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本が好き

自分が漠然と「ひょっとしたら本を読むのが好きかも知れない」と思ったのが二十歳すぎ。何かを受信していきなり京極夏彦さんに手を出して(BL てきな意味ではなく)ハマって以来、「趣味」のひとつに「読書」を挙げることが多くなりました。

今回は、その「漠然と好きな読書」を、使える読書に変える手がかりが書かれた一冊を紹介します。

使える読書

『使える読書』の冒頭には、本書の「取扱説明書」が 30 ページに渡って書かれています。ズバリ!この 30 ページに、

本をひとつ読んで、考えをひとつ得る、アイデアをひとつ得る、それを何かに応用できる形で自分に刻んでおく

『使える読書』 p.9

というのをどうやって実践するか、その方法が詰まっています。思わず「声に出して読みたい一文」を摘出するように読む、というのを意識するだけでも、読書に対する姿勢が変わってきます。

この中には「本一冊を 30 分で読んで 3 分で話す」という状況が提示してあります。本書は、「使える読書」の方法については 30 ページでまとめられているので、30 分で読むことが簡単にできるように作られているわけです。

書評が面白い

では残りのページはなんなのかというと、斎藤孝さんが読んだ本の書評になっています。まさに「使える読書」の実践編なのですが、これが、とんでもなく面白い!

ブログで見る書評のほとんどが「あらすじを書いただけ」なのに対し、本書では「その本からなにを得たか?」を中心に書かれています。本を読んで、自分の実体験を思い出したり、健康法を実施したり──。

そう、本を一冊読んでなにも得られるものがなかったら、その本を読むだけの意味がないわけです。これから書評を書くときは、自分がその本からなにを掴んだのかに重点を置いて書くことにします。

シビレた一文

この、「取扱説明書」からは引用したい至言が毎ページ毎ページ出てくるのですが、中でもシビレたのがコレ。

たとえば、僕はゲーテはニーチェについて本に書きますが、ゲーテにびびっていたら、ひれ伏しているようなものしか書けなくなっちゃう。

『使える読書』 p.17

これは深い。ゲーテやニーチェに敬意を払いつつも、彼らからエッセンスをいただくときは、骨までしゃぶる気で使い倒す!その時の注意点も書いてあって、これがまた親切で解りやすい。

ブログについて

そして、ブログについても語っています。

ブログの巧拙のカギはやはりスタイルにあります。「自らを制限する技術が最も重要である」とはゲーテの言葉ですが(……)、なにに食い込むのかをクリアにしないと、「読み物」にはならないことがよくわかります。

『使える読書』 p.28

ブログは好き勝手書けることが魅力ですが、自分のスタイルがないと長続きしません。「スタイルを決めないのが、マイ・スタイル」とカッコつけるのは、よっぽどの個性がないと難しいです。じゃあ、自分・asiamoth のスタイルはなんなのか、というと──

──おっと、そろそろ「字数制限」に引っ掛かったので、この辺で。

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