『フレディ VS ジェイソン(Freddy Vs. Jason)』
いわゆる「スタローンとジャン・クロード・バンダムはどっちが強い?」(by. プッチ神父 @『ストーンオーシャン』)な映画です。
ref.: ストーンオーシャン – Wikipedia
「子供が遊びで話す」ようなことを、大の大人が寄って集(たか)って、「こんなん出ましたけど」的に作り上げた本作品は──抜群に面白かったです。
フレディとジェイソン、両方のクリーチャーのファンに向けた映画で、ホラーというよりもエンタテインメントとして楽しむのが正解ですね。
基本的に、観客をイラっとさせるような「おバカさんから殺される」親切設定(?)。──なのですが、そこはそれ、ホラー映画界の大物が二人も出ているので、「え、この人も殺されるの !?」というビックリ展開が面白いです。
始めから終わりまで、じつにホラー映画らしい作りで、テンポも良く、最後まで飽きさせない映画です。よっぽどホラーが苦手とか、「フレディ? ジェイソン? ──誰?」な人以外は、見ても損はしないはずです。
また、この映画のタイトルを聞いて、真っ先に思い出すのが『エイリアンVSプレデター(Alien vs. Predator)』。なんと、『エイリアン 5』と『エイリアンVSプレデター』の続編が出るそうで、こちらも楽しみです。
- フレディ VS ジェイソン
- ロバート・イングランド ケン・カージンガー モニカ・キーナ
- アミューズソフトエンタテインメント 2004-03-26
- 楽天ブックス: フレディvsジェイソン
by G-Tools , 2007/11/07
ヒロインについて
──と、ほめた直後にいきなり苦言を書きますが……。
えっと、たとえばマンガって、ほとんどがヒロインは一番可愛い女の子、じゃないですかぁ(急になれなれしく)。それが王道というか、「そうじゃない人」を中心にされても、ちょっと困るというか。
──つまり、そういうこと。
本作品のヒロイン役の人は、悲鳴をあげる顔が愛らしいお人形さんみたいで、ちょっと……(言っちゃった)。アメリカではイケてるお顔、なのでしょうか?
始めのほうに、ほとんど唯一のお色気要員として、主人公の友達のシャワー・シーンがあって、ここが短いながらも見どころなんですよ!(力説) なんというバディ──!
ということで、この、主人公の友達をヒロインにして欲しかった……。無意味に切られて、服がはだけたりとか……(それジャンル違う)。
ケリー・ローランド
なんというか、人間側はマイナ(minor)なキャスト(失礼)の中、(元)デスチャのケリー・ローランドが出てる! え、なんで? と言いたくなるくらい、場違い感たっぷりです(黒歴史っぽいなー)
そしてそのケリーは、とにかく扱いが酷いです。なんと、ジェイソンと●●させられそうになったりして、ファンは怒っていいと思う。
さらに、歌手として TV に映っている時にはあんなにキレイなのに、本作品では「たんなるケバいおねーちゃん」みたいなメイク(しかも後半はメイクがドロドロ)になっているのが残念。
しかも最後に──。
ジェイソンは空気読めない子
本作品で一番面白かったのが、ジェイソンが KY(空気読めない) ところ。
ストーリィが進むと、
「フレディは根っからの悪人」「ジェイソンは可愛そうな子供(だった)」
という流れになります(フレディって、子供がいる親御さんたちから見ると、嫌悪の対象ですよね……)。
そこで、人間側の主人公たちが「フレディを倒すために、ジェイソンの力に頼ろう」という展開になり、「フレディ・クルーガー対ジェイソン・ボーヒーズ」という状況に持っていくわけですね。
ここまで来たらもう、「ジェイソンが人間の味方になって大活躍」、となってもいいような雰囲気。しかし──……
ジェイソンは、やっぱりジェイソンだった。
ストーリィの流れとか雰囲気とか、「そんなの関係ねぇ」とばかりに、「触るものみな傷つけた」ジェイソン。ばっさばっさ斬り殺される人間たち。く、空気嫁よ……。
しかしまぁ、ここでジェイソンが「みんなの仲間」になったら、ダメダメでしょうね。そういう意味では、うん、アリかな(友達たちには、合掌)。
そんなわけで、フレディもジェイソンもやりたい放題の中、最後はホラー映画らしく締め、めでたしめでたs ──なわけはなく、残された人間たちは、今後も悪夢に苦しむのでした……。
(まぁ、続編作る気まんまんだよね)