きを読む


『ヒミズ』に出てくる「化け物」の正体! 幻覚ではなく特定の個人説

『ヒミズ』 古谷 実・著

the beach through my sunglasses
(陽の当たる世界は──色眼鏡がないと厳しい)

まさかの映画化にビックリした『ヒミズ』は、来年の公開を目前にした注目作です。

映画『ヒミズ』公式サイト 2012年1月14日(土)新宿バルト9、シネクイント他全国ロードショー
映画『ヒミズ』公式サイト 2012年1月14日(土)新宿バルト9、シネクイント他全国ロードショー

ただ、「若者たちの青春を描いた感動作!」などという紹介の され方を見て、かなり不安になりました。そんな作品だったっけ……?

シナリオ変更の記事を見て、期待が回復しました。最近よく見る「マンガ原作→実写映画化!→大失敗☆(てへぺろ」に続かないことを祈ります。

映画/園子温監督、震災後に『ヒミズ』シナリオ変更し被災地で撮影していたことを明かす – cinemacafe.net

「化け物」は概念なのか?

さて、本題に入りましょう。

『ヒミズ』の主人公・住田には、ときどき「化け物」を見るという悩みがある。この「化け物」の正体をウェブ上で検索すると、「人間の悪意や絶望を概念化したモノ」といった解説が見つかります。

たしかに、希望を失うような場面で、住田が「化け物」を見ることが多い。精神を病んだ末に見る幻想でしょうか?

しかし、あれは概念や幻覚ではありませんある登場人物が「化け物」の正体です。つまりは、下の人物表の中に「化け物」がいる……!

  • 夜野正造
  • 赤田健一
  • 小野田きいち
  • 茶沢景子
  • 飯島テル彦
  • 野上ヨシヒサ
  • 内田
  • 塚本とし夫

では、だれが「化け物」なのかと言うと──。

続きを読む


バクマン。 #157-4 「敵キャラと入れ替え」 基本と欠点

『バクマン。』 157 ページ 「敵キャラと入れ替え」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 51 号)

Oh, nooooooooooo !!!
(基本の初期設定から──欠点がある窓)

ウケが 悪ければ 敵をかえることは、バトルマンガの 基本には違いないでしょう。しかし、それが過剰なキャラ数の原因になっている。

マンガを読んでいて、キャラを「生かしていない」と感じることが、あまりにも多すぎます。数だけ出して、魂を入れていない。「ウケるキャラが出るまで描き続ければいいさ──」という作者の声が聞こえてくるようです。

コンとか拳西とか──ね。

ブリーチの作者が完全にコンを忘れている件について : デジタルニューススレッド

続きを読む


バクマン。 #157-3 「敵キャラと入れ替え」 対立設定とインタビュー

『バクマン。』 157 ページ 「敵キャラと入れ替え」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 51 号)

TOM & JERRY_sRGB_500h
(対立する 2 人に──インタビューしたい)

自分が どうも『REVERSI』を好きになれない理由は、サイコーもシュージンも「なんとなく思いついた」印象が強いからです。

しかし、作品には描かれていないだけで、『REVERSI』に たどり着くまでの複雑な過程があった──のかもしれません。シュージンも多くの作品を参考に勉強したはず。

それに、ふとした きっかけで思いついた発想から、歴史に残るような名作が生まれたこともあるでしょう。

DEATH NOTE』も、「あー イヤな編集者の名前を書いたら■せるノートがあったらいいのになー」という大場つぐみ先生の具体的すぎる願望から生まれた──のだったりして。

続きを読む


バクマン。 #157-2 「敵キャラと入れ替え」 凄いレベルと おかげ様

『バクマン。』 157 ページ 「敵キャラと入れ替え」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 51 号)

おかげ横丁の巨大猫
(感謝の気持ちが──福を招く)

よく見ると、サイコーもシュージンも、『PCP』のロゴが入ったシャツを着ています。大人気の作品だけに、グッズも多く作られているのでしょう。

──つい先ほど自分はシャツに気がついたけれど、いままで毎回のように『PCP』グッズが出ていたりして。ほかにはマグカップくらいしか知りません。マコトが使っているメガネやストラップも、すでに商品化していそうですね。

最近の展開は『REVERSI』が中心になっています。今後は、グッズだけで『PCP』の存在を知るようになりそう。さみしいな──、中学生の安之城舞が見られなくて(キモッ)。

続きを読む


バクマン。 #157-1 「敵キャラと入れ替え」 指導と肉親

『バクマン。』 157 ページ 「敵キャラと入れ替え」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 51 号)

好兄弟
(血は水よりも濃い──あまり似ていなくても)

冗談抜きの地獄絵図が描かれていた前回は、どうなることかと思いました。ただちに健康に影響が出ていそうな絵柄が続き、ほんのちょっと(琵琶湖 3 杯分くらい)引いてしまう。

その生き地獄の「オチ」から今回は始まっていて、まあまあ明るいムードに救われたのですが──、違う意味でドン引きでした。『バクマン。』史上で最大の ひどい展開です。

たとえるなら、『CROW』が連続 1 位をキープしたまま終了するか──という時に、うっかり平丸一也が 1 位を奪ってしまう感じ。あるいは、ヤムチャがセルを倒してしまう──みたいな。

その「台なし感」を塗り替えるような熱い展開が後半に描かれていて、なんとか救われました。今回も おもしろいぞ!

続きを読む