『インターメディオ』
『インターメディオ』は、お色気色の強い、コメディ作品です(※ 1)。
いやぁ、久しぶりに腹を抱えて笑える映画で、全編・全シーンが笑えました。もう、すべての演出が笑いに結びついていて(※ 1)、役者も本気で笑わせに来る(※ 1)ので、たいへん面白かったです。
後半からお色気シーンが多くなり、目の保養もできる、というのもポイント高いです。
by. lo9006(文章と写真は無関係です)
……すいまセーン……ボク ウソついてまーした……(※ 1 は全部ウソ)。
本当は、本作はホラー映画なんですが……これをホラー映画と呼ぶには、「ホラー映画に対して失礼な気がする(by. 弥子)」というくらい、[これはひどい]。
久々に引いた「外れ」映画でしたね。しかし、ある意味笑える、ある意味面白い映画ではあります。
まぁ、パーティの場でみんなでピザ食いながら Wii Sports でもやってる部屋の片隅でひっそりと BGV 替わりに流して突っ込みながら見る、という(かなり限定された)状況で見るのにどうぞ。

- インターメディオ
- エドワード・ファーロング セリーナ・ヴィンセント アンドリュー・ロウアー
- ジェネオン エンタテインメント 2007-02-23
- 楽天ブックス: インターメディオ
by G-Tools , 2007/10/15
とにかくひどい
もう、すべてのシーンが笑えるくらい、ひどい。意味もなく唐突に、怖がらせるための映像が挿入されたり、役者がしゃべっているのに全然違うところを映していたり──。
ホラーにとっては肝心の恐怖シーン、スプラッタシーンも「それなんて 70 年代?(もっと古いかも)」という──。途中で出てくる死体安置所に多数のバラバラ屍体が出てくるけど、あんまり怖く見えないし、なにより主人公とヒロインも怖がってない(なんだったら大量の屍体が転がっている部屋で休息している)。
映画としてみても、役者の演技が「それなんて学芸会?」みたいな──。
とくに、主人公が「OK ! OK !みんな落ち着けよ!」と 256 回くらい同じセリフを連呼していたり──。
そもそも、ほとんど全編にわたって舞台になる地下道が、これまた何の変哲もない地下道なので、怖くも何ともない。なんというか、「ちゃんとライトアップされた地下道」なんですよ。もうちょっと、怖がらせる照明にすればいいのに。
by. Alexander Kalyani(しつこいようだが、本文と無関係)
お色気だけ?
ということで、後半はヒロインのお色気だけが頼り(?)。
なぜか、後半になるにつれて、段々とヒロインの T シャツ丈が短くなるので、なんというか、見えたり見えなかったり。ジーンズもローライズなので、T なんとかが見えたり見えなかったり(本当は丸見え)。
本当の恐怖
ということで、怖くも何ともない本編でしたが──。
じつは、この映画には、一番の恐怖が隠されているのです。それは──。
by. giligula(2006 年の彼)
おわかりいただけただろうか?
本当に恐い──時の経つのは……。