『インターメディオ』 お色気コメディ?(T2 から 14 年)

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『インターメディオ』

Yahoo!映画 – インターメディオ

『インターメディオ』は、お色気色の強い、コメディ作品です(※ 1)。

いやぁ、久しぶりに腹を抱えて笑える映画で、全編・全シーンが笑えました。もう、すべての演出が笑いに結びついていて(※ 1)、役者も本気で笑わせに来る(※ 1)ので、たいへん面白かったです。

後半からお色気シーンが多くなり、目の保養もできる、というのもポイント高いです。

Edward Furlong
by. lo9006(文章と写真は無関係です)

……すいまセーン……ボク ウソついてまーした……(※ 1 は全部ウソ)。

本当は、本作はホラー映画なんですが……これをホラー映画と呼ぶには、「ホラー映画に対して失礼な気がする(by. 弥子)」というくらい、[これはひどい]。

久々に引いた「外れ」映画でしたね。しかし、ある意味笑える、ある意味面白い映画ではあります。

まぁ、パーティの場でみんなでピザ食いながら Wii Sports でもやってる部屋の片隅でひっそりと BGV 替わりに流して突っ込みながら見る、という(かなり限定された)状況で見るのにどうぞ。

photo

インターメディオ
エドワード・ファーロング セリーナ・ヴィンセント アンドリュー・ロウアー
ジェネオン エンタテインメント 2007-02-23
楽天ブックス: インターメディオ

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by G-Tools , 2007/10/15

とにかくひどい

もう、すべてのシーンが笑えるくらい、ひどい。意味もなく唐突に、怖がらせるための映像が挿入されたり、役者がしゃべっているのに全然違うところを映していたり──。

ホラーにとっては肝心の恐怖シーン、スプラッタシーンも「それなんて 70 年代?(もっと古いかも)」という──。途中で出てくる死体安置所に多数のバラバラ屍体が出てくるけど、あんまり怖く見えないし、なにより主人公とヒロインも怖がってない(なんだったら大量の屍体が転がっている部屋で休息している)。

映画としてみても、役者の演技が「それなんて学芸会?」みたいな──。

とくに、主人公が「OK ! OK !みんな落ち着けよ!」と 256 回くらい同じセリフを連呼していたり──。

そもそも、ほとんど全編にわたって舞台になる地下道が、これまた何の変哲もない地下道なので、怖くも何ともない。なんというか、「ちゃんとライトアップされた地下道」なんですよ。もうちょっと、怖がらせる照明にすればいいのに。

Edward Furlong before he became a total junkie
by. Alexander Kalyani(しつこいようだが、本文と無関係)

お色気だけ?

ということで、後半はヒロインのお色気だけが頼り(?)。

なぜか、後半になるにつれて、段々とヒロインの T シャツ丈が短くなるので、なんというか、見えたり見えなかったり。ジーンズもローライズなので、T なんとかが見えたり見えなかったり(本当は丸見え)。

本当の恐怖

ということで、怖くも何ともない本編でしたが──。

じつは、この映画には、一番の恐怖が隠されているのです。それは──。

Edward Furlong from T2
by. giligula(2006 年の彼)

おわかりいただけただろうか?

本当に恐い──時の経つのは……。

エドワード・ファーロング – Wikipedia